テイク・ディス・ワルツ自分の愚かさを自覚すると思い出す映画。性差とか理由付けに使うのは身勝手なので個体差と言おうか生きていくなかで身につけた良識で自分を繋ぎとめられなくなる愚かさがなぜか愛しい。サラ・ポーリーのバックグラウンドなのか人間のズルさを愛しさに変えてしまう。たぶん、一人でいられる。それに気がつきたくないだけ。そんなふうに思う。