「虫歯菌を侮ってはいけない!」

最近ワイドショーなどで特集もあったりして、、

 

誤嚥性肺炎

 

父が肺炎で亡くなるなんて ほんの5年前 全然考えてもいませんでした。

 

肺炎は、治る病気と思っていましたし

誤嚥 という単語も知りませんでしたもんね。。

 

無知 とは おっそろしい、、

 

当時も知らないまま時を過ごしていて、

 

今頃 特集を見聞きしながら

 「あ!あの時のことが、もしかして誤嚥性につながった?」

 と 腑に落ちる今日この頃。

 

主人や自分のことも考えると、さらには若い子どもたちも

 

怖いぜ、虫歯菌 です!!!

 

 

いまだから思うこと

 

外歯瘻の治療が父の認知症を進行してしまった、、

と同時に

 

誤嚥性肺炎を誘発してしまった

 

ということ

 

決して 口腔外科の先生を批判しているのではなくて、、、

 

認知症と診断されてからは

父の基本的生活

、、、、、 歯磨き 入浴 排泄 など 少し目をかけておけばよかったと

後悔しているんです

 

母や義母 には生かしていかなくては とも思います。

 

 

誤嚥性肺炎で入院した頃の父は、足腰は元気でしたので脱走を図り

入院してから数日後見舞いに行くと お風呂上がりで頭にタオルを巻かれ

車いすに座らされ見も知らないおじいさんとふたりで、ナースセンターの受付を任されておりました。

 

本人わからないままですが

 

家族としては、笑い飛ばした後 しみじみ 哀しくなりました。。。。。

 

 

 

 

 

ちゃんと書こう!と 誓ってから あっという間に 半年  も経ってしまいました。。

 

パソコンの前に向かうとき、を 後回し、後回し、、、、にしてきた結果。。

あっという間の時間の経過です。

つい最近 お正月、、でしたのに。。。 いつの間にか梅雨になってる。。。

現状は、父の経過を忘れそうで、

義母の不穏は少し何かが変わりそうだからか、、?

そして母の体力の衰え、、、

に加え
主人も老化が進みつつあり

もちろん 私自身 特に 『目』 に

「歳は取りたくないもんだ笑い泣き」 という思いが強くでてきました。。。。。

 

だって、見えないんです、、、こすっても、瞬きしても。。

でもって 目を開けているのがつらくて。。

これからは 日々緩やかな下り坂でのサバイバル  の予感

 

抵抗しながら 愚痴ったり

父の認知症のこと 完成させますベル

 

お時間あるときお付き合いください。。お願い


認知症カナヘイびっくりと気がつくのにだいぶ時間がかかり、

認知症と気が付いても、夜寝る前には洗面所へ行き歯磨きをしていましたし、お風呂なども母ももちろん私も覗いたこともなく、基本的な生活はできていたと思い込んでいました。


実際、肺炎になって入院するまでは、
毎日朝お布団をあげ押入れにしまい、
夜は自分で整えて寝ていました。
なので、介助などは考えも至らないで日々を過ごしていました。

そんなある日、
「なんか、おじいちゃんのほっぺが腫れて赤い」

と言われ、観察していると、日に日に赤く腫れていくので、バイ菌でも入ったのかと、ホームドクター内科を受診

「ひげのそり跡からのバイキンでしょうから、抗生物質を2週間分出します。」

と、言われました。

母は、そんなに長く薬を飲ましたくなくて、念のため紹介状を書いてもらい、総合病院に行くことにしました。

この新しくできた総合病院にはこの後色々とお世話になり、経験もさせてもらうところでした。
介護の舞台になったところでもあります。

家から裏道で5分という便利さにもとても助かりました。

さて、この時は、紹介状を持って皮膚科を受診。

順番が7番目だったにもかかわらず、3時間も待たさせれました。

認知症の進んだ父を大人しく3時間待たせるのはとても大変ですあんぐりうさぎ

待合室の椅子に座ったと思ったら、帰る
なだめて、座らせる
気を紛らわす話をしている。やれやれと思ったそばから、
用があるから帰る!ショックなうさぎ

の繰り返し

こちらもイライラ頭にきて、やっと呼ばれた時は先生を睨みつけたような記憶があります。

でも、なぜそんなに時間がかかったのか、すぐにわかりました。

新しい病院は、ペンをキーボードに変えてカルテを書き込むということになっていたみたい。

で、まだ、前の患者さんのカルテを右手人差し指一本でキーボードを叩き、図の貼り付けはどうするのかスタッフに聞いているような先生でした。

唖然として、
頼りなく見えた先生でしたが、父の腫れて赤い頬のコブを見るなり、
(先生専用の通路を使って、大勢の看護師さんや先生が見学に寄ってきていました)

あぁ、これは「外歯瘻(がいしろう)」ですね

すぐに口腔外科を予約しますから行ってください

皮膚からばい菌が入ったのと違って、こうやっても単独で動かないでしょ?
歯肉とくっついているからです。

と、診断が早いのと見分ける理由も教えてくれました。

原因は虫歯菌が作った膿が、出口を求め歯肉から管を作って外へ逃げようとしたためのものでした。

治療は抜歯して、膿を出すことです。


こんなに早く診断できるのに指一本でキーボードを叩くす姿のギャップ。

後からわかったことですが、テレビに何度も出ていらっしゃる、高名な先生でした。

そこで、口腔外科へ行くことになりました。

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