●なぜ、強もみが良くないのか?
こんにちは、須藤万里です。
私は、肩こりが固い方なので、マッサージに行くと、ゴリゴリ揉まれてしまい揉み返しになってしまうことが時々あります。
今日は、改めて強もみのことを書いてみました。
◆強もみや強押しを受けると、こんな悪循環が起こります!
その時はほぐれたように思ってもまたすぐコリが硬くなる
↓
また強いマッサージを受けるが硬くなる
↓
もっと強い刺激でないと感じなくなる
↓
硬くなりすぎてほぐれなくなる
血行不良でコリがさらに悪化…
先日、こんなお声を頂きました。
今まで自分が受けたマッサージは全部強もみでした。
なぜ強もみが良くないのか、非常に興味があります。
◆強もみ・強押しをすると、身体はどうなるのでしょうか?
「もっと強く」と言うお客様に、言われるまま強く押しているとしたら…ちょっと待ってください!
強もみ・強押しを受けた身体は、大変なことになります!
①筋肉(筋繊維)、毛細血管が傷付く
強い刺激を受けると筋肉は傷付きます。
コリをほぐそうと揉んでいるつもりが、力任せにやっていると、周りの筋肉や毛細血管、リンパ管、リンパ節などを傷付けてしまいます。
治癒力によって修復されますが元通りにはなりません。
②コリが更に硬くなっていく
傷付いた筋肉が修復されるとき、また同じような強い刺激で切れてしまわないように凝固にします。
身体の防衛機能によって強い刺激から守ろうとするためです。
更に、こんなことが起こります。
③血液、リンパの流れが悪くなる
④自律神経のバランスが乱れる
⑤身体の感覚が鈍くなる
身体を良くするはずの施術(マッサージ)で、こういうことが起きていることは問題ではないでしょうか?
これでセラピストが手を傷めていたら本末転倒ですね…
反対に私がお勧めしている方法だと…
◆強圧しないでほぐす技術の5つの特徴
①力加減が気持ち良くて癒される
②血流が巡りコリがほぐれる
③コリにくい身体になる
④自分の身体が分かるようになる
⑤セラピストの体調も良くなる
どっちが良いですか?
色々な手技療法やセラピーがありますが、本来はお客様の身体を良くするために作られたものですよね?
セラピストなら、そのことを忘れないで欲しいです!
今日も楽しみながら頑張りましょうね♪
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今日も、最後まで読んでくださってありがとうございました。