アクリル絵の具の特性を活かして
猫空間01 F4キャンバス ↑クリックで拡大
アクリル絵の具で描いた、猫の絵の新しいシリーズです。
アクリル絵の具は、水彩絵の具のように水溶性で、
油絵に比べて乾くのがたいへん速く、
乾くと耐水性でじょうぶな画面になります。
塗り重ねが楽で、思うようにどんどん描けます。
製作中にに乾くので、修正しながら表現を探っていくこともできます。
アクリル絵の具は、乾くと強い接着力で堅牢になり、
耐久性にたいへん優れているので、
長期間保存するのにも安心です。
アクリル絵の具を使った描き方は、無限にあります。
素材やメデュウムの組み合わせは方で、
質感やマチエールをさまざまに表現できるからです。
モデリングペースト、ジェッソ、砂、胡粉を用い、
コラージュや転写をしています。
転写の技法は、後日ご紹介します。
どんどん描けるアクリル画教室 から、
松波照慶(まつなみしょうけい)さんの言葉を引用します。
「アクリル絵の具の場合でも、消しながら描くのが好きです。
描いたり消したりしながら、画面の中で形や色を探していく過程は、
キャンバス上で「絵」が育っていくのを眺めるようで面白いと思うのです。」