浅葱色の三部紐。
シルクの輝くこの色に惹かれて
購入したのは、今から10年前。
鮮やかすぎて、まぶしくて、
毎回出しては、仕舞うばかり。
でも何故か
今年はこの色がしっくりくるのです。
好きな色、いつか身につけたかった色。
世間の流行とは全く関係なくても
私の中の今心惹かれる色。
MYトレンドカラーを身につける。
密やかな自分だけの楽しみ。
洋服では10年前のものは
ほとんど着る事は出来ませんが
いつまでも
好きな色を残しておける。
そんな想いを叶えてくれるのも、
きものの魅力です。
浅葱色、
今年は私のコーディネートに何回か登場しそうです。
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浅葱色【あさぎいろ】
薄い葱(ねぎ)の葉のような明るい青緑色のこと。
水色より濃く、花色より薄い。
新選組が羽織等で使用。
江戸時代、羽織の裏地として浅葱色の木綿が一時期流行。
田舎から出てきた侍の羽織の裏地が浅葱色で
あることが多かったため、
気の利かない田舎侍を浅葱裏(あさぎうら)と呼び
野暮の代名詞になっていたそうです。
今日もいい1日でありますように~。