数年前からフランスの美術学校留学に向けて娘と一緒に情報収集していました。

 

これまでは情報を集めているだけであまりにも漠然としていて本当に行けるのかなぁとピンと来ていませんでしたが、今年に入ってから少しずつ色々な必要書類をフランス語に訳してもらったりポートフォリオを娘が作成しだして学校へ応募してから俄然現実味が増してきました。 

 

最初の頃は情報収集していても日本の大学とシステムが違うことやフランス語の情報だとなかなかピンとこなくて、具体的にイメージできない感じでしたが、この数年間英語やフランス語で検索をかけて気になったいくつかの学校のホームページを度々閲覧しては試験のことや学校の雰囲気を知るために辞書を片手にサイトやニュースレーターに目を通したり、作品展やイベントがどんなものが行われているかチェックするようになってぼやっとしていたものが少しはクリアになってきた感じです。

 

日本語による情報はわずかで、あっても日本の美大を卒業してから編入、あるいは1年の交換留学のケースがほとんどで高校卒業してから進学するケースをシェアしている記事はほぼみかけないので同じようにお子さんがフランスの美術学校へ行ってるとか志してる方と知り合ったり意見交換できたらいいなぁとこのブログに時々娘の留学準備のことを書いてきましたが、残念ながら結局そういう方達と出会うことはありませんでした。

 

それでも今は本当に便利な世の中でインターネットのおかげで、いろいろなことを知ることができていて助かっています。

 

Webサイトだけではなくてブログ、インスタグラム、フェイスブックなども使っている学校も結構多いので、そこからもどんなことをしてるのか断片的ではあるものの伺い知ることができるので昔の留学事情と比べると本当に便利になりました。

 

もちろん実際行ってみないと通ってみないとわからない部分は色々あると思います。

 

留学の体験談もある程度は参考になりますが、人との出会い、学校との出会い、先生との出会いは人によって感じ方も様々。

 

体験して初めてわかることもあると思うので、人がこれはイマイチと思ったことでも実際自分にとっては素敵な体験になりうることだってあるかもしれません。

 

だから、いつも人の体験談は100%鵜呑みにしないように気をつけています。