あれから17年が経ちました。
周りが火の海で、何もかもぺしゃんこで、大パニックの日々。
3ヶ月間毎日大きなポリタンクで、4階まで水を運んだり
ガスのありがたさを本当の意味で理解した高校3年生のあの頃。
絶対に忘れられないし、忘れちゃいけない思い出です。
今日ちょうどその阪神大震災が起こった時刻と同じ時間に、「ドーン」とすごい音がし、慌てて飛び起きた私。
ひざはガクガクし、いつも用意してある震災用バッグに手を伸ばしたけど、揺れがない。
少し安心して隣りに寝ている娘を見ると、足が壁に立てかけられていました
どうやら娘の足が、思い切り壁を蹴った音だったようです。
全く同じ時刻にそんな音を聞いて起きるなんて驚きでしたが、生きているありがたみを忘れるなというお知らせな気もしました。
当たり前だと思わず、感謝の気持ちを忘れない。
大切な人と会える喜びにも感謝する。
これからも、一生懸命キラキラした日々を送りたいです。
そして娘にも、私自身が経験した事をちゃんと伝えていきたいと思っています。