1年と半年ぶりくらいですか? ちょーっといろいろブログを書いていない間も音源は買っていたんですが、そんなに聞き込めてなくてレビュー書けなかったんですよね。今まではほら、前からずっと聞いていたアルバムのことが大半だったから書きやすかったんですけどね。最大の理由は、面倒くさかったのは当然なんですけど。というわけで、今回も前から聞いていたアルバムについて書いてみようと思います。
Disappear Here
1,159円
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ストリングスを生のオーケストラと組むことで評判高いプログレッシヴハウス&ブレイクス系のユニット、Hybridの4thアルバムです。なんでこれを扱おうかと思ったのかというと、去年待望の新作フルアルバムが発売されたからですね。
Light of the Fearless
1,118円
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ここのところ、映画のサントラ仕事ばっかりだったのですが、いつの間にかフルアルバムが出ていたんですねぇ。しばらく前に知人とスカイプでHybridの話をしていたときに、やっと気づきました。というわけで新作はまだ買えていないので、発売記念として旧譜のレビューを書こうかと思いました。Hybridはもともと4人組ユニットだったのですが、このアルバムの頃には二人に、そして新作のアルバムではメインメンバーのTrumanとそのパートナーになっているようです。ま、メインの人が頑張っているから大丈夫なのかな? 元メンバー達が何しているのかは気になりますが……。
1stアルバムでは楽曲自体も壮大なオーケストラっぽく作られていたのですが、メンバーがどっと抜けた2ndアルバムからは生ストリングスを導入するところは変わらなくても楽曲、というかメロディがロックっぽく変化し、この4thアルバムでも大体はその路線ですね。ダークでゴシックな感じと言うか、ドラムも重くて荒々しいです。あ、このアルバムではTrumanと次のアルバムでコンビを組んでいるというCharlotte Jamesがほとんどのボーカル曲でボーカルや楽器、さらにはオーケストラルアレンジメントに関わってますね。
ただ、オーケストラのようなストリングなどの生楽器はさほど全面的に押されている感じはしなくて、ビートのほうが目立ってますね。ダークな印象は暗いビートを押し出しているせいかと思いました。フロア向けのような曲でもミドルテンポの曲でもそういった印象が強いです。。さすがに最後の方の曲はストリングを押し出していますね。また、一時期はブレイクスのブームが退潮だったので、Hybridもブレイクビーツの使用頻度が減っていたのですが、このアルバムでは若干ブレイクビーツが多めです。Break My Soulなんかは往年の印象が強い曲ですね。
往年の云々とは言いつつも、メンバーの変遷などがあるので1stアルバムの頃のような壮大さよりも、ダークな音とロックっぽいメロディのほうが印象の強いのがこの時点でのHybridですね。ボーカルものが多いのせいなのか、ほとんどハウスっぽさの感じられないビートのアルバムになってますし。去年の新作(形容矛盾?)ではどうなっているのか、楽しみです。
なお、リリースは Distinctive Recordsより。まだ運営されていたのも割とびっくり(失礼)ですが、今どきCDシングルもリリースしているのもびっくりです。
新曲です。この曲を聞く限りでは、路線は変わってないっぽいですね~。
アルバムバージョンとは違いますけど、表題曲も貼っておきますわ。動画リンク多すぎかもしれないけど~。なお、わたくしのレビューは勢いでの一発書きばっかりだから、みんなはあんまり真似してはいけない。