●【植物図鑑】ミツマタ(大輪)

 

2017年2月28日、市川市万葉植物園で咲いていたミツマタ。

 

樹名板はミツマタとなっているが、「中国大輪」とか「大輪ミツマタ」とか言われている、基本のミツマタより花の大きい種類のよう。

 

花の外側の細かい毛が柔らかく光沢があって美しい。

 

 

花はとてもいい香りがします。

春に花が香る木としておなじみのジンチョウゲと同じジンチョウゲ科の低木です。

 

ジンチョウゲは常緑樹だけど、ミツマタは落葉樹。

 

葉が出る前に花が咲きます。

 

ミツマタという名前は、枝が三つに分かれるから。

 

 

和紙の原料となる植物のひとつで、現代の日本のお札にも使われている。

 

 

 

花の塊の後ろに控える、とんがった芽も光る毛におおわれている。