プロレスラー・三沢光晴選手が、 試合中に亡くなりました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090614-00000117-sph-fight
人生には2種類しかない。一つは「周囲の人に対して警告を与える人生」。「あの人みたいになっては駄目だ」「あの人みたいになりたくない」と周囲の人から思われるような人生。もう一つは「周囲の人にインスピレーションを与える人生」。「あの人みたいになりたい」「あの人も頑張っている、俺も頑張ろう」と思われるような人生。
これは、ある人の言葉です。三沢選手の生き方・人生は、間違いなく後者でした。
学生時代に空手をしていた僕は、体が小さいので怪我に悩まされることが多かったです。弱気になったり練習を休みたいと思うこともありましたが、顔面や胸骨を骨折しても、弱音を吐かず試合を休まない三沢選手の姿・生き方に鼓舞されることが多々あり、頑張ることができました。
大学を卒業し空手から遠ざかり、プロレスからも遠ざかっていたこの頃。昨夜テレビを観ていたら、たまたま「プロレス」の文字が飛び込んできました。「久々にプロレスを観てみようかな」と思っていら、それは三沢選手の訃報でした…。
プロレスは、他プロスポーツに押されていて、興業収入は落ちる一方。プロレスの復興のために人生を捧げた三沢選手は苦労が絶えなかったと思います。それでも不屈の闘志で周囲に勇気を与え続けた三沢選手。その三沢選手自身は幸せだったのでしょうか…。
「急に終わってしまったけど、幸せな人生だったな!」と、この世を去っていったと思いたい。
三沢選手の死は、僕にとっては「今日人生が終わってしまっても後悔は無い」と言い切れる、そんな生き方をしなきゃ駄目だよ、というメッセージになりました。
三沢選手、お疲れ様でした。ありがとうございました。三沢光晴選手のご冥福を心よりお祈り致します。