アナタは「性同一性障がい」ではありません! | 三十路から始める、ヲンナづくり。

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前身ブログ『新・こんなおゲイの汚れ道。』よりリニューアル。
すいません、もうゲイは卒業です。
30代よりホルモン治療を開始し、
男性でも女性でもなく「女装性」として
生きていく覚悟を決めたアロムの迷走ぶりを見守って!

さて、前回の日記 に書いたように、女性ホルモン治療を開始したワタス。


GID(性同一性障がい)の人へのホルモン治療をおこなっているクリニックは限られているんだけど、ワタスは知人の女装子さんが働いているという新宿の某クリニックへ行ってきました。


ニューハーフパブが近所に多いということ、クリニックの院長自身もニューハーフということもあり、来院患者はほとんどGIDの方たちなのだそう。

信用できるクリニックは、やはり口コミで広がっていくわけねー。


ワタスも最初は、「いろいろと面倒だから、とりあえず性同一性障がいの振りして治療を受けよう」と思ってたんだけど(ダメです)、うっかり気を許してしまい、カウンセリングで「女性的になりたいだけ」「チ●コに違和や嫌悪感はあまりない」「戸籍を変えて女性として生きるつもりはない」などと正直に話してしまったのでした(笑)。


すると、「典型的な性同一性障がいではありませんね」とバッサリ。(当然)


その代わり、ガイドラインによれば、ワタスみたいな人間は、「両性役割服装倒錯症」という病名がつくのだと診断されました。


生活の一部で異性装をしているが、性転換や戸籍を変えるなど永続的な女性化を望まない人。さらに、異性装をすることにフェティシズムを伴わない人のこと。 …らしい。


こういうワタスみたいな人って決して少なくないと思うんだけど、女性ホルモン治療まで望むタイプは早々いないようで、クリニックでも珍しい患者みたい。


それにしても、何にでも病名つけるのね~と変に感心するわ…。

フェティシズムを伴う人は、また別の病名があるんだって。ワタスからすれば、「たんなるノンケの趣味女でしょ?」で済んじゃうんだけど…(笑)。


なにはともあれ、先生には、「とはいえ、自由診療なので、リスクを理解した上でそれでもお望みであれば治療を施します」と言っていただけたので、ワタスは即答で「お願いします」とお願いしたのでした。


もはや男性生殖機能には未練がないし、自分なりに検討した結果、ここまで来ているのだから「諦めて帰る」という選択肢は、ワタスにはないの!


打つことが決まれば、あとは早いもんで、注射器と薬剤を取り出した先生が、さくっとワタスの左肩に女性ホルモンを筋肉注射。


んぎゃあああ! これが痛い!


鈍痛が長く続く感じで、この日一日は、腕に力を入れるたびに「うっ!!」となってしまったのでした…くぅ。


これを10日~14日に1回は続けていかないといけないそうなので、わりとしんどいかも~。

お値段は、卵胞ホルモン黄体ホルモンという2種類の女性ホルモンミックスで3500円とリーズナブル。でも、長いこと続けていくとなると、そこに診察料や検査料などが不随するわけで、貧乏人にはいろんな意味で痛い出費となりそう。

女体化もラクじゃないのねぇ…。


でも、今後の自分の肉体の変化は楽しみ。


肉体が変化することで、ワタスの自意識はどう変化するのか。やっぱりチ●コもとって、戸籍も変えたくなるのか?


また、女体化していくワタスを目の当たりした周囲の人たちの反応はどういうものなのか?


あーん、興味津々☆


こういう表現をすると一部の人たちからは反感買いそうだけども、

これは、ワタスにとって結構気合いの入った人体実験なのであります。


ワタスは一体どこへ行き着くのか……自分でもわからないから、めっさ楽しみなのよ~。オホホホホ!



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