ヤマタロの日々2

ヤマタロの日々2

ふつうに生きてりゃいろんなことがあるよね

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先日、後輩の結婚式にお呼ばれしたので、トキオへ行ってきました。
誕生日が俺と同じ、大学のサークルの友人。
ここでは、仮に「熊五郎」という名にしておく。

ちなみに、5月29日生まれの著名人には、JFケネディ、美空ひばり、芦屋雁之助などが名を連ねるが、本文とは関係ない。



二次会の終盤で、新郎の同期らが制作したサプライズムービーが披露された。
企画の首謀者を、ここでは仮に「みるお」という名にしておく。
仮に。

熊五郎と同様、みるおもまた、サークルで出会ったわしの友人である。

サプライズの内容は、みるお自身が作った曲を、新郎新婦にゆかりのある総勢50名ほどの人間に歌ってもらうという、TK presents こねっと(あるいはUSA for Africa)も真っ青な一大プロジェクトだった。
完成した曲に、レコーディング風景を録画した映像を合わせた動画は、新郎新婦のみならず、参加者の胸を打つに十二分なインパクトを備えていた。



結婚式を2週間後に控えた7月中旬、みるおから膨大な量の音楽ファイルが、俺の元へと送られてきた。
ヤツが東奔西走してかき集めた、サプライズの参加者による歌の録音である。

そのファイルをつなぎ合わせ、ひとつの曲とするのが、今回の俺の役割である。
この作業を「ミックス」とか「トラックダウン」などと呼ぶ。

大量の音源を処理する作業は難航を極めたが、それを通じて、俺が得たものが存外大きかったので、ひととおり文章にしておこうと思います。

例によって長くなると思いますが、よろしければ、しばらくの間お付き合いください。

(※パソコンでの音楽制作(DTM)に特化した話が出てくるかもしれないし、DTMに普段縁のない人にもわかるように書くつもりですが、不明な点があればコメント等で随時指摘してもらえるとありがたいです。)

(つづく)
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雨が降らないのは助かるが、
一方で野菜の育ち方面が気に掛かるなどと空梅雨に殊勝な懸念を示しつつも、
7月に入ってからの連日の大雨には、
ほとほと閉口していることでも知られるこの俺ですが、みなさんどうですか。

*

買ったのに読んでいない本、通称tsundleが400冊を超えた。

「本を買う」のも趣味だけど、やっぱり本は読むものだから、
ちょっとバカバカしくなってきたので、
もうこのまま読まずに、ばっさりブックオフへ持っていこうかと企んでいる。

未読の本のうち、
強烈に好きな作家のもの、
特定のテーマに基づいて収集しているもの、
すでに絶版のものなど、
「捨てる必要のないもの」を横にのけると、
「流行を知ろうという目的で手にした芥川賞受賞作」とかが残る。

そのテの本は、たいていどこのブックオフでも在庫過多になっているはずだから、
欲しけりゃいつでも手に入る。
そもそも、そのテの本の大部分はブックオフで入手したものなのだから。

とても理にかなってると思う。

みすやお~
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本日打ち止め。

*

RPG、今は「最初の街」のテーマを作っています。

いまにも冒険に飛び出したくなるような、
浮き足だった感じの曲がいいのだが、
どうも落ちついた感じの曲調になってしまう。

良く晴れた休日に、
朝から遠くへ出掛けるときなど、
「太陽は罪な奴」とか聴いちゃう感じ。
あの感じが欲しいのだが。

*

このところPCの具合が悪すぎるので、
ちょっと内部を掃除してみた。

作業中に突然落ちるのも困るが、
そもそも立ち上がらないことも少なくない。

ざっと掃除機でほこりを吸ったあと、
ネットの教えに従って、
メモリの抜き差しと、
電源を壁からとるようにしてみたら、
すこぶる調子が良い。

毎年、気温が上がってくると、
同様の症状に見舞われるマイPC、今年で4年目。

色々な事情があるので、
もうちょい活躍してもらいたい。

それではさようなり。
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曲を作ったり歌を歌ったりするようになってもうずいぶん経つのですが、
なかなか俺が世間に追いつけないことで知られる自称音楽家として
名高いこの俺ですが、みなさんどうですか。

*

小説とかマンガでもいいし、
某雑誌の2万字インタビューとかでもいいんだけど、
俺は自伝的な読みものがわりかし好きです。

作者の人となりとか制作のプロセスを、気軽に垣間見られるから。

*

友人にすすめられて読んでいた東村アキコの
「かくかくしかじか」の最終巻が先日出た。
恩師との関係性を描いた、作者の自伝的作品です。

*

基本的にしょーもないことばかり描いてあるマンガなんだけど、
作者が恩師について触れるとき、
それまで描かれていた雑多な周辺事情がすっと身を潜めて、
作品の肝要な部分がシンプルに浮かび上がり、読者に肉薄してくる。

その瞬間に、作者の自伝が俺にとって他人事ではなくなるわけです。

*

制作のプロセスが見たいとかって気持ちには、
少しでも自分の制作に反映したいって下心があるんだけど、
まあだいたい、「ああ、この人は特別なんだなあ」とか
「運が良かったんだなあ」とか、
情けないことに、そんな凡庸な感慨に終始しがちなものです。

自伝を読むことで、その作者をより好きにはなるんだけど、
結局のところ、自分にとって他人の自伝など、
ただのフィクションに過ぎないというか。
「やっぱこの人って面白い話を書くなあ」みたいな。

*

しかし「かくかくしかじか」を読み終わった時、
作者の恩師の存在が、あろうことか自分の中に感じられました。

かつて自分が大事な人々からもらった「言葉」とか「恩」とかに、
リアルな肉体が与えられたような感じというか。

これは今までになかった感覚だもんで、
けっこうマジで驚いてしまいました笑

*

大切なことってのは、だいたいありふれたものばかりですから、
この作品でも、別に目新しいことが描かれているわけじゃない。

でもぐっとくるってのは、つまるところ「出し方」の妙なわけだし、
結局そこが作り手の、腕の見せ所なんだよね。

東村さんの作品は、なんとなく食わず嫌いでここまできたけど、
ちょっと色々と読んでみたい気持ちにもなったよ。

*

何かを生み出すことに、好きでこだわりつづけてきたのだから、
やはりどんなタイミングにおいても、足を止めるわけにはいかない。
(というか、できない。)

だけどそれは楽しいことばかりじゃないから、
時にものすごくしんどいけれど、
「まあ、やるしかねえよなあ」と慰めてくれるような作品を
手許に置いておけるってのは、えらいラッキーだなと思うわけです。

それではさようなり。


作曲家・光田晋哉くんのプロジェクト『ぜんぶ共作』に参加しました。

まず、参加者それぞれが、ひとつの楽器のために「作曲」をし、そのあとで自分以外の人が書いた曲を「編曲」する、という企画です。

CDには、作曲段階のバージョンと、編曲を経たバージョンのそれぞれが収録されているので、「編曲によって、原曲がどう化けるのか?」が主な聴きどころです。

ぼくは非常に閉じた環境において音楽を作ることを得意とするので苦笑、つまり「共作」が不得手なんだけど、それゆえ、この企画はとても学ぶことが多かった。

人の書いた曲を編曲するなんて、たぶん、したことなかったしなあ。

作編曲以外に、ボーカルとしても参加しています。

さて、件の作品は、4/26に東京で開催される「M3」で初公開されます。
また来月にはamazonでの販売もはじまるそうです。

興味のある方は、まずは冒頭のリンクをのぞいてみてくださいね。
試聴音源もあるよ!
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晴れて4月となりましたが、今日とか全然寒いんだけど、みなさんどうですか。

*

先日、静岡の日本平というところで「桜マラソン」なる大会に出てきました。

2年前の春、最初に参加した大会が、この桜マラソンでした。
早いもので、今年でもう3度目です。

今年ははじめて23.5kmのコースを走りましたが、
まあ山あり谷ありの、控えめに言って鬼畜な道程でした。

しかし、こんな俺でも少しは成長しているようで、
ペースに緩急をつけて走る—いわば「戦略的」に走ることにようやく成功し、
今回は非常に満足しています。
俺の師である(はずの)小出監督も、きっと喜んでくれていることと思います。
「これでわかっただろう…そうだ、前半は『我慢』なんだよ」と。

*

次の大会は秋頃になりそうだけど、
あんまし練習をサボらないようにしたいものです。

それではさようなり。
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この前の年末年始には京都へ行ったが、
その旅行のために、試しに買ってみた富士フイルムの
コンパクトデジタルカメラ「X20」をとても気に入っている。

ハッ!とした時にパシャッ!と撮ることで知られる
スナップ写真ばかり撮る俺みたいなゴロツキであれば、
コンデジの方が軽くて小さいからどこにでも持って行けるし、
画質やら操作性やらも進化しているので、何も不自由はありません。

一方、そのコンデジの台頭で活躍の機会が激減している一眼レフ。
ただ、カメラ以外の荷物が不要の散歩などでは
コンデジよりも一眼を持って行きたくなる。

なんというか、両手でしっかりホールドするせいだと思うんだけど、
コンデジと一眼では、「俺の相棒感」に格段の差がある。

何より、ファインダーの存在は、コンデジを持つようになってから、
その意義深さが増した。

X20にも光学ファインダーが付いているんだけど、
ファインダーから見る像と、記録される像の差異が激しいので、
撮影時はほとんど液晶画面を見ている状況。

「撮影者の視点」を表現しうるスナップにおいて、
「自分が見ているものを撮る」ことは大前提となるが、
液晶画面で確認しながら撮る場合、
「自分が見ているものを、液晶を通して見ながら、撮る」という
余計なひと手間が加えられる感覚がある。

板前さんは、ほんの僅かな時間で握りを作るそうですが、
おそらく液晶画面を見ながら寿司を握ると、
シャリがずいぶん固く握られることになると思う。

*

ふと自分が、熱心にカメラの話をしていることが
不思議に思えてくる。

そもそも今日は、クラシック音楽について書くつもりだったが、
それはまたにします。

そもそも俺は、もっか制作中のRPGの台本作りが思うように進まず、
ちょっとだけ現実逃避するためにこの日記を書いています。

それではさようなり。
みなさん!あけましておめでとうございます笑
なにげに新年のごあいさつをしておりませんでした。

ところで、サイトのアドレスが変わりました。
(中身に変更はありません。)

http://pinkikki.jp/artmobile/

*

先日、友人と「今年の抱負」について話をしました。

人に「抱負は?」と問えば、だいたいそのあと「抱負は?」と問われるのが常である。

聞くのはたやすいが、返答にはある程度窮するものであります。

そんで考えた末、「普段何をしているのかよくわからない人になりたい」と言ったら、
「もう、なってるよ」と言われたので、
今は、次の「今年の抱負」を考えあぐねているところです。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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■最終回 ランナー!

こうして振り返ってみると、
たかだか2年ばかりのことでも、
案外書くことがあるものだなあと思いました。

俺の書く文章なので蛇足も多く、
当初の想定よりも長いこと続けてしまったが、
なんとか最後まで辿り着くことができて、
今はほっとしています。

さて、なぜ自分がランニングにハマっているのか…
さらにそれらしくいえば、
「なぜ俺は走るのか」…

最終回らしく、そういうことを考えてみたいものだが、
実際まだよくわからないというのが本音です。

まあ「なぜ本を読むのか」とか
「曲を作るのか」とか聞かれたところで、
明快な返答を自分に期待出来るとは思えないし、
「ハマっているから」という身もふたもナッシングな感じで
そろそろ筆を置こうかと思います。

重ね重ね書いてきたことではありますが、これまで自分は、
極めて文化系でインドアな生涯を送ってきました。
そんな自分が部屋の外に出て、いわゆる「スポーツ」に
はじめてのめりこむことが出来たということ。
それが今、何かしらの自信になっているということは、
疑いようのない事実であります。

その自信がなんなのか、それはやはり、よくわからない。
端的にいえば「やればできる」的なことになるけれど、
むろんそれだって身もふたもである。

なんでもそうだけど、
「楽しさ」や「面白さ」を追求していくと、
必ずどこかで苦しい思いをすることになります。
やがてまた大きな壁を越えた時にでも、
こんな話が出来ればいいなと思っています。

最後に、各成長のタイミングにおいて
友人の存在が非常に大きかったことを、ここで感謝したい。
そしてこの、一連の駄文を読んでくれた人たちにも。

次は翌年2月、東京は赤羽のハーフマラソンである。

それではさようなり。