知的障がい、発達障がいの子ども達のためのサーフィンスクール
Ocean's Love
に参加させていただきました
我が家は長男が発達障がいがあり、
今回、オーシャンズラブ参加の機会を頂きました。
子どもたちはたくさんのボランティアさんに守られてのサーフィン体験を通じて、いろんなことにチャレンジしてほしい。
ボランティアさんは障がいへの理解を深め、差別のない地域社会を目指すという、この活動。
宮崎の友達の多くがこの活動に参加しており、旦那さんも前回からボランティアカメラマンとして参加させていただいてます。
素晴らしい活動だということは感じていましたが、
実際、スクール生の親として参加させていただくと
この活動に、心から感動、感激。
キッズアロマをお伝えしていると
発達障がい児のママとも知り合う機会がふえ、アロマでのケアもお伝えしています。
少しでも多くの方にオーシャンズラブの活動を、発達障がいのことを知っていただきたい。
誠に勝手ではありますが、
私が感じたオーシャンズラブ、レポします。
長男の発達障がい、
得意なこと、苦手なことの幅が大きく、
保育園まではあまり困ることもなかったのですが、
小学校に入り、少しずつ困ることも出てきました。
嫌だけどやらなきゃいけないことや
やりたいのに、今はやってはいけない。など
ストレスを溜め込んでいるのかな?と感じることが。。。
ほんの些細なこと(と大人が思うこと)でかんしゃくを起こしてみたり、
普段できることができなくなったり、
そんな日も増えてきました。。。
そんな中での今回のオーシャンズラブ初参加。
そもそも運動があまり得意ではなく、
海では波打ち際で怖がるため家族で海水浴も行っていない我が家。
子供が産まれる以前はサーファーだった私の想いも詰まったサーフィンスクールです。
海は怖いけど、
サーフィンは楽しそう!
と
子どもたちも『やりたい!』と言ってくれての参加決定。
ではありますが、いつ、『やっぱり嫌だ!』と言い出すか、ちょっと不安でした。
オーシャンズラブでは、スクール生ひとりに、4人のボランティアさんがつきっきりで一日こどもの担当として動いてくださいます。
そのきょうだい児も一緒にスクールを受けることができ、なんと、きょうだい児にもしっかり4人のボランティアさん。
親は、子どもをボランティアさんにお任せし、ゆっくりと子どもたちのキラキラした姿を見届けることができるという素晴らしいスクール。
なんとか長男も『嫌だ!』と言うことなく、特に次男坊はとっても楽しみにしていた当日を迎えました。
旦那さんはスタッフとして先に出掛けており、
私一人で準備して0歳児の三男坊も連れて青島へ出発!
たくさんの荷物に抱っこの赤ちゃん連れでの海、、
はい。大変です。。
が、
駐車場で待機していると
ボランティアさんが子どもたちを迎えに来てくれるところからスクールのスタート。
ほんとうに助かります。
4才次男は、知らない人に警戒してしまわないかな?と少し不安でしたが、
優しいお姉さんにすぐ馴れて、私からすんなり離れ、青島ビーチへと向かいました♪
着替えもボランティアさんたちに手伝ってもらい、さっそく海へ!
板は持たず、水に馴れるところから。
私も拍子抜けするくらい二人ともおおはしゃぎで楽しんでいました
ボランティアさんたちも『○○くん、海大好きですねー!』と。
海、楽しいー!!と子どもたちが思ってくれただけでも、すでにものすごい収穫。。
さて、いよいよボードを持って入ろう!
と、ボードを取りに来たとき、
その近くの大きな水溜まりに興味が。。
長男その水溜まりに向かって走るーっ
普段なら
「こらー!いまそっちにいかないでー!」
と怒られ止められるところです。
今日はボランティアさんにすべてお任せしているので私は『こらー!!』という必要もありません。
その様子を少しとおくから見ていました。
走っていく長男を
長男担当のボランティアさんたちが
笑いながら一緒に走っていく。
その時の長男の満面の笑顔。
普段、興味の向くままに動いてしまう彼に、叱らなければいけないことが多くなってますが、今日はやりたいことをやっても、それを周りの大人は認めてくれる。
そうしたら彼はこんなにめちゃくちゃいい顔して笑うんだなー!と。
その姿を見ながら涙が出てきました。
久しぶりに見た気がするその笑顔、、もっともっと見せてほしい。見られるようにしなくちゃと。
肝心のサーフィンスクール、
ビビりで運動苦手な彼なりにしっかり頑張って、何とか立つことも出来ました!!
それを両親だけでなく
周りの大人たちがみんなサイコーに喜んでくれてハイタッチしてくれる。
この体験は本当に貴重で、大きな自信に繋がる成功体験をさせていただけたと思います。
次男はサーフィンが怖かったようでなかなか板には乗っていなかったものの、海水浴をしっかり楽しんでいました。
サーフィン練習のあとは
思いで作り。
写真立てに貝殻をデコレーション。
工作大好きなうちの兄弟はこれがとても楽しかったみたい。
特に次男は、お姉さんたちの助けを借りず、自分でやる!と。。
なので、ものすごーく時間がかかります。
これに手を出すことなく、しっかり本人が納得いくまで待ってくださったボランティアさんには本当に感謝。
もうみんなスイカ割りしてるけど、
次男はやりとげるまで動きませんでした。
一人一人の個性を認め、尊重する。
ボランティアさんはしっかりと一人一人に向き合ってくださり、この経験がボランティアさんもこどもたちにも、双方にいい影響を与えることが心から理解できました。
親としても、たくさんの気付きがあり、子どもたちから学ばせてもらえる機会となりました。
途中、ボランティアさんが三男坊の子守りも引き受けてくださり、しっかり子どもたちを見守ることができました。
知的障がい、発達障がいのあるお子さんにはスクールを受けられること、すっごくオススメします。
また、我が家としてはボランティアとしての参加をできる限り続けていきたい。
オーシャンズラブ宮崎支部のスタッフの皆さん、ボランティアの皆さん本当にありがとうございました!!