以前、「建築のうんちく」という題目で

物件のホームページの中でブログを書いておりましたが、

順次売れていったので、1年ほどで物件専用ホームページを閉鎖いたしました。


いろいろなお客様とお話しさせていただいて感じたことは、

「設計者の思いというのは結構ひとりよがりなのかな?」

ということでした。


「吹き抜け空間や中庭で空間のひろがりを」

と考えてはみるのですが、

やはり今まで見慣れた住宅や住み慣れた住宅のイメージの延長で


「もっと収納がほしい」

「独立した子供部屋が欲しい」


というご要望が多く、予算内でということもあって、

やはりオーソドックスな4LDKの人気が高かったです。


もちろん、住宅会社としては

購入されるお客様のニーズにあったものを建てるのはあたりまえのことです。

事実、次の分譲事業では4戸ということもあって建売住宅で、

それまでの建築条件付きの事業で好評だったお声を参考にさせていただいたら、

あっという間に購入していただけました。


今後は、そのお声を参考に

戸建て住宅ばかりでなく、マンション事業にも生かしていきたいと

考えています。


次回からは、

あらたなテーマとして住宅全般についてのブログを書いていきたいと思います。

しかしながら、

脱nLDKと言われても

ピンと来ないのも事実だと思います。


私自身、

やはり家族団らんの場は

リビングルームという認識を

強く感じています。


お客様との打合せの時も

やはりリビングルームという呼称を口にします。


一時期、

無理やり家族室という言い方をしていましたが、

お客様から

「リビングルームと家族室とどこがちがうんですか?」

と問いかけられると

答えに窮してしまいます。


リビングルームは確かに存在します。

やはり家族団らんの場であり続けるでしょう。


結局、

名前はどうでもいいんではないかというのが

最近の思いです。


家族が一緒に

長い時間を過ごせる空間を

どう呼ぶかの違いだけですよね。


それよりも

家族の時間軸(ライフスタイルの変化)にのっとった

空間構成を考えていくことが

家づくりの重要なことだと思います。

◆我がまま家プロジェクト第1号


いままで自由な発想で

家づくりを進めていきましょうと書いてきましたが、

本格的な我がまま家プロジェクトの第1号として

「アークシティ枚岡プレリュード」

グランドオープンしました。


「アークシティ千里丘駅前」

という物件では

メニュータイプからプランを選んでいただくという手法と

私が直接お話しをお聞きしてプランを進めていく

自由設計の手法とを

どちらかを選んでいただいていました。


 「アークシティ枚岡プレリュード」では

 原則として私がお客様と直接お話しして

 一定のルールにのっとって

 家づくりとまちづくりを進めていきます。


 自分の土地だから

 何をしようと自分の自由ということではなく、

 まちとしての統一感も保ちながら

 家づくりだけではなく、

 まちづくりにも積極的に取り組んでください。


我がまま家で家づくりをしたいという方は

ぜひお越しください。


 詳しくは我がまま家のホームページ

 「アークシティ枚岡プレリュード」の

 ホームページのバナーがありますので

 クリックしてみてください。