娘の留学手続きのことを綴っています。

(今年高校を卒業して、9月からフランスの美術学校へ行くことになっています)

 

学校からの入学許可は5月の時点でいただいていたのですが、のんびりマイペースの娘は今月に入ってやっとキャンパスフランスで必要事項を記入&書類を添付して登録、お金を振り込んでから在日フランス大使館内にあるキャンパスフランスでの面接の予約をしてビザ申請をしました。

 

キャンパスフランスに関しては娘が自分で登録し、予約、必要書類も用意していったので、私はノータッチですが、キャンパスフランスに登録する時、英語で登録したので、その時だけで念のため一緒にいてわからないことがあれば教えました。

 

戸籍はビザの申請まではアポスティーユが付いていなくても大丈夫でした。

アポスティーユが必要になってくるのはCAFなどの手続きの時、フランスに行ってから

 

3ヶ月前からビザの申請はできるので、キャンパスフランスでの登録をもっと早い時期にしてもよかったと思うのですが、6月はアルバイトをたくさん娘は入れていたことや先に授業料の一部を振り込んでからの方がいいかなということもあって今月になってようやくキャンパスフランスに登録、振込み、次の週に面接というなんだかバタバタした状況となりました。

 

志望動機は英語でも大丈夫のようでしたが、フランスの学校へ志望動機書をフランス語で提出していたので、それを利用。

 

しかし、それをそのままキャンパスフランスのところに入れようとしたら長すぎて、短くまとめ直さないといけなかったので、何文字まで入力できるか事前に確認しておいた方が良いです。

 

フランス語で娘が自分で書き、フランス語教室の先生にも一応添削してもらっていました。

 

CV(履歴書)に関しては、娘の場合、若いので学校を卒業したことと趣味ぐらいしか書くことがないのではと思っていたのですが、在学中、意外にも色々と体験していたので、そのことを経験として書いていました。 

 

学歴は高校卒業と日本の大学への入学許可を得たことを書いています。 

 

9月からフランスの学校へ行くので日本の大学には入学はしていませんが、バカロレア相当にするには高校卒業だけでは十分ではないので、日本の大学の入学許可をもらっておいて、その手紙のフランス語の訳をつけて提出しています。 

 

書類を揃えて、フランス語の翻訳をつけてというのは全部娘が自分で手配し、アルバイトしたお金で翻訳料は払いました。

 

アルバイトをするようになってからはフランス語のレッスンの一部も自分でも払ってくれるようになったので、全て親におんぶに抱っこという形ではなかったので、親としてはよかった〜と思っています。

 

いつか大人になって、ちゃんと収入を得るようになったら、お世話になった分は必ず返すと言ってくれています。(別に返してとも言っていないし、返してもらわなくてもいいのですが、そんなふうに感謝してくれていることが単純に嬉しかったりします)

 

ボランティア体験(介護施設)やスターバックスの高校生プログラム、現在やっているアルバイト、絵の展覧会や高校生ファンション画コンクールでの入選、ワープロや漢字検定のこと、趣味などをCVに書いていました。 

 

登録時に添付した書類と原本をこの面接の時に照らし合わせて、いくつかの質問をまずは日本語でされたそうです。 

 

生年月日、学校を卒業した年、どうしてフランスで学びたいのか、何をフランスで学ぶのか、今、フランス語はどうやって勉強しているのか? 留学後どんなことをしていたいかなど。 その後、フランス語で簡単に自己紹介、向こうからもフランス語で質問されて、それに答えるという簡単なものだったそうで、楽しく会話ができたようで20分くらいで終了。

 

あっという間に時間は過ぎ、担当の方は優しそうな感じの良い方だったそうです。 

 

帰宅後、キャンパスフランスから面接が完了しましたというお知らせメールが来ていました。

 

以前は面接が終了すると書面にスタンプを押されていたようですが、今はそういうのはないようです。

 

何も押されることなく面接完了のメールがきて終わり。

 

手続きに関して色々なサイトやブログを見ましたが、古い記事は読まない方がいいです。

今とは情報が若干違っていたりするので、返って混乱しちゃいます。

 

少しずつシステムが変わってきてるので、最新の情報は大使館やキャンパスフランスのサイトやそれぞれの機関のサイトを参照、これから自分がいく学校からの情報をしっかり読んだ方が良いかなぁと思いました。

 

本当は同じ日に大使館でビザの申請もできたら効率がよかったのですが、残念ながら予約できなくて、さらに13日後ビザの申請をしに再び広尾の大使館へ行くことになりました。

 

長期学生ビザの申請書をフランス大使館のサイトからダウンロードしてA4サイズでいざプリンタで印刷しようとしたら、端の部分が切れちゃう

 

上の部分も切れてて、下の部分も微妙

 

そのままだと絶対に切れてしまうので、少し縮小して印刷しなければなりませんでした。

 

うちのプリンタの設定上そうなってしまうのか、それとも元々オリジナルのフォームがA4サイズ仕様になっていないのか

 

少しだけ縮小して印刷するしかありませんでした。

 

 

そして、娘が書き込んで失敗した欄があります。

 

未成年の場合、親の名前と国籍を書く欄があり、日本では18歳はまだ未成年の扱いなので、間違ってそこに書き込んでいました。 

 

日本では18歳は未成年ですが、フランスでは18歳はもう成人です。 

 

だから書かなくてもいいはず。

 

もし、未成年だった場合、最後の署名の欄も親が代わりに署名することになり、申し込む時も親も一緒に大使館へ来館しないといけなくなります。

 

他にも dd/mm/aa と書いてあるにも関わらず、 パスポートの日付のところで12 septembre 2017  という書き方をしてて

、もう一度書き直しさせました。 

 

残高証明書は夫の銀行、夫の名前で提出、そのため、保証人になりますというお手紙(保証書)もつけました。

 

そのフォームも大使館のページのビザのページのところでダウンロードでき、必要事項を書きこみ、最後に日付と保証人の署名を入れるだけです。 それに身分証明書(パスポート)のコピーを添付しました。

 

ビザの費用は50ユーロ相当を支払うのですが、ユーロは受け付けていないので注意。

日本円って決まってるらしい。

 

ちょうど50ユーロが残っていたので、使えるかなと思ったのですが、ユーロはダメでした〜(苦笑)

 

確認事項のリストにはどこに住むことになるかはっきり決まっていない場合は学校の名前と住所を書くとリストに書かれていましたが、決まっていない場合は「未定」と英語かフランス語で書き込めばいいそうです。 

 

本当はほぼ決まってる場所があったので、そこの住所を書いても良かったと思うのですが、まだ正式に契約しておらず、バカンス中なのでやりとりが途中で止まっていて、まだ確定していないため、未定と書きました。 予定として住所を書いても良かったのかもしれませんが。

 

大使館のビザの申請窓口があるお部屋に入る前に、外ではすでに結構な行列ができていて最初そこに10分くらい並んでいたそうです。

 

するとしばらくして予約してる方はいらっしゃいませんか?と職員の人が呼びに来てくれて、その行列の人たちよりも先に中に入ることができたそうなのですが、その行列の人たちは予約していない人たちみたいで一体何だろうって思っていたら、並んでいる人に聞いてみるとビザの申請で来てると言っていたそうで、予約なしでビザの申請に来る人たちもいるんだ〜、一体何だろうって調べてみたら、2017年6月より毎週水曜日この前から時間帯が少し変更され10時半から11時45分の間、交換留学生、奨学生に限っては予約なしで申請できるようになって、それで並んでいたようです。 

 

水曜日に予約を入れる人は予約なしで来る人たちがいるので一緒に列に並ばないように注意が必要かもしれません

 

10時ごろ大使館に到着して、すでに行列だったそうで、思わず並んでしまったとか。

 

中に通された後、待合室みたいになっていて、証明写真のブースもあり、そこで写真を撮り、予約した時間に呼ばれて、必要書類を提出。 証明写真を貼るのりは持っていたのに肝心のハサミを忘れてしまって、ハサミが借りられないか尋ねると、こちらでやるので大丈夫ですと言われたとのこと。 

 

通常の証明写真の価格より200円安くなっていたので、外ので写すより安かったそうです。

 

特に問題なく、引換証をもらい、これを持ってビザを取りにまた来てねと言われて終了、職員の方は感じが良くて優しかったそうです。 

 

ちょっとしたハプニングも実はあったようなのですが、丁寧に対応していただいたそうです。

 

あとはビザが下りるのを待つのみ。