皆さま、こんにちは。
この夏、素敵なイラストレーターさんが版画デビューされます。
ホノジロトヲジ
～ころがる白昼夢～
ホノジロトヲジ先生は、ゲームのキャラクターデザインなどを手がけられている、男女問わず大人気のイラストレーターさんです。
ホノジロ先生の版画をより楽しんで頂くために、版画とは一体何なのか？という所を皆さまに少しだけお話しさせていただきますね。
アールジュネスが扱う、オリジナル版画とは？劇場
<ネコさん。アールジュネスの版画展に行く前に、そもそも版画って一体何なのか、キミはご存知かい？？
<版画...なんとなく、版画って言葉は聞いたことがあるけどイマイチよくわからないなあ～
<ヌゥフフフ...！そんなキミに、まずはアールジュネスが取り扱うオリジナル版画について説明しよう！
<あ...う、うん。(クマさん笑い方が個性的だな...)
<オリジナル版画とは、作家さんが自分の原画と同じように、自分の作品を世の中に美術品・芸術品として発表するという意思があり、そのうえで1枚1枚作家自身の監修のもと自分の作品であることの証明である、直筆サインと限定番号を入れた作品のことを言うのさ。
<ぉお！？作家さんがチェックしてくれるの！？それはすごいや！でもさ、版画と印刷ってどう違うの？
<いい質問だね、ネコさん。版画と印刷の一番の違いはズバリ、色の調整！
<色の調整？？<印刷ってのは、色味の調整を全体的にしか出来ないんだ。ところが、版画は部分ごとの細かな色味の調整ができる！その上、版画は印刷と比べて使える色数が圧倒的に違うんだ！！
普通の印刷は4色の色の組み合わせで色味を作っていくだろう？
<あ、たしかに！僕の家にあるプリンターも、4色のインクが入ってた気がする。<そう。だが、版画は色そのものを載せていくんだ。だから、使う絵の具の量が大量になるのさ。色を何層も重ねて重ねてつくるからこそ、印刷物では出せないような繊細な色味、鮮やかな色味も思うままに再現できる。
さらに言うと、印刷やポスターに比べて版画は劣化に強いのは、実はこの色の量のおかげなんだ。色を重ねることによって、耐久性が出てくる。色褪せや劣化がしにくくなるんだよ。
<なるほど！版画は印刷では出せないような色も出せるし、そのおかげで耐久性にも優れているってことなんだね。<ご名答。自分のだいすきなイラストレーターさんの作品を最高のクオリティで観ることができる。一生の宝物として大切にできるのが、版画の素敵なところなんだよ。
<なんだか、版画展に行くのが楽しみになってきたよ。<ドゥフフｯ！そうだろう。だが、いま話したことは、版画の魅力の氷山の一角に過ぎないんだよ。
<え！？まだ魅力が隠されているの！？(そして、やっぱりクマさんの笑い方は個性的だな...)<隠された魅力は、実際に版画展に行ってみたほうがわかりやすいよ。版画には特殊効果も使われていたりするから、肉眼でみるとより発見と感動がいっぱいあるからさ！
<そうか～！会場でじっくりみてみるよ！<さあ、版画展に出かけよう！ホノジロトヲジ先生の版画展の特設サイトができました☀️
下記URLをチェック！
皆さまのご来店をスタッフ一同、心よりお待ちしております。
一緒に版画展を楽しみましょう♪