お笑い芸人・鳥居みゆきさんの昔のライブでの思い出 | おもしろサッカーSEO対策!

お笑い芸人・鳥居みゆきさんの昔のライブでの思い出

R-1グランプリに出場でブレイクし、今や誰もが知るお笑い芸人となっている鳥居みゆきさんですが、その昔は私などと同様に、インディーズ系お笑いライブに出演出演されており、何度かご一緒させていただいた事があります。今回はその当時の思い出を書きたいと思います。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
で鳥居みゆきさんを調べたところ、
「2002年にラブ守永とコントユニット『ラモンズスクイット』を結成。1月~7月頃まで活動。」から「2007年春頃、年上の会社員と結婚。」


までの記述がありません。
当時私は「ラモンズスクイット」の存在は知っていましたので、2002年から2003年頃の事だと思います。

鳥居みゆきさんとはいくつかのインディーズ系お笑いライブで競演をしました。そして当時私はお笑い仲間と定期的にお笑いライブを主催し開いていたのですが、そのライブに出演していただいた事もありました。
私はほとんど挨拶程度しかお話はできませんでした。そのライブに鳥居さんの知り合いがいなかった事もあるとは思いますが、楽屋での鳥居さんはなんとなく人を寄せ付けない雰囲気を持っていました。「インディーズ系お笑いライブ」とはいっても、お客さんが毎回10~30人程度の小さなもので、出演者は友達同士、サークルとかのゆるい集まりです。そんな中で鳥居さんはプロ意識を持っていたのだと思います。
それは、照明や音響への指示の細かさ、こだわりからも伺えました。
私などは明転飛び出し(照明がついてから舞台に出る)から普通に話はじめる芸風で、照明や音響にはあまりこだわらなかったのですが、鳥居さんはリハーサルで細かく指示を出されていたのを覚えています。

ネタについてですが、鳥居さんは2008年のR-1グランプリでは、独特のテンションの高いキャラクターでショートコントをしていました。ベタなものとシュールなものを織り交ぜてテンポ良く見せました。内容的にはブラックなものがありながらも、そのハイテンションと容姿で観客を惹きつけました。
昔よくやっていたのは、背中に天使の羽をつけ、漫談のような形で世の中や芸能人に対しての毒のあるぼやきやつっこみを言う、というものでした。(「堕天使」というキャラらしいです)今のようにハイテンションではなく、むしろ逆の、のんびりとした語り口で、かわいらしい感じでありつつも危ない感じで話していました。

今も昔も共通しているのは、「毒」「ブラック」という点です。

容姿が特に注目を集めている状況で、「毒」「ブラック」のネタをやりつづけているのは彼女の「お笑い」の信念なのでしょう。また、キャラとして作っている部分もある一方、自分の素の部分も一部混ざっているのだと思います。

ネタの中にもセンスを感じるものがあり、昔と比べて面白く、奥深くなっています。

「毒」「ブラック」のネタのおかげでTVではできないネタなどもあるとは思いますが、一時的な芸人に終わらずに、さらに成長した芸人になるのではないかと思います。


ガジャヒンの裏?仕事体験!~私のしごと館~-鳥居みゆき仕事

絵/文:白石ニョッキー