時々このブログでも万葉集好きをご紹介しています
時間が空いた時とか ふと万葉集が読みたくなり
本棚に手を伸ばし その世界に浸っております
なぜに・・・そんなに万葉集に魅かれるかと言いますと・・・
1200年前の時代に生きた万葉の人々と
現代の私たち なんら変わりがなく
普通に恋をし、四季の移ろいを肌で感じ、過去に想いを馳せて
歌を詠んでいたんですよね
4500首ほどある歌をすべて読んでる訳ではありません。
ですが 共感できるものだったり
胸がきゅーんと締めつけられるものだったり
心を動かされるものが 本当に沢山あるのです
中には、今の自分の想いと同じような歌を探してみたりして
それを詠んだ歌人と自分を重ね合わせたりしてみて
『浪漫』を感じています
先日も 本屋さんでこんな本↓を見つけました
パラパラとめくり、目を通してみると 胸がキュンキュンしちゃって
これは自分の側に置いておきたい本だと購入しました
心に響く 「万葉」の言葉・・・
何でしょう・・・
自分に日本人のDNAが備わっていること
日本語の美しさや 日本人の繊細さ 感性の素晴らしさ実感し
改めて 日本人である事の誇りをも感じるというか・・・
ご興味があれな 是非 万葉集を読んでみてください
ちなみに 私が胸がキュンキュンした歌は・・・
●あしひきの 山より出づる 月待つと 人には言ひて 妹待つわれを
「月を待っている」それは建前 本当は君を待っているんだ これが本音
●妹に恋ひ 寝ねぬ朝に 吹く風は 妹に触れなば わがむたは触れ
眠れない朝に吹く風よ 彼女に触れてきたのなら 僕にもどうか触れておくれ
●恋ひ恋ひて 逢える時だに 愛しき 言尽くしてよ 長くと思はば
逢いたくて逢いたくて やっと逢えた その時くらいは優しい言葉を聞かせて
すごくロマンチックですよね~ そう思うのは私だけかしら・・・