とりあえず、こんばんわ。局長です。

病院と薬局は365日営業すべきかと思います。

休日に身体悪くした人、めっちゃ大変な目に遭うやん・・・

 

というわけで、前回の続きでも。

博多駅にてJR九州の車両たちを見て行く局長。

前回は局長が一度生で見てみたかった787系を見れて

いや~カッコええなぁって思ったり。

ガンメタの特急電車なんて中々無いですよね!?

何というか、小学生の頃から一度見てみたいしって思ってたので

これでまた夢が1つ叶ったって事です。

あとは乗れれば・・・というのはまた後日書いていくとして

局長は博多駅にてさらに特急電車とかを見て行く事に・・・

 

ホームに停車中の883系をこんな感じでパチリと1枚。

目が覚めるような青、横っちょでもカッコいいデザイン、

駅のホームに停まっているだけで存在感がすごい・・・。

ちなみにこの構図、局長が初日に立ち寄った九州鉄道記念館で

お土産に買った『九州特急ミニ額縁マグネット』の883系と

似たような構図なので持ってる方は見比べてみてくださいね。

 

ジュリア「局長、博多駅のホームに来てからずっと盛り上がってるな」

局長「だって!九州は特急の宝庫だぞ!?盛り上がらない方がおかしいじゃねーか!!」

ジュリア「そうなのか・・・?」

紗代子「でも、局長が言う事も少しわかります。私たちの地元じゃ見かけないような、個性的な特急電車とかが多かったですし、局長みたいに鉄道が好きな人にとって、ここは天国のような場所かと思いますよ」

亜利沙「ありさにとっては、お目当てのアイドルちゃん達に囲まれるような光景って事ですね!」

ジュリア「はぁ・・・そういうもんなんだな」

局長「そういうこっちゃ」

 

時刻は午前9時、多くの人たちで賑わう博多駅ホーム。

5番線は回送列車と9時12分発の二日市行き普通電車のみと

ちょいと寂しくなっているのですが、反対の6番ホームには

快速南福岡行き、そしてゆふいんの森1号と表記されてました。

そうか・・・!ゆふいんの森ももうすぐ来るんだなっ。

この『ゆふいんの森』も見て行こうじゃないの。

 

未来「局長、ゆふいんの森ってどんな列車なんですか?」

局長「ゆふいんの森は、その名の通り大分県の由布院駅へと向かったり、別府駅へと向かったりする特急電車だが、さっき見た883系ソニックや885系白いかもめといった、スピード感があるような特急電車ではないぞ」

未来「そうなんですね。どんな列車なのか気になるなぁ」

可奈「スピード感が無いってなると、カッコいい感じじゃないのかなぁ」

杏奈「どうだろう・・・案外・・・カッコよかったりして・・・」

百合子「今回、局長が見てきた特急電車はどれもかっこよかったから、きっとゆふいんの森も流線形でロボットチックだったりして」

可奈「それか、新幹線みたいな見た目かも」

杏奈「新幹線みたいだと・・・スピード感・・・あるよね・・・」

可奈「あっ、それもそっか。じゃあ、四角かったりして」

局長「それについては、ゆふいんの森が来てから見てみようじゃあないか」

 

九州を走る通勤電車、811系と813系が並んだのでパチリと。

811系は南福岡行き、813系は鳥栖行きとなっていますが

どちらも福岡市へ気軽に来れるエリアですね。

ってのはさておき、こんな風に並んだのを見てみると

東京・名古屋・大阪と比べたくなっちゃいますね・・・

 

局長「そういえば、初日に訪れた九州鉄道記念館で左に停まっている811系シミュレーターをやったというのは覚えているよな?」

紬「そうですね。局長の運転が酷くて気持ち悪くなりました」

局長「酷い事言うやんか・・・。それはさておき、あの811系シミュレーター、元々は門司港~西小倉までしか収録されていなかったんだが、2011年のリニューアルで西小倉から折尾まで伸びているんだ」

のり子「そうだったんだね!でも、それが今のこれと何か関係あるの?」

局長「811系シミュレーターの映像等をリニューアルする際、撮影で使った実写映像は、実は811系じゃなくて右側に停車している813系から撮影された物を使っているんだ」

茜「えっ・・・?ええっ?!811系シミュレーターなのに、813系のを使うって、全く別の電車から撮った映像を流していたって事?!」

のり子「なんか信じられないよね・・・。811系シミュレーターってあるのに、実車映像は813系から撮っていたのを使っていたなんて・・・。どうして、811系じゃなくて813系から撮影した映像を使ったの?」

局長「811系の前面窓は傾斜していて、カメラの取り付けが困難だったからなんだ。そこで、窓が垂直な813系にカメラを取り付けて撮影したっていうわけだな」

のり子「へぇ~・・・」

茜「でも、茜ちゃんにはどっちも似たような感じがするけどね」

紬「そうですね。でも、実際に運転席に行けば分かる事なのかもしれませんね」

局長「そうなんかもな」

 

初日に立ち寄った『九州鉄道記念館』にある811系シミュレーター、

そこで使われている実写映像がまさか811系じゃなくて

813系から撮影されていたものを使っていた・・・

というのは言われてみないと分からないものですよね。

 

あと、これは余談なんですが左側に停車中の811系と

右側に停車中の813系は併結して走る事は可能ですが

その際に811系の先頭部に付いている貫通扉は非常用なので

幌も幌枠も設置されていないという簡素なものとなっており

813系と併結したとしても通り抜けは出来なかったりします。

これは、811系を817系や821系と繋げても同様です。

 

ヨーロッパの高速鉄道みたいな885系もパチリと。

これ、Nゲージとかでヨーロッパの街並みを再現した

ジオラマに入れても普通に溶け込みそうなデザインですよね・・・。

 

885系のサイド部分もパチリと、運転席側のものなんですが

『S』とあるので『白いかもめ』じゃなくて

『白いソニック』として使われている個体でしょうかね。

しかし、SINCE2001と書かれている通り

もう20年以上も経過している車両なんですよね・・・。

古臭さとか微塵も感じないぐらいに良いデザインしてますよね。

 

そんでもって、『AROUND THE KYUSYU』の

ロゴもあったのでパチリと1枚。

 

ジュリア「そういえば、前回の記事で間違ったらしいな」

紗代子「このマーク、つばめのマークじゃないって出ていましたよ!」

局長「す・・・すまん。前回の記事は修正したから勘弁して栗」

 

※・・・前回の記事で787系のサイドにもあったこのマークを

『つばめ』のマークと紹介してしまったのですが

正式には『AROUND THE KYUSYU』のマークです。

つばめのマークはまた別なので、ここでお詫び申し上げます。

 

局長「ゲフンゲフン、そ、それはさておきだ。そろそろ来る時間だな」

可奈「来る時間って、なにが来るんですか?」

局長「ゆふいんの森だよ!どんなのか見てみたいだろう!?」

可奈「来るんですね!今見た特急電車もカッコいいから、ゆふいんの森もカッコいいんだろうな~♪」

杏奈「スピード感はないって言うけど・・・どんなデザインかは・・・気になる・・・」

局長「それじゃあ、行ってみるとしよう」

 

ブレちゃいましたが、『ゆふいんの森』が入線してきました!

パチリと1枚、カッコよさ全振りな787系や883系、

885系に比べると大人しいデザインですね。

 

未来「これがゆふいんの森・・・」

可奈「さっき見た特急に比べると、カッコいいというより・・・」

紬「大人しい感じの見た目ですね」

可奈「そうだよね。なんか、高級な感じがするね!」

局長「ゆふいんの森は、1989年に運行を開始した『D&S列車』の最初の車両なんだ」

百合子「D&S列車・・・?」

ジュリア「それってどういう意味なんだよ?」

局長「D&S列車は、『デザイン&ストーリー列車』を意味する。JR九州で運行する観光列車の事でな、『それぞれ特別なデザイン』と『運行する地域に基づくストーリー』を絡めて『デザインと物語のある列車』として運行されている列車の事なんだ。ゆふいんの森は、現在数あるD&S列車の一番最初ともいえる列車なんだ」

百合子「す、すごいですね・・・!運行する地域に基づくストーリー、それに合わせた特別なデザインの融合・・・。ゆふいんの森は大分の由布院へ行くから、その道中のry」

局長「よし、次ICOCA」

 

ロゴも上品な感じがしてヤベェ・・・。

何というか、カッコよさというより上品さが伝わってきますね。

ゆふいんの森もいつかは乗ってみたいですよね。

 

百合子「ちょっと!置いてかないでくださいよ~!!」

局長「あそこで語ってりゃ、JR九州から仕事が来るかもよ」

百合子「来ないですって!それはさておき、ゆふいんの森も見た目がヨーロッパとかを走ってそうな電車っぽいですよね」

局長「百合子の言う通り、車両のコンセプトは『欧州の高原リゾート』がテーマとなっている。これは由布院の関係者と相談して決まった事らしいが、当初は『民芸風』というコンセプトで行く予定だったから、それはそれで気になるよな」

未来「欧州の高原リゾート・・・スイスとかそういうのですよね!」

局長「アルプスの少女ハイジとかな」

未来「それですよ~!そこを走る列車、なんだか優雅でいいな~」

可奈「そうだよね~。おしゃれして乗ってみたいよね!」

局長「今でも十分洒落てると思うけどなー」

 

今どき、特急でこういうのって減りましたよね・・・

そう、ゆふいんの森にはビュッフェが連結されています。

ゆふいんの森弁当などもあったりするのですが

その中身は大分県産の物が使われていたりしますので

旅の道中でちょっとしたグルメも味わえますよ。

 

局長「『おおいた和牛』を使った『ゆふいんの森・おおいた和牛弁当』に、きのこ入り炊き込みご飯や由布院で採れた野菜を盛り込んで和をテーマにした『ゆふいんの森弁当』、お手軽サイズなおにぎりが4個入っていながら彩り豊かな見た目が特徴的な『ゆふいんわっぱ』等、様々なグルメも味わう事が出来るぞい」

紗代子「局長、涎がすでに出ていますね・・・」

局長「ああ~!マジで食べてみたいんじゃあ~っ!!」

紬「いつか乗れると良いのですが・・・その調子だと、乗れるのはいつになるやらですね」

茜「全く、そのまま乗っちゃえばいいのに!」

局長「入場券で乗ったらキセルやんかあきまへんで」

 

茜「局長ちゃん、この電車ってさっき見た電車より音がすごいうるくない?」

ジュリア「言われてみるとそうだよなぁ」

局長「下に『キハ72 1』ってあるだろう?この『ゆふいんの森』は、電車じゃなくて気動車だったりするんだ」

茜「気動車って・・・?」

ジュリア「ディーゼルって事か。見た目は上品で洗練されてる感じなのに、ディーゼル車って意外だな」

局長「ゆふいんの森が走る久大本線は全線非電化だから、気動車で運行されているってわけだな」

 

パチリと1枚、ゆふいんの森って洗練されてるデザインしてますが

久大本線を走るために気動車として運行されているので

停車中や発車する時の音はディーゼルらしく大きいです。

ドルドルドルドル・・・って感じですかね。

 

ゆふいんの森と800系つばめをパチリと1枚。

ちなみに、停車中のゆふいんの森はキハ72系であり

1999年に登場した3代目となります。

なので、『ゆふいんの森Ⅲ世』と呼ばれる事も。

 

未来「なんか、怪盗みたいな名前でカッコいいですね!」

局長「ルパン3世じゃねーぞ」

未来「なんで分かったんですか!?」

局長「だろうと思ったよ。それはさておき、ゆふいんの森の床材や天井内張り、座席や化粧台回りなどに難燃木材というのをふんだんに使っていて、木のぬくもりも感じられる仕上がりになっているようだな」

杏奈「木のぬくもり・・・温かそうで・・・いいよね・・・」

亜利沙「それに、すごく上品な感じがしそうですよね!」

局長「そうだよなぁ・・・こういう列車、減ってきてるから残ってほしいよな」

 

寄ってパチリと、そういえばゆふいんの森発車前に

ゆふいんの森に乗務する女性乗務員が多数いたよなと・・・。

皆美人ばかりで、この局長、鼻の下が伸びるかも・・・?

 

紗代子「きょ・く・ちょう?」(#^ω^)

局長「ひぃぃぃぃっ!!鼻の下が伸びるとかは冗談だとして、ゆふいんの森では客室乗務員らによるおもてなしサービスが充実しているぞ」

百合子「それって、どんなサービスがあるんですか?」

局長「まずは出発地での客の出迎えがあるな。そんで、発車時に各号車で乗務員が口頭で挨拶、乗務員による由布院観光案内、画像に写っているⅢ世限定でワゴンサービスがあったりする。ちなみに、Ⅰ世限定だとこんなサービスもあるんだ」

百合子「色んなのがあるんですね・・・。ところで、Ⅰ世ってこれとは別の車両ですか?」

局長「そうだな。キハ71系で1989年に登場した個体だが、Ⅲ世と違って前照灯がちょいとデカいのが特徴だ。そんなわけで、そのⅠ世限定であるサービスが行われているんだ。それはなーんだ?」

紗代子「あるサービス・・・」

局長「ヒント、馬場このみなら喜んでコップ出してそうなやつだな」

亜利沙「あっ!分かっちゃいましたよ!ビールですか!?」

局長「ピンポーン。ゆふいんの森Ⅰ世限定で、生ビールサービスがあるんだ」

百合子「なるほど~・・・このみさんなら喜んでいきそうですよね」

亜利沙「でも、なんでⅠ世のみ生ビールサービスがあるんですか?」

局長「Ⅰ世にのみ、ビールサーバーが搭載されているんだ。客室乗務員が丁寧に注いでくれるから、景色をつまみに由布院までの優雅な旅が味わえるってもんだな」

紗代子「そうなんですね。私たちはまだ未成年なので、お酒は飲めないですけど・・・」

百合子「お酒飲みながら、旅をするっていうのも楽しみの1つですよね」

局長「そういうもんでっかねぇ・・・」

 

そんなわけで、さらにパチリと1枚。

ゆふいんの森はこの後、気動車特有の音を立てながら

ゆっくりと博多駅を発車していきました・・・。

そのスピードは、883系等と比べても遅いですが

ゆふいんの森にそういった速さは必要皆無ですかね・・・。

 

JR九州って粋な事をしてくれる会社だなって思うんですが、

その証拠に電光掲示板の『ななつ星』の所を見てください。

行先が『新たな人生』ってカッコよすぎるやろ・・・。

こんな事出来るの、後にも先にもJR九州だけやろなァ・・・。

 

というわけで、ここまで。ではでは