artsea blog

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湘南茅ヶ崎のジュエリーshop&Gallery artseaのブログです。

アートシーは海の近くにあることもあって、青色が大好き。だから、制作しているアクセサリーもきれいな青色のターコイズ(トルコ石)を使ったものが多く、お客様にも好評をいただいています。


ところが最近、きれいな色の天然ターコイズの入手が難しくなってきました。ターコイズ自体の流通も減り、値段もすごく高くなっています。


ターコイズはイラン、アメリカ、中国などで産出されます。別名トルコ石というから、トルコで採れるのかと思ったら、ヨーロッパで流通した時にトルコから広まったからだという話を聞きました。


なかなか良い天然ターコイズが手に入らないなら、自ら買いに行っちゃおう!と数年前から考えていたのですが、とうとうそのチャンスがやってきました!


昨年秋、アートシーオーナーのゆかさんが、アメリカでの用事を終えた後、アリゾナ州にあるキングマンという銅やターコイズを採っている鉱山へ行って来たんです。

そこでゆかさんは、大自然の中、地球の素晴らしさに魅了され、さらに広大でエネルギーを感じるその土地で、きれいな色のターコイズを売るお店があり、たくさんのターコイズを仕入れることが出来ました。


この旅がキッカケとなって感じた熱い気持ちと、そこで仕入れてきたターコイズを使って作品を作りたいとの想いから『Terra(地球)』をテーマにした作品展を企画しました。




『TERRA〜大地からの贈り物〜展』

2024年4月6日(土)〜21日

(日) 11〜17時

月火水曜日はお休み


自然の素材を大切にした作家8人による展覧会です。


1階入口入ると、八木道子さん作『LOVE&PEACE』の油彩とターコイズネックレスがお出迎え。



さて、どんな作品が並んでいるのか少しご紹介しますね!


『アートシー』は、キングマンで仕入れて来た天然ターコイズを使ったネックレスやピアスを展示販売。こんなに大きくてきれいな色のターコイズはなかなか無いですよ!ターコイズ好きの方、必見です。




北欧の伝統的な織物の技法で、織るのも使うのも楽しいアイテムを制作している『伊藤奈津子』さんは、テーブルランナーやミニバッグを展示販売。

日常とはスケールの違う大自然をイメージして作品制作をしたそうです。





『KaolooN』さんは藍染めや草木染めのTシャツやストールを制作。今回は大地をイメージした濃い色合いのTシャツが多めです。



そして、頭に花?植物?を乗せた可愛いワンコの絵。犬のテリアとは、Terraから来ているらしく、TERRA展にお目見え。



アウトドア好きの『BU-CHI』さん。いろんな木を使ってスプーンなどを彫って作っています。持ち手の模様がおしゃれ。





『MakiAota』さんは、流木に麻糸を巻いたり、



乾燥させたコキアに紙で作った鳥をぶら下げたり、自然のものだけを使った作品は、そこにあるだけで楽しい気分にしてくれます。


自然大好きな『八木道子』さんは、動物たちの絵画



古来の出土されたビーズや天然石、海から流れてきた石やガラスなど大地とのつながりで生まれたものを使って自然の光を楽しめるワイヤーアートやドリームキャッチャーを制作。


そして、『さくら ゆみり』さんによるアメリカンフルートの演奏会も開催します!

4月6、13、18日14時からです。

どなたでもご参加頂けます。


さくらゆみりさんはアニシナベ族からの言い伝えを元に、東西南北、全ての人種、4方向に空と大地、中心(私達)などをキーワードに天然石やビーズを使ってサンキャッチャーも制作してきてくれました。


鎌倉の靴屋さん『TACCO』さんによるオーダーメイド受注会を開催!

天然の革で自分の足にピッタリ合った靴を作りませんか?


サンダルやスリッポン、紐ぐつなど色々なデザインがあります。

4月7日(日)11〜16時

4月20日(土)11〜16時

ご予約優先です。


『TERRA〜大地からの贈り物〜展』は

2024年4月6日(土)〜21日

(日) 11〜17時開催。

月火水曜日はお休みです。


ご紹介出来なかった作品がまだまだたくさんあります!ぜひ直接見にいらしてください。

ご来店をお待ちしています。

今年の冬は暖かいと聞いていましたが、やはり朝晩はかなり冷えますね。


そんな時、濱田友緒さんから「今、作品焼成中です」と赤々とした炎がはみ出している窯に塩釉の塩を投入している映像が送られて来ました。


すごい炎🔥パチパチ燃える音も迫力満点!

見てるだけで暖かくなります😊



そしてこの時の作品が焼き上がってアートシーに届きました!


今回も綺麗なブルーの作品がたくさん!

しかも大きい作品やユニークな形の器など、見どころ満載です。


1階正面には直径50cmの大皿が!

中の曲線は波をイメージして施したもの。

こんなに大きなお皿、何を乗せようか?みんなで話しましたがまだ答えは出ていません。


2階ギャラリーには使い勝手の良い器がずらり


濱田さんはアートシーで作品展開催のため茅ヶ崎にいらした時は、早起きして海までお散歩に行きます。

そこで大きな海や富士山を眺めて、深呼吸して全身で潮風を感じ、たまに展示用に貝殻を拾ってからギャラリーにいらっしゃいます。


今回、そんな茅ヶ崎の海や富士山を作品に反映しようと閃いて「波」を作品の中に取り入れたり、それらをイメージしながら青いろを中心にして描かれた絵も展示しています。


「海」


「富士」

和紙にインクで描いています。

青いインクは1色ではなく紫がかった青色や薄めの青色とか数種類を使って描いたそうです。

ちょっとインクが滲んだところや、柔らかいラインの構図がすごく素敵で、見てると心がほっこりします。

全部で5枚有ります。

木製の額縁も凝ったものを選んでいます。


では陶芸作品の方をご紹介していきます。


こちらは新作のスープカップ

深めで持ち手が大きくて持ちやすく、何をいれても大丈夫。

濱田さんのおすすめはアイスクリームだそう🍨

かき氷🍧も美味しそうかも。


やっと来ました!ご飯茶碗

以前からたくさんの方にリクエストいただいていたご飯茶碗がやっと登場しました。見た目より軽く、ちょうど良い大きさです。


これはあの大皿の小型バージョン?

こちらも中の曲線は波をイメージしたデザイン。


今回は個性的なデザインの花器がたくさん有ります。

誰かが出て来そうですね


ねじねじ


大きく湾曲した青い花器にお客様からいただいたお花を生けてみました。

黄色とオレンジの花がブルーの花器に良く合います。


塩釉ではなく、登り窯で焼いた作品も。

この青緑色がまたなんとも言えない美しさ。


その他、毎回人気の葉形のお皿や



マグカップ


酒器など


色々な作品が有ります。

ぜひ一度手に取って、持ちがって、使い勝手、美しい青いろをお試しにいらしてください。


濱田友緒 DEEP BLUE WAVE -青い作品を中心に-は、

1月27日(土)〜2月11日(日) までの、木金土日曜日の営業です。時間は11〜17時まで。

2月10日午後と11日は濱田友緒さんも在廊します。


ご来店をお待ちしています!

2024年になりましたね。

今年も宜しくお願いいたします。


アートシーでは毎年1月は益子焼濱田窯3代目の濱田友緒さんの作品展から始まりますが、

今年は焼き上がりの都合で1月27日からの開催です。


なので、その前に茅ヶ崎市美術館で開催される岩本和子さんの展覧会のご紹介をしますね!



米寿記念「祈りの軌跡」岩本和子展

開館期間:2024年1月24日(水)〜31日(水)



岩本和子さんは、アートシーでの個展開催や、グループ展にも時々参加してくださる茅ヶ崎在住の画家さんです。



ポスター撮影風景


20代の頃からタイ、インド、中国シルクロードに興味を持ち、何度も旅をして、異なる文明や時間、パワーに影響を受け、それを絵に表現して来ました。88歳になられた現在でも作品制作を続けています。


昨年25周年を迎えた茅ヶ崎市美術館。

その設立準備委員会の一員として、岩本和子さんは設計時から関わっていました。


そして88歳という節目の年にその茅ヶ崎市美術館で個展を開催することになり、娘の彩子さんを中心に『風の化石88プロジェクト』を立ち上げ、今回の展覧会開催を実現しました。




今回の展覧会では、最新作の油絵や水彩画をはじめ、十代の頃の自画像、芸大入学試験の時に描いた昔の作品、

若い頃からシルクロードの国々を訪れて描き綴った水彩画色紙絵も地図を交えて展示します。

見どころは、迫力ある大きな100号サイズの油絵!その前に立つと、どこからかサーッと風が吹いてくる感じがします。


全ての作品に作家からのコメントが添えられているので、観応え、読み応えも十分です。



米寿記念「祈りの軌跡」岩本和子展は、


開館期間:2024年1月24日(水)〜31日(水)

開催時間:10〜17時(入館は16時30分まで)

休館日:1月29日(月)

観覧料:無料

主催:風の化石88プロジェクト


茅ヶ崎市美術館で開催します。

ぜひ、風を感じにいらしてください。



茅ヶ崎市美術館:https://www.chigasaki-museum.jp/


11月になりましたが、今年はまだ暖かいと感じる秋ですね。

紅葉の色付きも、この暖かさではまだまだかなと気になりますが、

朝晩の例年通りの寒さのせいで、ちゃんと紅葉が始まっているようです。


紅葉だけに限らず、きれいな色は見ている人の心を穏やかにします。

アートシーでは、たくさんのきれいな色を使って、ユニークでファンタジーな絵を描かれる畠山晶さんの作品展が始まりました。

入口入ると、小さな額縁が目に飛び込んできます。

そして2024カレンダーも!

このカレンダーの原画は2階のギャラリーで展示販売しています。


額縁の中の絵だけではなく、花やサカナや鳥などをカラフルな色使いで画用紙に描いて切り抜かれたイラストがあちこちに!

会場をさらに賑やかにしてくれています。


こちらはDMになった作品「時につつまれて」

実物はもっと色が鮮やかです。


カレンダーの作品。

お花をテーマに12種類あります。

これは1月。


こちらは9月。お月見ですね。


ユニークなネコ


みんなが集まる島…なぜコーヒーカップに島が浮いているのか?


こちらは江ノ島?なぜクジラの頭に灯台が乗っているのか?


不思議な発想に、特に理由はないみたい。


それぞれの絵の中にストーリーがあります。

タイトルをヒントに、色々自分で想像を巡らせてみてください。




これは写真を普通紙にプリントして、それを滲ませてできた作品。

写真じゃなくて絵に見えます。

面白い手法ですね。



これは持田みどりさんの刺繍作品。

畠山晶さんの絵を刺繍で表現しました。


これがその原画。どうです?再現されてますか?


こちらも畠山晶さんの作品を刺繍にした白石啓子さんの作品


他にもたくさんの楽しい絵が展示されています。


ポストカードやミニカード、便箋なども有ります。


畠山晶作品展〜色たちの会話〜は、11月2日(木)〜5日(日)、9日(木)〜12日(日)の11〜17時(12日は16時まで)開催しています。


畠山晶さんは毎日在廊しています。

作品について、色々聞いてみてください。

ご来店をお待ちしています!

寒くなって来ましたね。

富士山は少し雪が降ったようで、頭の部分が少し白くなっています。


富士山を見るたびに、思い出すのは麓に住んでいる画家の八木道子さん。

現在10匹の猫たちと暮らしている八木さんは、庭に遊びに来る鳥たちやアナグマとも大の仲良し。

最近の作品には、あちこちに彼らが登場しています。


毎年秋に恒例となりました八木道子作品展「Thanks Friends 2023」が今年も開催されています。




カラフルな色遣い、今にも飛び出して来そうな楽しい表情、かわいい仕草。

来年度のカレンダーを中心として、色々な作品がずらりと並んでいます。





カレンダーの原画(水彩画)も販売中!

今回のカレンダーは、いつもより登場動物が多いみたい?

細かく描き込まれたそれぞれの絵には、いろんなストーリーが想像できます。

この子達はどんな話をしてるのかな?そんなことを考えながら12ヶ月楽しめます!


ワイヤーの額縁も八木道子さんの手作り。ワイヤーで出来た動物たちもいますよ。




ずっと見つめられてる…



石粉粘土で作ったオブジェもかわいい表情



手作りのネックレスやブレスレットも人気です


今回初めてクリスマスオーナメントが登場。天使の羽をつけた子や、帽子をかぶっている子も!

よく見てください。ネコだけではなく犬も鳥も!アナグマもいたけど初日にいなくなっちゃったみたい。


Tシャツは、シルク印刷したものと、手描きのものをご準備。

サイズや色や丈の長さ、色々あります



今年は素材にこだわった、ちょっと大きめの布バッグ



ポストカードは、そのまま飾ってもいいし、メッセージを書いてお友達に送っても良いし



そして今回は、アニマルコミュニケーターのNaoさんがご来店。

Naoさんはテレパシーを使って、写真から動物たちの目を見て、動物たちの思いや気持ちを読み取ってくれます。

日頃気になっているワンちゃん、ネコちゃんの気持ちを聴いてみませんか?

家族の一員であるワンちゃん、ネコちゃんたちと新しい絆が生まれるかも?

詳しくはホームページ'gallery'をご覧ください。

http://www.artsea.jp/galleries/189



八木道子作品展 Thanks Friends 2023は、10月20日(金)〜22日(日)、26日(木)〜29日(日)の11〜17時(最終日は16時まで)開催しています。

ぜひ癒されにいらしてください。