ベトナム研修生が義援金  川口の鋳物工場の74人 | アルミ鋳物 製造会社 常務のBLOG

ベトナム研修生が義援金  川口の鋳物工場の74人

こんばんは、心温まるニュースを見つけましたのでご紹介させて頂きます(≡^∇^≡)


川口市の鋳物工場で働くベトナム人の研修生74人が、東日本大震災の被災地支援のためにと、義援金計15万1000円を岡村幸四郎市長に手渡した。15万円はベトナムの平均年収(12万円)を上回る大金。原発事故による放射能の拡散を恐れ、一時帰国する外国人が相次ぐ中、工場で働く同国の研修生は一人も帰国していないという。研修生のとりまとめ役のグェン・バン・ファーさん(36)は「大変な時期だからこそ、日本と会社に恩返しがしたい」と話している。


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 川口の鋳物業界では1983年から各国の研修生を受け入れており、ベトナムからは現在、74人が21社で技術を磨いている。報酬は県の最低賃金の時給750円。残業代を含めて手取りは10万~13万円ほどで、多くの研修生は家族に仕送りをしている。

 震災後、川口の鋳物工場では原料の仕入れが滞ったり、計画停電で稼働率が大幅に低下したりと大打撃を受けた。こうした中、他国の研修生68人のうち7人はすでに帰国、さらに20人以上が早期の帰国を強く要望しているという。

 ベトナムの研修生にも動揺が広がったが、ファーさんが「一番大変な時期を会社と一緒に乗り越えよう」と励まし、義援金集めを呼び掛けると、73人全員が応じた。

 ファーさんら代表2人は5日、義援金を手に市役所を訪問。岡村市長は「帰国する外国の人も多い中、働いて義援金までいただき、大変ありがたい」と感激した様子。ファーさんは「日本人が冷静に震災に対応していることはとても勉強になった」と応じていた。

 義援金は日本赤十字社を通じて被災地に送られる。


自分たちの家族の生活や祖国の技術発展の為日々努力されている彼らから、このように暖かい気持ちで接して頂ける事を日本人の1人としてありがたく思います。

また、直接的な被害は少なかった様ですが計画停電などの影響で生産のダメージのあるキューウポラのの街の1日も早い回復を願います。