詞「愛というものは名状し難く」 | 「空虚ノスタルジア」

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オリジナルの詞や小説を更新しているアマチュア作家のブログです。





流星群に心酔わせて微笑む
そんな夜もあったのに

幾つもの約束を交わし合い
同じ未来を待ち侘びた
そんな瞬間もあったのに

呆気なく崩れ落ちた2人の世界は
愛が幻にさえ思えてしまうくらい
この掌を擦り抜けて風にさらわれる

あらゆる場面を通り過ぎても
愛というものは名状し難く
だけど確かに僕らが居た日々には
愛が宿っていたのだと涙が教える

失意が爪先をいくら濡らそうとも
人は愛の瞬間に永遠を夢見るのだろう





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