硬いシリコン
こんばんは(^∇^)
すっかり秋の陽気の今日この頃、皆様風邪などひかれていないでしょうか?
今日は私の今熱中しているアルミ鋳物をご紹介させて頂きます。
それはコレ
放熱用のヒートシンクと呼ばれる鋳物です。
家電やハイブリッドカーなどで今非常に需要の高まっている物なのですが肉厚が薄く非常に作成の難しい鋳物です。
写真は石膏鋳造という鋳型を石膏で作成した製品なのですが鋳型を作成する為にシリコンで製品と同じ形状の原型を作成しなくてはなりません。
石膏鋳型から鋳型を破損しないように原型を脱型しなくてはいけない為シリコンのしなやかさが必要なのですがシリコンの羽はフニャフニャしている為、背の高い羽根を作成しようとすると羽が倒れてしまい写真のように出来た鋳物の羽も曲がってしまいます。
シリコンの様なしなやかさを持ちつつもう少し強度のあるかたい素材は無いものでしょうか。。。ヽ(;´Д`)ノ
さらに型の作成上、シリコンのように硬化前は液体状でなければ作成は困難です。
そんなミラクルな物があればもっと薄くピッチの狭いヒートシンクがきれいに出来るのですが、、、(→o←)ゞ
今は色々と原料を探すと同時に法案を改良することによって薄く背の高い冷却効率抜群のヒートシンクを造るべく奮闘しております
他の製品にも必ず応用できる技術だと思いますので諦めずにがんばります