職業訓練受講の記事を書いてから、約2年間放置していたこのブログ...
放置していたのは、うつ病も、パニック発作も、落ち着いていたから、かもしれません。
精神科への通院は続けていました。
薬は最小維持量にまで落とせました。
契約社員ではありましたが、就業もできました。
しかし、今回もまた、職場でうまくいかないことが多く、2ヶ所連続で、職場で不適応を起こし退職してしまいました。そして、元の無職に戻りました。
さすがにこの状況。
近年、研究が進み、発達障がいと疑われる人がが100人に1人とも、30人に1人とも言われ始めた中で、主治医とカウンセラーに背中を押され、再度発達障がいの診断を受けに行って来ました。
当初、成人の発達障がいに対して否定的な主治医だったのですが、ここ半年ほどで急速に考えが変わったのか「確かに、あなたにはアスペルガーの要素はあるでしょうね」と発達障がいを認めていまいた。そして、2度の職場不適応が、「これは、もう、うつ病やパニック障害だけでは説明しきれない」と思わせるきっかけになったのでしょうね。
紹介状もあっさり出してくれました。
そして、とある専門機関を受診。
結果、問診だけで「お話を聞く限り、高機能広汎性発達障害(アスペルガースペクトラム)で間違い無いですね」とあっさり診断が出てしまいました。
まあ、診断にあたり、幼少時の私をよく知る母に同行してもらい、発育歴を事細かく説明してもらったこと(3歳までは記憶がありませんから母頼みです)中学校までの通知表や履歴書類を持っていったのが即診断の理由になったのではないかと。
これに先立ち、とある当事者の友人からは
「幼少期の写真も持っていったほうがいいよ」
と聞いていたので、持っていったのですが、
発達障がいの私をからかって、自分より上の高校に言ったIが無理やりうつりこんできた、いやな写真を見て、診察中にもかかわらず、「いま、こいつに会ったら間違いなく殺す」と取り乱したのも診断が出るトドメとなったのかもしれません(テヘッ)
過去の悪い記憶がいつまでも残る、こだわりが強いことも、アスペルガーの特徴ですからね。
さてさて、
某大学医学部の「発達障がいのボーダー」診断は遺憾ながら誤診ということになってしまうかと思います。
ただ、この頃は「多数の成人発達障がいが潜在している」という論文・研究等もありませんでしたから、仕方がない部分もあったかと思います。
したがって、その医師の誤診をどうこう言うことはできないと思います。
まあ、この誤診が、私に「空白の10年」を生んた事実は残念ながら残りますが。
私としては、「これで、今までの不適応や世間ずれした言動に説明がついた」
と、過去のブログを振り返りながら思ったわけです。
ただ、説明がついただけで、今のままでは、生きやすいとはいいずらい。
これから、どうするかは、幸い非常に熱心なカウンセラーさんの指導のもと、色々策を練っています。
その案には、主治医も同調してくれてますので、なんとかなると思います。
以上、取り急ぎ。