絵図 | 杉本晃志郎のへろへろブログ(復活編)

絵図

お疲れ様です、杉本です。

いやな相場が続きますが、
嘆いていてもなにも始まりません。

本業がある方は本業に打ち込み
相場が本業の方は、底打ちの際に勝負できる
銘柄を徹底的に研究すべき時期だと思います。

株価が絶好調のときより
こんなときのほうがこの曲も染みるでしょう。

一度聞かれた方も、是非もう一度、
耳を澄まして聞いてみてください。

きっと違った感情がわきあがってくると思います。

http://www.youtube.com/watch?v=C2zoQhpoHl0

人が幸せに暮らしているときに
音楽なんかいらないんです。

暗い夜道を照らす一筋の光のように
落ち込んでる人に希望をあたえ、
再起のきっかけをもたらすからこそ、
音楽の意味はあると思っています。

ゴールデンボンバーはそれができる
アーティストだと僕は本気で思っています。

さて、ここから先は現実の話。

下げてるときになにか書くのは
前回も書いたように主義ではありません。

しかし今日は、苦しい中フォンツを持って
くれている人たちに対して素直に自分の
思っていることを書こうと思います。

地合は最悪に近いですし、
チャートが厳しいのは事実です。
6600円のラインを割る可能性も十分に
ありますから、高値の信用玉を抱えて
いる人は、一旦投げるのも一考でしょう。

しかし、資金需要が逼迫しているわけでないなら、
ここで売るのは非常にもったいないです。

フォンツの企業内容は何も変わっていません。
むしろ他の銘柄に比べて、有利な点が多々あります。

内需株ですから円高は関係ありませんし
今後、宝飾が伸びていくなら円高はむしろプラスでしょう。

扱われ方はさまざまとはいえ、
金爆をTVで見ない週はないくらいになってきましたし、
デフテックを初めとする他のアーティストも好調です。

昨年、三枚もシングルをリリースした金爆が
去年の11月からまだ一枚も新譜を出していません。
5月下旬のNHK収録、6月の自伝発売との兼ね合いも
ありますから、まもなく新譜発表があると思います。

もちろん、次のシングルは年末の紅白出場への
布石として、いまだ果たしていないオリコン
ウィークリー1位を狙ってくるはずです。

金爆が売れても数字がないといわれ続けて
きましたが、音楽事業が黒字転換した今、
金爆の新譜が1位をとれば、今期の上方
修正は必至でしょう。

また、既に発表済みの中期計画によれば
フォンツは三年後の営業利益目標を
現状の4倍(4億円)においています。

(フォンツHD中期計画)
http://fontz.jp/ir/ir_release/2012/2012013101.pdf

(中期計画、新規事業分補足)

http://fontz.jp/ir/ir_release/2012/2012042001.pdf

こういった中期計画は眉唾物であることもおおいの
ですが、フォンツに関しては現状でもソリューション
部門が2億の営業利益を稼ぐ力がありますから、
音楽事業の黒字化が定着すれば、決して不可能な
目標ではありません。

広告代理業が好調だった前期は
ソリューション部門だけで3億6000万稼いでいますし
子会社のコアファンクションが手がける液状化対策
事業が軌道に乗れば、計画からの大幅な上積みも
期待できるでしょう。

地合が平常であれば株価を刺激する
材料はこれからもどんどんでてきますし、
フォンツの数字は今後よくなることはあっても
悪くなることは考えづらいです。

出来高の落ち着きや掲示板の動向から
降りるべき人はほぼ降りたと見ています。
全体相場も今週中には一旦底を打つでしょう。

目先筋が降りた玉を、自分はどんどん吸収
しています。他の銘柄のように一旦売って、
底を付けてから買い戻そうと思っても数を
揃えられず、却って高くつく可能性のほうが
高いと思います。

(信用残については以前に述べたとおりです)

利益の上昇修正こそないものの、
フォンツは音楽事業の黒字化を果たしましたし、
エスコンは第一四半期から黒字化を達成しました。

株価の保証はできませんが、
会社の先行きの読みに関しては自信があるつもりです。
自分のできる限りで調べた自負がありますから、
この二銘柄については恐怖心はまったくありません。

自分が過去に書いてきたことや
会社発表の中期計画をもう一度読んでみて
それでもフォンツが売りたいと思う方はどうぞ
お売りください。

売られたからといって僕は責めません。
相場は逃げませんし、また無理して張るもの
でもないと思います。

わかった振りをして持ち続けることが
一番、精神的によくないことです。

前回、中途半端になってしまったので、
優先株について少し書こうと思っていたのですが、
こんな時間になってしまいましたので、
一旦筆をおこうと思います。

株価は需給と業績とチャートで決まりますが、
仕掛け人の描く絵図に魅力がなければ、
そもそも人をひきつけません。

時間とお金に余裕がある、相場巧者の方は
優先株についてもじっくりと考えてみてください。
早期の復配への道筋と株価上昇に対する
シナリオが必ず見えてくることと思います。