遥かなる世界の中で君に会えた奇跡を
噛み締めていた頃の僕はいつしか遠く
既に手にした幸せの存在が
当たり前のように思えてしまった
近くに居ても心には隙間風
君が感じ始めた2人という孤独
余所見してた僕は君のサインに気付かず
別れの朝 枕元の置手紙
慌てて追い掛けた時は既に遅く
君を乗せた列車 走り出してた
巻き戻す季節に浮かんだ君が愛し過ぎて
「もう一度…」なんてね
身勝手な想いに駆られて空がぼやける
日に日に薄れゆくような淡い記憶じゃないから
この場所にずっと立ち止まったまま
忘れる強さなど欲しくはないけれど
いつまでも昨日を生きれはしないことも分かってる
明日へ踏み進める右足は
何かを探すように宙を舞う
にほんブログ村