この星の片隅に
身を寄せ合う僕らは
互いの傷をひた隠すように
無垢な戯れと過ごしてた
だけど瘡蓋にならない傷痕は
日々に君を蝕んでさ
僕の剥がれ落ちない傷痕は
日々の隙間に狼狽えた
手を振ったのはほんの一瞬
途端に君は星になって
取り残され 取り残した
愛しき君の残骸を抱いて泣く
手を振ったのはほんの一瞬
束の間の欠伸より短い一瞬
君の雫を拭い去れなかった
日々の懺悔に酔いしれて
僕は悲哀を肩に背負い
青い砂漠にただ留まる
星になれない脆さを嘆き
青い砂漠にただ留まる