前の記事からの続き。

 

これから審査ってことで

その後、しばらく待っていましたら

 

審査に通ったので面接しますので

また来週連絡しますねというお返事が

 

メールで来て親子で大興奮。

 

そこには学校側のスカイプのアカウント名が表記されていて

スカイプで繋がって、てっきりスカイプで面接の日程を

打ち合わせするのかなぁと思っていました。

 

実際にスカイプで繋がるかどうか

事前に確認しておかないといけないと

思うので、娘はいつも向こうの時間に

合わせてオンラインにしていました。

 

しかし、次の週の夜(向こうは朝8時くらい)

電話してもいいか?というメールが来て、

いいよとお返事すると

 

突然、国際電話がかかって来て

今からスカイプで話せますか?と

 

私はああ〜多分これから面接かも?

と思っていたんですが

 

娘はこれから日程の打ち合わせと

思っていたようです。(苦笑)

 

面接というよりは顔合わせという雰囲気でした。

 

モニターの向こう側には2人の先生がいたそうです。

 

実際どのくらいフランス語が

理解できるのか話せるのかを

向こうは見ていたのではないかなぁと

 

私は隣の部屋にいたので

全ての内容を聞いていたわけじゃないんですけど。

 

やりとりは聞こえていました。

 

自分が描いた作品について

聞かれることを想定して

 

面接がある数週間前から

フランス人の先生に質問してもらって

その練習をずっとしてきていたのですが

絵については

全く聞かれることはありませんでした。

 

全然関係ない質問をされていました。

 

おめでとう〜と言われて

その後、色々話していて

9月に会いましょうと言われていました。

 

その場で結果がわかりました。

 

全体的にゆる〜い面接でしたけど

娘はかなり動揺していました。

途中で、ええ〜これが面接〜と気づいて。

 

もっと難しいことを聞かれる想定でいたので

拍子抜けしましたが、

終わった後もなんだかまだ信じられなくて

 

9月に本当に行けるんだよね?

と娘は呆然としていました。

 

私もまだ実感が湧きません。

 

これからビザの申請や

学校の寮の手続きなど

色々やることがあります。

 

どうなるかドキドキでしたが

これで一応ホッとできます。

 

しかし、これはプレパ(準備コース)なので、

本当の受験は来年あり、もっと難しいと思います。

 

プレパで来年の入学準備をするにしても

実質1年もないんですよね。

 

9月から新学期が始まります。

 

フランス語のレベルが十分ある人は

美術のみのクラスに専念できますが

 

まだ十分じゃない場合は

フランス語のクラスも取ることになっており

なかなか忙しそう。 

 

来年の年明けには応募する準備をして

3月までに必要書類は送るので、数ヶ月しかありません。

 

渡仏したら、年内にどこの学校へ行くか

下見に行ったり学校のことをよく知って

 

年明けには必要書類を揃えて

2月あるいは3月までに応募

 

選考に残った人が4月や5月に

筆記、実技テスト、外国語のテストなど

 

そして、さらに面接というステップを踏むので

1年も経たないうちに再び学校に応募

今度は本格的な受験となります。

 

美術学校に応募するにあたって

ポートフォリオが再び必要になります。

 

1年もない状態で、未発表の作品を描いて

あるいは創作して用意するとしたらかなり大変なこと。

 

プレパのクラスでそういう準備を

果たしてどこまでできるのか? 

 

数ヶ月の間に描ける量はとっても限られます。

 

今回プレパの審査の時に

提出した作品は18点近くあって

水彩画や油絵、デッサンなど。

 

大きな作品は何ヶ月もかけて描いています。

 

それを撮影してファイルにしてしまうので

提出するときは絵の大きさは

あまり関係なくなってしまうのですが。。。

 

数ヶ月の間に同じような数を作るのは

まず無理なので、そうなると

 

以前使った作品も使うことに

なるのかな〜という疑問が。

 

*追記:

今までの作品を新たにポートフォリオに使う人もいれば一から作る人も。

娘は一から作っていました。 

 

なぜなら今までのは学校の課題で制作したものが多く、自分で考えたコンセプトではなかったからです。