空気を読まないラテン語圏、空気の読めないゲルマン語圏 | トリハダハウソヲツカナイ
おら!



今日は留学生活を通して感じた事をお送りします。



毒舌的内容が含まれていますので、体調がよろしくない方はご退出願います。笑→コチラ


まずラテン語圏の主な言語はスペイン語、ポルトガル語、イタリア語、フランス語 などでゲルマン語圏は英語、ドイツ語、オランダ語、デンマーク語など。


これらの主な2つのグループが欧米のほとんどを占める訳ですが、皆さんの2つのグループに対するイメージはどんな感じでしょうか?


おそらく大半の方がラテン語圏→陽気、ゲルマン語圏→真面目と言ったイメージをお持ちになるのではないでしょうか?


僕の経験からすると、そのイメージで間違いありません。
※勿論様々な人が居るのであくまでも平均的に、ということで話を進めて行きたいと思います。



留学先にはスペイン人、イタリア人、フランス人やブラジル人などのラテン語圏とアメリカ人、オーストラリア人、ドイツ人にデンマーク人などのゲルマン語圏の人々が揃っています。


もうスペイン生活も7ヶ月が経ち様々な国の人々と十分に話をし、友達もいっぱいできました。



そこで題名にもあるように「空気を読まないラテン語圏、空気の読めないゲルマン語圏」という事に気付きました。


これだけでは何の事か分からないと思うので、順に説明します。



その前に僕達日本人にとって空気を読むとは何でしょうか?


一般的に「周りの人の事を考える」という意味で捉えられているのではないでしょうか。


僕達はなぜ空気を読むかというと、人に好かれたい、事をスムーズにしたいなどの理由があると思います。


人によって異なるかもしれませんが、今回はこの意味で以下の説明をします。



まずラテン語圏。


多分、ラテン語圏には「空気を読む」という習慣がありません。


決して悪い意味ではないです。


これらの国で生活すれば分かります。


「空気を読む習慣がない」と言うのは、言い換えれば「自己主張の強い」ということにあたると僕は考えます。


空気を読んだ時点で周囲の印象から消され、埋もれて何もできなくなってしまうのです。


彼らはガンガン自分の意見を言うし、何事も攻めの姿勢です。笑


自己主張の苦手な日本人には合わない事も多いかも?!


だからサッカーの中村俊輔のようにスコットランドでは活躍できてもラテン語圏のスペインでは何もできないという現象が起こるのではないでしょうか。



しかし彼らはこの習慣がなくても、聞き上手な人も多いし、非常にしっかりした人も多いです。


自己主張と自己主張がぶつかり合って相当ヒートアップする事やテンションが上がりすぎてうるさい事もありますが、僕は雰囲気作りが上手いラテン語圏の人と一緒に居るのが好きです。


最近では彼らに負けないように、かつラテン語圏で生き残れるように僕も自己主張しまくっています。笑



次にゲルマン語圏。


やはりイメージ通り、クールで多くを語らない真面目な人が多いです。


日本人女性はこちらの男性の方が好みではないかと思われます…笑


「空気の読めない」と書きましたが、普段は周りの事を考えて非常に優しい人ばかりです。



でも、ホントに僕は彼らと打ち解けるのは長い時間を必要としました。


ゲルマン語圏の人々は、みんな当たり前のように英語を話します。


嘘だと思うかもしれませんが流暢な英語が話せないドイツ人やデンマーク人を僕は一人も見た事がありません。


だから同じ英語圏じゃない人同士でもすぐに自慢の英語で仲良くなります。


みんな同じ留学生でスペイン語が話せるのですが、英語大好きです。


初対面の人には「英語話せる?」って必ず聞いてきます。


この時の僕の心境は決まって「何でお互いスペイン語勉強する為にここに来てるのにお前に合わせなきゃならないんだ、日本語でも話せるようになってから聞け、ボケ!」です。笑(旅先で会った人は除き、スペイン語留学の為にスペインに来ている英語話者が対象。)


彼らはスペイン語もよく勉強しますが、授業以外とどうしてもスペイン語が必要な場面以外では英語しか話さないので向上心があるのかないのかは謎。


身内(英語が話せる人)意外寄せ付けないオーラが漂っているので近づきにくいです。


打ち解ければ非常に楽しい人ばかりなのですが…笑



僕は英語も話せる事は話せるのですが、スペイン語の方が幾分もましです。



ここで比較をある比較をしてみます。


日本人の僕(仮に日本語レベル100、スペイン語レベル80、英語レベル65、ポルトガル語レベル50とする)がポルトガル語で会話をしているブラジル人グループと、英語で会話をしているゲルマングループの輪に入ったとします。


ブラジル人グループに入ると必ず誰かが「今からスペイン語に切り替えよう」と言います。


ゲルマングループに入っても彼らはペースを変える事なく英語で会話を続けます。


この他にもゲルマン語圏の人々は多数決の法則を重んじ、少数派の意見は却下という場合も多い気がします。苦笑


これらの面から、ゲルマン語圏は「空気が読めない」と書かせていただきました。



難しいのがアメリカ人で移民で構成されているので、祖先の語族によってかなり性格が違います。



もう一度言いますがあくまでも個人的な感想であって、みんなが上記のようではありませんよ!



こんなん書きましたが留学先では何の人間関係の問題もなく、みんな仲良くやっているのでご心配なく!!!


言いたいのは、空気を絶妙に読む日本人はすごいという事。



ちゃお!



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