師走は気ぜわしい | それでも僕は行こう

それでも僕は行こう

アジカン好きです。
日々思う事をひとりごと。
福祉のこと、
軽度知的障害のある息子の七転八倒、
不登校だった娘の夢、
様々な事を通して考える事を書いてます。

パソコンのディスククリーン、とデフラグをやってみたら、
お、気持ちサクサク動いていらっしゃる?
頑張れ「さちこ」


皆様、それぞれのクリスマスをお過ごしになられたようで。
何はともあれ、良かった、良かった。


私、この師走の慌ただしい感じが苦手で、クリスマス、正月準備、とせわせわとうごめく世相が嫌いで、おこもりしたくなります。
少し前から、何でしょう、とっても道路が込み合います。
去年とかは、これほどではなかったのではないかな。
クリスマス・イブの日、仕事帰宅時、薄暗い中非常に込み合い、動かない道路。
下りの坂道にズラーッと並ぶ車のテールランプを見たら、ずごく哀しい気持ちになった。
虚しい、と言うか。
世の中、不景気じゃないの?
予約もしていないので、ケーキを買いに行って。
人気のあるお店は人だかり、よそへ向かう。
その最中も道路は込み合い。
帰宅して、何だかね、年々クリスマスメニューも寂しいものになっていく。
気合が入らない。
子供達も、いい年なので、ケーキと何だかんだがあればいいみたいです。
娘はプレゼントを欲しがっていたけど、折からの出費で泣き寝入ってもらう。
車検、ケアマネ研修費、娘の私立高の受験費。
そして、来年、色々と出て行くであろう出費。
ごめんね、慎ましくしていよう。

娘、最終的に私立高を決定し、願書作成のために、一緒に学校へ行く。
その時に、担任から厳しい言葉をもらう。
かねてより、現実的な言葉を、学校へ行く度担任から掛けられていて、
ムクレ気味の娘、なお不機嫌に。
実際、登校日数は、努力してはいるものの、さして増えず。
試験も精一杯参加するのが関の山。
模試は、塾で受けているものの、学校では受けていないので、実力は見えないだろうし。
塾では、「力はあるので、このまま勉強を続けたら、大丈夫。ただ、出席日数との兼ね合いはわからないですねえ。」
もっともだ。
公立校も私立校もほぼ最も低い所を志望。私立は二校受ける。
なのに担任「もしも私立二校とも落ちたらどうする?」
公立も定員少ない上に人気があるので、確かに危うい。
娘、うつむいて力なく笑い、小声で「がんばります・・。」
私「いよいよの時はサポート校も考えてます。」
借金してでも女手一つで頑張るかな。(離婚を視野に入れての個人的な考え)
この担任、私は嫌いではない。教師らしい教師。要らない事は言わないし、いいかっこもしない。
ストレートだけど。
先生・・も少しオブラートにくるみませんか。ま、本当のことだけど。
娘、後から聞くと、支援室やスクールカウンセラーの前で泣いたそうだ。
しょうがないかなあ。
全滅ってことは考えられる。
で、「頑張る!」と奮起したはずの娘、リラックスばかりしてるので、
(まあ、確かに、本調子ではないし、リラックスもある程度必要だけど、し過ぎ?)
「今勉強しないとダメだよね?先生の言う事が悔しいのなら。」と言ったら、
怒る怒る。
スクールカウンセラーにとうとうと私や周囲への不満を言い立てたらしい。
むかついたのは、スクールカウンセラーの言葉。
娘が文句を言い立て、当り散らす時、私がするりと交わした事に対して、
「お母さん、それは受け止めてないんじゃないか。」と。
あくまでも、娘から聞いた事だけど。(結局、娘は何でもかんでも私に報告する)
じゃあ何?親は全て、子供達の怒りや不満や、明らかな理不尽な事を受けてなければいけないですか?
「そうなの。辛いね。」と甘い言葉で受け止めなければいけないですか。
ムカッときました。
今まで、本当に起き上がれないで、地に這いつくばっている時は、見守ったし、受け止めた。
今はずいぶん健康的になっている、年齢的なイラつきでもあるとも思う。
明らかに理不尽だと思う事も、受け止めて「辛いわねえ」と言うべき?
いや腑に落ちません。
娘の現状を考えても。
私の性格も、娘の性格もありますし。
全く、あのスクールカウンセラー、結婚もしてなくて、子供もいなないのに何がわかるだ!
しかも、私には、娘に対する性格の指摘もするのに。
言う事のバランスおかしくないですか?
と、ちょっと腹が立っている。
私と娘の、今の関係性として、腹立ち紛れで向かってくる怒りは、まともに受け止めて、私の中に納めるものでも、闘うものでもないと思う。
ただ、交わして、私の中に溜め込まず、普段どおりに接する事が精一杯。
時間が経つと、娘沈まっているので、それでいいと思うけど。
「怒ってる?」と聞くところが可哀想かな、と思うけど。
もちろん、普通に笑顔で「ううん」と言うけど。
それを、間違っていると言われても、私は知らない。
ただ、娘の成長と思える事は「結局、自分を一番理解できるのは自分」と言う事に気付いたらしい。
本心かどうかはわからないけれど、スクールカウンセラーからは「成長したね」と褒められたらしい。
私も、そうやって、親だけではなく、自分で考えていく力を身につけていってほしい、と思っている。
決して突き放しているのでもなく、見守っているのだから。
一時的にしか関わらず、あれこれ言う人と違って、ずっと遠くからも近くからでも、見守るのは親なのだから。
ある意味、親離れも含めて、否定しても構わない。
でも、
間違っても、ぶつかっても、ずっと見守るのは親なのだから。


さて、掃除、掃除。