先日。
友達から「イタリアから手紙が届いたよ」とのライン。
実は、ローマから送ると届かなかったり数日どころか数か月かかる、なんて聞いてたので
バチカン市国から出して、いもーとだけローマから出してみたのです。
でもバチカン市国からでも約二週間かかったんだね
ということで、先日の旅の話の続き。
病気ネタのほうがいいかなーと思ったので
バチカン市国はあとまわしにしてーーー(←)
Fontana di Trevi
つまり、トレビの泉について書こうかなーと思います。
トレビの泉とは…
おーそーらーくー、
「ローマ観光で必ずみんなが行くところ」ではベスト3には入るんじゃない?
ってくらい有名スポットですが
わたしは泉とか「コインなげればまたローマに戻ってくる」だとか
水の神ポセイドンとかは
どうでーもよくて
こちら↓
この写真でいうと、中央が古代ローマ時代の神話に出てくる
水(というか海)の神、Neptunus(古代ラテン語でネプトゥーヌス、ポセイドンはギリシャ神話での名前)で…
正面から見てその右側にいる女神さまこそが
健康の女神さまっっっ
ローマ神話では「サルース」、ギリシャ神話では「ヒュギエィア」なわけです。:.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.:。+゚
これはこれはこれは
なんかわからんけど、CML一患者としては、、、
日本式に手を合わせねば…(←いやーだってなんかご利益ありそうじゃん)
というわけで
コインも投げず(いま思えば、神社のお賽銭てきな感じで入れてりゃよかった)
ポセンドンも気にせず
わたしはこの女神様を見るためだけにトレビの泉に行ってまいりました…
もしローマに行くことがあったら、ぜひこの女神さまに会いに行ってください・:*+.\(( °ω° ))/.:+
そういえば…トレビの泉しかり、
バチカン市国しかり
イタリアの観光地では絶対警察がパトカー数台でいて、
広場とかになると2~3人のグループ×複数いるくらい
見回りor監視していて(そういえばパトカー何色だったかな)
トレビの泉の周りのような観光客が歩くストリートも、
何メートルか毎に交番があったけど、
その交番は、人ひとり入れるくらいのスペースで(おそらく)強化ガラスで囲まれた家公衆電話みたいな大きさの交番…
それでなにかあったらすぐ出動できるんか?っていう…
交番というか、見張り台ってだけな感じがしました。
おそらく、何かあっても、交番の人は出動せず無線とかで近くにいる警察に連絡して、その人らがかけつけてくるんだろーなー…(絶対逃げられそう…)
で、それとは別に軍隊も配備されてて、
警察は「Police」的な制服といたるところに「警察」って書かれてて、
たーしーかー腰に銃があった、、、かなーーーー?って感じだけど
(顔もそんな怖くない)
軍隊は、もう日本では見ないレベルのゴッツい銃持ってて
(日本ってさー太平洋戦争ですらあんま銃ってみないし、戦国時代とかの例えば大河ドラマでさえ出てきても火縄銃じゃん。ああいうのじゃないんだよなー…もはや説明できないんだけど、両手で抱えてドダダダダダタってうつようなでかくてゴツい銃…といいますか…)
初日はみなかったんだけど、次の日地下鉄で移動しようと思って、
切符かって改札行こうとしたら、東京でいうSuicaピッてしたところあたりで(階段くだる前のとこで)軍が何人かいて、そんなのに慣れてなくてビビッた日本人親子(=わたしたち)は
「なんか起きたの...? (テロ?でもテロって言葉あまりいっちゃだめだよね…)アクシデント?」
って聞いたら(英語で)
イタリア人なのに(←あるくさんの勝手なイメージです)
一切笑わず
「観光地に行くならこっちの階段のメトロだぞ、」
とだけ言われました。。。
イタリア語で。。。
こえーよー
しかも、その乗った地下鉄、
あれだけ事前に留学友達&渡伊歴ある友達に
「絶対激混みの電車は乗るなよ、」
「かといってガラガラの電車も危ないよ」
「ある程度人がのってる車両選んで、特に荷物には気を付けろ」
といわれ…
そういえば留学してたときも、
「トラムやバスもだけど、一番はメトロ(電車)。とにかく電車は気を付けて、ある民族の集団や、現地の人・観光客じゃない集団が固まってのってる車両は避けて」
って言われたのに
あるく親子は東京でいうラッシュ時の田園都市線を超えるレベルの
もう自分の周りに人が10人はおるやろ、
もう息もできないし、この状況で盗れる(スれる)やつもすげーよレベルの
満員電車に乗ることになってしまって
どういうことかというと…
ローマの地下鉄の電光掲示板は、東京っていうか日本みたいな
「10:00 ××行」
とかの表示じゃなくて、
「あと×ミニッツで来ます」
っていう表記なんだけど、これが
3分前→2分前→1分前→表示終了
になってもメトロ来ず…
次第に、ホームのお客さんもまあまあ増えるんだけど、
なんでだろねー?まあイタリアだからねー。なんて言ってたら
電車がきて。
そしたら、その電車が、もうMAX田園都市線渋谷直前、8時並の混み混み列車なわけですよ
(田園都市線分からなかったら、分からないよね…)
で、その乗客が全員おりてくるの!
ここそんなメインな駅じゃないのに!?
で、扉しめられて、もうホームは人でパンパン
いま何か起きても、もう線路しか逃げられないね…
(ていうか、もう身動きすら取れない)
でも、電車は行っちゃうし、わたしたちはホームと線路のはざまというか、
ひと突きでも後ろの人にドンッてされたら、ホームに落ちるくらいギリギリのところにいて…
もう何が起きてもあきらめるしか状態。。。
で「???」って思ってたら、英語できる素敵なおばさまが
「アクシデントよ。」
っていうから
さきほどの軍と合わせて、え、まじか…って。
普段、そゆことを心配しなくてもいいド田舎に住んでるわたしたちとしては
「あー…(もはや頭すら回転せず)」って感じで…
(アクシデント=事故というか事件ではなく、ちょっとしたミスみたいなイメージがある きっと大事ならみんないちもくさんに逃げるよねー…?みたいな…東京でもよくあるレベルの「アクシデント」だと信じた。)
結局。
けっこう5~10分待ったら、次の電車きたのでホッとしました。
しかしそれはそれはものすごい満員電車だったのですけども…。
ほんとよく盗られなったなーって思う。
とにかくバッグ前に持ってきて、チャック部分を手で固くもってたって感じだけど、
地元のイタリア人っぽい女の人(下手したら年下)は、
大きいヴィトンのバッグをチャックしめず持ってました…おおお
絶対絶対まねしないでくださいね…
わたし(たち)は結構慣れてる(あと次の予約の時間があった)ので、乗っちゃいましたが…
それでも、周りは女性、それも地元民っぽい人のかたまりのほうに乗ったし、
やっぱり何も知らない&慣れてないのであれば、めちゃめちゃ危険行為だと思います。。。
それでも、地下鉄の感じも、どっちかっていうと留学してた国のほうが治安悪い感じだったかなー。
で、警察と軍隊があちこちにいるって話でしたが
そしてそしてそれとは別にボランティア団体と、道を教える専門の警備員てきな人(日本でいうシルバー人材センターからきてるじいちゃん的な)がいました。
ボランティアの人は、なんていうか、体育の授業でサッカーとかバスケするときにつけるタンクトップのアレ(名前が分からぬ)を着てて、
ポランティアと大きく書いてある下に、使用できる言語が書いてありましたが、
大抵はイタリア語・英語・スペイン語、いてフランス語、ドイツ語…(いたかなー)
日本語しゃべれるボランティアはゼロでした
まあ、聞きたいこともないからいいんだけど。(地図持ってるし、地図読めるしね。)
なにか聞きたいことあったら、おじちゃんたちとか、警察に聞けばいいと思う。(聞かなかったけど。笑)
それと、結構観光地の近くには「Information」って書いてある情報センター(これまた小さい、交番みたいな建物)があちこちにあって、わたしはパンテオンでお手製の地図(るるぶのをカラコピしたやつに、下調べしまくった店を書き込んであったもの)を落としてしまったので、
近くのinformationセンターでもらいました
ちなみに…入った瞬間…
あるく「ぼんじょるのー」
お姉さんたち「ボンジョルノ、ジャポネーゼ」
…嘘、一発で日本人って見抜かれた
中国人と韓国人と結構似てると思うけどね
地元だと、フランス人・ドイツ人・イタリア人・イギリス人はたぶんほぼ見分けつかないと思うよ…
そして、表には英語、イタリア語、ドイツ語、フランス語、中国語の地図が置いてあって、
わたしが
「地図もらえますか?」
って聞いたら
「日本語ね、ちょっと待ってーー」
って奥の棚ごそごそして
なかなか見つかりそうになかったから
「英語分かるからコレ(英語)でいいよ?なんならフランス語とかドイツ語でも笑」
って言ったのに、
「あるから出すわよーー」
って言ってくれて、ものすごく奥から出してくれました…
この話、チラッと前のブログでもかいたけど…
本当に日本人減ってるんだね…ちょっとホコリかぶってたよ笑(日焼け?)
しかし、イタリア人。いい人ばっかり。
健康の女神について書くつもりがまたまた長く…
続きはまた次のブログでお話します~~(たぶん)
あ、ちなみに泉の水は、向かって右奥のところで飲み水用のがあって、
飲むことができますよー☆
(おそらく、自己責任でってことだと思うけどNHKでも紹介してたからたぶん大丈夫)