金メダルに届かず、「申訳ありませんでした」と
謝罪する選手が散見され、
謝る必要なんてない、という意見が出るなどしている。
これらの声を聞いて思い出されるのは、
アテネ五輪のときの伊調千春選手。
レスリング女子で銀メダル。
直後のインタビューで「嬉しくない」と発言し、
一部非難めいた反応もあった。
もう少し上をねらっていたのに残念、と思う選手の言葉として、
「申し訳ありません」は不要、
「嬉しくない」はダメ・・
・・となると、
みんながシドニー競泳銀の田島寧子選手みたいに
笑顔で「めっちゃ悔しいです」、と言うしかなさそう。
でも、悔しい気分を謝罪として表す人がいるなら、
それもありかな、とも思う。
謝る必要はなくても、
謝るのはNG、と言い切る必要もないのでは。
なにしろ、試合直後の言葉は台本にはないのだからね。
リオ五輪中、六本木の風景: