義援金 募金 寄付金とは?意味と違いはあるの?? | ARIGATAI

義援金 募金 寄付金とは?意味と違いはあるの??

今、東北大震災のための義援金、寄付金が必要とされています。

被災された人々の命をつないでいくための救済はもちろん、これから、被災地を復興させていくために役立てるものです。

支援するために集められているお金の呼び名が様々で、疑問を感じ、戸惑いを感じている人もいらっしゃるかもしれません。

そこで、下記に各呼び名の違い等を書き出してみました。



「寄付金」(又は、「寄附金」。きふきん。)

 公共事業、公益、福祉、団体・宗教施設などへの活動に役立つよう、
金品や財産を無償で差し出す、提供することが「寄付」(「寄附」)であり、そのお金のことを「寄付金」(「寄付金」)。
「寄付」本来の用字は「寄附」。寄付は代用字。英語では、「contributions」。


「義援金」(又は、「義捐金」。ぎえんきん。)

 災害、被災者救済、慈善、助け合い等により、出し合う、差し出す寄付金のこと。
「義捐」(ぎえん)は明治時代につくられた和製漢語。
「義」は、国、国家・社会など、公のために力を尽くすの意。訓読で「捐」は『すてる』。すてる、すてさるの意。
戦後、「捐」が当用漢字に採用されなかった為、「義えん金」「義援金」という表記が見られる。
「義援金」は新聞協会による代用表記。


「救援金」(きゅうえんきん)
「義援金」と意味は同じであるが、特に災害や遭難、被災、命や生の危険を伴うものや危機、困難な状態等から救うための寄付金のこと。
「救済金」も同じ意。(救済は宗教の基本的な観念の一つでもあります。)




「募金」(ぼきん)
「寄付金」が、好例であるが、世の広く一般から資金を集めること、募ること。



各名称の意とするものに大きな違いはないと考えてよいと思われます。



今、

みなさんの助け合い、支援、応援の心が必要です。





(※上記意味等はスタッフの調べによるものです。)