今日は白血病最初の試練・マルクについてお伝えしようかと思います。
うっわ~
これ最大のトラウマなんですよね(;´Д`)
が書く
(今回の記事、結構重くて暗いかもしれません。
なんせ、骨髄穿刺×私の心理状態なんで…)
さ~て
前回までのあるくさんは?ww
転院
↓
カーテンがねぇ!
↓
採血約20本!?
↓
金髪ブルーアイ美女ナースぞろい(でもみんなピアスあけすぎ~
でした。
いやむしろ、看護師さんにはそれほど触れてないっすねww
ちなみに、お母さんが着いてから、
何度か帰国までに通院したんですが。
髪の毛赤くてショートカットで、口も鼻もまゆも耳もピアスだらけ!
の看護師さんがいて、
ウチのお母さん、絶対全力で引いてましたwww
そして。
日曜日、
結局私は、採血し、なんや分からん薬を出され
怖い医者に
「ペーラペラペラペラペラペラリ。」
とロボット語(いや、外国語なんだが)を言われ
「え?(・_・;)」
と言ったら、
ジェスチャー付きで
「頭痛くなる。目、見えなくなる。変になる。ナースコール押せ」
と言われ、
「え…?私目見えなくなるの?なんで?そんな病気なの?」
と思い、
すごい恐怖を覚える。
(いや、今思えば、すごい貧血だったから、倒れる前に押せってことだったんだろうけどね。)
それで
着替えや荷物を日本人の通訳さんに持ってきてもらい。
1階にスーパーがあるから
(ここの病院は、1階にスタバ・スーパー・花屋・パン屋・美容室・ピザ屋などがあった←すげー)
「ジュースとかほしい!買いに行ってもいいでしょーーっ。」
とナースに聞いたら
「NO!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
…またかい(´;ω;`)。
いやこのとき、私本当に、
倒れてもおかしくなかったらしい。
しかも
ちょーとトイレ行くだけで、
両側のおばさんズが
「どこ行くのっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
↑
すでに疑問形じゃない(´Д`;)
って…
もう本当に牢獄でしたね。。。
(でも最後までこのおばさんズは私のママ代行、みたいな感じだったww
今も元気にしているといいな♪
いや絶対すごい根性だったから生きてるハズww)
それからだんだん気持ちが暗くなってきて、
夜も一睡もできませんでした。
パソコンを持ってきてもらったのですが、
インターネットも、平日でないと、パスワードが入手できないとのこと。
そしてカーテンがないので、
夜は10時にムリヤリ消灯(T_T)
大学生が10時に寝れるかぁあああああ
…しかも
両側のおばさんズむちゃむちゃイビキうるせぇええええええ
もうー!
寝れんし!
とイライラし、
ロビーでムッスーとしてると
ナースに
「なぜ寝ないのか」
「あなたは横にならなくてはだめだ」
「起きていてはいけない」
って言われ…
「なんだよー!もうっ!」
と結局ベッドに戻ったのでした…
でもなんかこの日、スタバに行って、
無線ランで親や先生、友達とスカイプで電話した記憶が…
この日だったと思うんだけどな。
確か、日本人医師の先生と一緒なら…って許可もらった気がする。
そして
朝
ですよ…
朝の診察。
熱はかって、血圧やって。
採血して。
したらすごい数の医者がバラバラきて…
これが一番嫌いだった
医者一番偉い人1人と、連れが3人、そして医大生か研修医みたいなんが、
総勢10人(ノ_-。)
多分、ナース含めて、20人くらい来た。
日本は、医者とナースの二人くらいですし。。。
なんでこんなワサワサくるのー
こんな狭い病室にーーー(むしろ入りきってなかったけど
そして
それが怖くて、
逃げた。
したら
即効捕まった。
通訳の人に
「今から骨髄穿刺するって」
って言われて
怖くなって
泣いた。
一緒に説明書解読した。
けど、リスクの欄が、怖すぎて泣けた。
泣いて、泣いて、とまらなくなって、
もう嗚咽だかなんだか分からなくなって、
頭おかしくなって、
気づいたら泣き喚いてた。。。
気づいたら、おばさんズがいなくなってて、
骨髄穿刺の準備が行われてた。
(病室で←)
あんであんなに人がいるの?
なんでここでするの?
日本でしちゃだめなの?
私、何の病気なの??
狂って泣いてたら、
精神安定剤渡された。。。
ナースが心配顔で
「これはセラピーだから。心が落ち着くから。」
って言われて、
「もうただでさえ、ワケの分からない薬昨日から飲まされてるのに、もう飲めないよ!」
「眠らされる!」
「それで起きなかったらどうしよう」
って思ってしまって、
飲めなかった。
今思えば
向こうで医者ズが
「はぁ~。。。。早くしてくれよ~」
って思ってただろうが、全く目に入らなかった…
(ホント申し訳ない。。。外国ってだけで不安で仕方なかったんです…
仕方ないので、
ナース・医者・通訳さんは、
日本の母親に国際電話をかけ、説得する方法に出た。
「お母さん!今から骨髄穿刺するって言う!!もう無理や、帰りたい。早く日本帰りたいーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「ごめんな、ごめんごめん、でも頑張ってそれだけして。な?」
「なんか変な薬飲めっていう。これ絶対睡眠薬!精神安定剤!怖いよ。怖いよーーーー」
と訴えた。
けど、母親が泣きながら謝るため、
なんか逆に迷惑かけて申し訳ない気持ちになり、
少し勇気を出そうと思って、あいまいなまま電話を切った。
私は、骨髄穿刺も怖かったけど、
多分心のどこかで"自分は白血病かもしれない"と思ってて
(私の部屋と隣の部屋は私以外全員白血病だったため)
骨髄穿刺をしたら、その真実が分かってしまうと思って、
そしたら余計帰国できなくなるんじゃと思って、
どうしてもできなかったんだと思う。
医者が
「全身麻酔でする?」
と提案してきて
目が覚めなかったら怖い、どうしよう
というのと
こんなときでも私は
「これから骨髄穿刺何回もすることになるかもしれないから、痛みを知っておきたい」
という謎の好奇心(こんなときまで…)があって、
ヤダヤダやだやだ~~~
っと言い続けてきたけど、
心の中で小さく
「絶対こいつら諦める気ないわ…、やるしかねぇ!」
と思い、
まずそのセラピーとやらの薬を飲んだ。
したら、いきなり
「ひっく、ひっく」という
嗚咽がスーーーーッと消え、
改めて
「この薬やべぇ。。。。。。。。。。。。。」
と思った。
泣きながら、ベッドに寝た。
寝たけど
「怖いよー!!怖いよーーーーーーーー」
と連発してたと思う。
骨髄穿刺をする前に、
周りのおばさんズにどんなふうなのか、
どんな痛いのか聞いたけど、
みんなむっちゃなれすぎてて、
ちょ~~~冷静に言われた。
「麻酔して、本番の針はあまり痛くないよ。血を取るとき"ウッ"てなるよ」
とか
「胸か腰だけど、胸のほうが痛くないよ」
とか。
私は結局腰からしたのだが、後から思えば、絶対見えない腰でよかったと思う。
…そして、
「麻酔するよ」
と言われ、
「ぎゃあああああああっ」
と麻酔した。
もうこっから記憶があやふやなのだが、
なんか結局、痛かったか痛くなかったかは分からない(すいません
麻酔は、まあ痛かったと思う。
ただ本番の針は、刺すときは痛かったか覚えてないけど、
刺した!
ってのは感じられて、
気持ち悪かった。
もうここらへんくらいから、
「もう帰りたい!日本でしたい!(←もう遅い) 早くして!日本帰りたい!
もう嫌やぁあああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
と絶対病棟中に響き渡る声で泣いてた。
あのとき抗がん剤やってた人、ほんと申し訳ない。。。
(ただ、こんとき、隣の部屋でおばさんズが笑ってんのが聞こえた)
っていうか病室でやるなよwwwwww
確かに、血を抜くときは、
人生で一番気持ち悪かった。
「う゛えっ。」
って言った気がする。
しかもちょっと吐いた…。
しかも、今思えば、絶対これやったの研修医な気がする。。。
(そして未だに上手かったかどうかが分からない。)
しかも、この刺してるの、絶対10分~15分はかかってた。
抜いてるとき、
「あと何分!! あと何分!?」
って聞きまくってたし、
「もう早く早くはやくぅぅううううう。」
って言ってた気がする。
そして
終わって、
一瞬にして、みんな去ってった。
あたしはこれまた美女ナースにでかい絆創膏貼られて、
砂袋みたいなん載せられて、
「ひっく。ひっく。」
してた。
ナースが半笑いで
「そんなに痛かったぁ?」
って聞いてきて、
おばさんズが
「良かったねぇえ~、終わって」
ってナデナデしてハグしてくれた。泣。
昨日いびきうるさかったけど、許す。(←いやむしろあたしの泣き声のが絶対うるさかった…
そして終わった後の一言。
「言うほど痛くなかったかもしんねぇ。」
って、おいおいおいおい。。。
なんか、これ最近、マルクした人のブログ読むと、
みんな泣いてないのが不思議でした。ヾ( ̄0 ̄;ノ
「嘘ぉ!みんな強ぇえええええ」
って。
絶対私が痛がりすぎただけなんやろな。。。
やっぱこれしたら病気発覚してまう→帰国できんくなるって考えてしまってたからかな。
もう全力でぎゃあぎゃあ言ったしなー。
でも後から、ナースさんに
「子供よりはマシだった」
と言われた。。。
そうでしたか…
いやはや、あんなに引きずって本当に申し訳ない。
マルク経験者は絶対この記事読んで
「ここまで泣くかあ!?」と思ったことだろう…
しかも、何回も周りに
「20歳なのに」
と言われまくった(-ω-;)
いやー。もう。もうね。
でも怖かったんだよ~。
せめて病室でマルクはやめてください…
防音室希望…
でもあんだけ泣いたらやる側もやりづらかっただろうな。
その後、砂袋で止血しているあいだに、
み~んな私のこと見に来て、笑ってた。
ここの病棟、そういえばおばちゃんばっかだったんだよなー。
若い人はナースくらいだったし、
最年少は絶対ウチやったし。
それで私は
今度の回診のとき、午前の骨髄穿刺のことを謝ろうと思ってた。
けど、午後、さらに私にカミナリが落下することになった。
意識が飛んで、また頭がおかしくなりそうだった。
今までの人生で一番辛かった日。
絶対忘れない月曜日。
続きます。