修学旅行 | 酒とお絵描きの日々/たけなかアトリエ

修学旅行

次男の修学旅行がピンチらしい。
あと一人インフルエンザ患者が出ると学級閉鎖。
そのまま修学旅行のスケジュールに重なるので
行事は中止になるようだ。

一生に一度の修学旅行が、
そんな形で中止になるのは実に残念だ。
卒業アルバムの中でもとりわけ大きく扱うくらい
中学校生活の集大成的な行事だし、
その経験を失うのはとてもかわいそうです。

私立の学校と違い、
公立だと決まりが徹底してるでしょうから
ダメなものは、まあダメなんでしょうね。

私立高校の長男の場合、
先日校長先生が仰っていたのは
『たとえ何人インフル患者が出ても、
林間学校(修学旅行)は中止するつもりは無かった』
そうです。

一生の記念行事だからこそ
健康なのに行けない、ということは避けたかったとか。

翻って、中学校の修学旅行。
仮に当日罹患して我が子が修学旅行に行けなかったとしても、
そのために他の子が犠牲になって欲しくはありません。
できることなら、健康な子だけでも行って欲しい。

でも、そういった子供の視点で立ち上がるような先生は
今では期待するだけ無駄なのかも知れません。

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ところで、周辺の学校では相変わらず
一日はUFJに行くそうです。
アミューズメントパークに突っ込んでおけば、
そこから外に行かない分管理しやすいのでしょうが
果たしてアメリカの映画のテーマパークが
日本の子供の教育にどれほど有益なんだろうか?
京都や奈良の歴史を抱いた神社や寺社を訪ねるのを
犠牲にしてまで行くようなところではないのではないか?

中学校の教師ともあろう人たちが
子供の教育よりも自身の管理の容易さを選ぶとすれば
そこには真の教育者の姿勢などあるはずも無く
敏感な子供は瞬間的にそれを察知するでしょう。

たまたま長女の代に不祥事を起こした生徒がいたらしく
うちの学校は出入り禁止になったために全日古都散策だそうで
これは不祥事起こした子に感謝ですね。

我が身可愛さの事なかれ教師より
問題児の方が実はまともなのかも知れません。