相場は、夜明け前が一番暗いものです
おはようございます、杉本です。
フォンツも市場全体も、
まだ底を打ったとは限らないので、
ブログを書くことを悩みましたが、
エスコンの第一四半期好決算もありましたし、
少しだけ書こうと思います。
では、まずその日本エスコンの決算。
https://www.es-conjapan.co.jp/common/php/data/TtkZ87YaUHSrcSfYZtMjoamgbKhyQJA0.pdf
取引開始前の大事な時間ですので
詳細な見解は後日に回しますが、
一言で言うと「若干サプライズのある良い」決算でした。
理由は出された数字そのものではなく
『利益の質』です。
「第一四半期から黒字を計上。
そしてそれが主に賃貸部門からだされていること」
これが大きいのです。
「上方修正もないのにどうして?」
と思われるかもしれませんが、
これまでのエスコンは四半期は毎年損失スタートで
他の不動産会社と同じく後半にかけて一気に挽回する
という利益構造でした。
つまり、他のマンデベと同じく、
マンション販売が利益の源泉であり
景気の動向に左右されやすかったということです。
しかし、以前にブログで述べたように、
現在の日本エスコンは安定して稼げる不動産賃貸の
プロパティマネジメントに主軸をおき、
安定した利益を稼ぎ出せるように方針を転換しています。
その上でマンション販売については、
工期の短い小中規模マンションに特化し、
借入金の増大を極力抑えつつ、
収益の拡大を狙っているわけです。
不動産販売部門は若干とはいえ第一四半期から黒字。
そして、肝心の賃貸部門は、以下のように昨年より増益を達成しました。
『②不動産賃貸事業
不動産賃貸事業におきましては、
保有している収益不動産の賃料収入の増加を含めた資産価値の向上
を図るべくリーシング活動及びプロパティマネジメント事業に注力した結果
売上高 532百万円(前年同四半期比4.0%増)、セグメント利益 322百万円(同6.2%増)と
なりました』
自分は現地に行って、今一番エスコンが注力している
福岡の春日の物件を実際に見てきましたが、
現地において膨大な敷地をエスコンは保有しており
まだまだテナント誘致の余地はあるように見えました。
その状態でこれだけの利益を計上できているのは
本当に心強い限りです。
今は本来のフォンツに注力しているため、
エスコンは殆ど売買をしていませんが、
エスコンの相場をあきらめたわけでは決してありません。
現値はとても魅力的な価格だと思っておりますので、
フォンツが落ち着けば再度買いに入ろうと思っています。
では、本線のフォンツについても少しコメントしましょう。
自分は
『調整ムードのときや過熱感があるときはあえてコメントしない』
ことを信条にしているのですが、
昨日は流石に思うところがありました。
地合が地合だけに仕方ないところもありますが、
フォンツを手放し相場を去ることを表明された方が
たくさんいらっしゃったからです。
掲示板を去られた方の中には、
大量にフォンツを保有している自分にとっては
不快な書き込みをされている方もいました。
しかし、数の大小はあれ、同じホルダーであったわけですし、
その意図が、
「地合やチャートを考えず、
またIR資料をきちんと読み込むこともなく、
むやみやたらにフォンツを買い煽りする人間を批判すること」
にあったのだとすれば、自分にとっても首肯できる部分が多々
あったからです。
そういう意味では、客観的に見て
買い煽りをする人間より、売り煽りをする人間のほうが遥かに
冷静でしたし相場もうまい人が多いように見えました。
実際に株価は下がったわけですし、
あとを濁さずにきちんと挨拶をされて去られたわけですから、
立派な態度であったと思います。
自分が過去にこちらで書き込んだ批判は、
「風説の流布まがい」の売り煽りをしていた人間に対してであり、
あなた方を意図したものではありません。
しかし、もしあなた方の中で、
自分のブログの記述で不愉快になられた方がおられるのであれば、
お詫びさせていただきます。
申し訳ありませんでした。
過去に解消前の欠損金をネタにした
「復配など絶対ありえない」等の書き込みをした
人間がいました。
自分が批判しているのは、
IR資料を見れば容易に確認できる
レベルの内容すら理解せず、
真摯にフォンツに投資しているホルダーを
馬鹿にした態度で売り煽る人間のことです。
現状も風説の流布とまではいえませんが、
既存の優先株に対する執拗な売り煽りがあります。
この売り煽りが理不尽なものであることは、
今期の会社側の一株利益予想360.5円が
現状の実際の発行株数16万株ではなく、
『優先株が全て普通株に転換される前提の275421株』
で算出されていることから考えても明らかです。
(360.5X275421を計算してみてください。
会社予想の純利益1億円に近い数字になるはずです)
この意味を考えれば、優先株の存在は
少なくとも現状の株価に対してはイコールですし、
少し頭の回る人ならむしろ買い材料になることが
容易に理解できるはずです。
(こちらについては、後日項を改めます)
僕はこれからもフォンツを買いますが、
いろいろな事情があってフォンツを手放す人を
自分は止めません。
しかし、このブログをご覧になっている皆さんには
買い煽りに対しても、売り煽りに対しても、
必ずその内容を自分の目で確かめ、検証し、
自分の考えで投資の判断をすることを
絶対に忘れて欲しくないと思います。
フォンツも市場全体も、
まだ底を打ったとは限らないので、
ブログを書くことを悩みましたが、
エスコンの第一四半期好決算もありましたし、
少しだけ書こうと思います。
では、まずその日本エスコンの決算。
https://www.es-conjapan.co.jp/common/php/data/TtkZ87YaUHSrcSfYZtMjoamgbKhyQJA0.pdf
取引開始前の大事な時間ですので
詳細な見解は後日に回しますが、
一言で言うと「若干サプライズのある良い」決算でした。
理由は出された数字そのものではなく
『利益の質』です。
「第一四半期から黒字を計上。
そしてそれが主に賃貸部門からだされていること」
これが大きいのです。
「上方修正もないのにどうして?」
と思われるかもしれませんが、
これまでのエスコンは四半期は毎年損失スタートで
他の不動産会社と同じく後半にかけて一気に挽回する
という利益構造でした。
つまり、他のマンデベと同じく、
マンション販売が利益の源泉であり
景気の動向に左右されやすかったということです。
しかし、以前にブログで述べたように、
現在の日本エスコンは安定して稼げる不動産賃貸の
プロパティマネジメントに主軸をおき、
安定した利益を稼ぎ出せるように方針を転換しています。
その上でマンション販売については、
工期の短い小中規模マンションに特化し、
借入金の増大を極力抑えつつ、
収益の拡大を狙っているわけです。
不動産販売部門は若干とはいえ第一四半期から黒字。
そして、肝心の賃貸部門は、以下のように昨年より増益を達成しました。
『②不動産賃貸事業
不動産賃貸事業におきましては、
保有している収益不動産の賃料収入の増加を含めた資産価値の向上
を図るべくリーシング活動及びプロパティマネジメント事業に注力した結果
売上高 532百万円(前年同四半期比4.0%増)、セグメント利益 322百万円(同6.2%増)と
なりました』
自分は現地に行って、今一番エスコンが注力している
福岡の春日の物件を実際に見てきましたが、
現地において膨大な敷地をエスコンは保有しており
まだまだテナント誘致の余地はあるように見えました。
その状態でこれだけの利益を計上できているのは
本当に心強い限りです。
今は本来のフォンツに注力しているため、
エスコンは殆ど売買をしていませんが、
エスコンの相場をあきらめたわけでは決してありません。
現値はとても魅力的な価格だと思っておりますので、
フォンツが落ち着けば再度買いに入ろうと思っています。
では、本線のフォンツについても少しコメントしましょう。
自分は
『調整ムードのときや過熱感があるときはあえてコメントしない』
ことを信条にしているのですが、
昨日は流石に思うところがありました。
地合が地合だけに仕方ないところもありますが、
フォンツを手放し相場を去ることを表明された方が
たくさんいらっしゃったからです。
掲示板を去られた方の中には、
大量にフォンツを保有している自分にとっては
不快な書き込みをされている方もいました。
しかし、数の大小はあれ、同じホルダーであったわけですし、
その意図が、
「地合やチャートを考えず、
またIR資料をきちんと読み込むこともなく、
むやみやたらにフォンツを買い煽りする人間を批判すること」
にあったのだとすれば、自分にとっても首肯できる部分が多々
あったからです。
そういう意味では、客観的に見て
買い煽りをする人間より、売り煽りをする人間のほうが遥かに
冷静でしたし相場もうまい人が多いように見えました。
実際に株価は下がったわけですし、
あとを濁さずにきちんと挨拶をされて去られたわけですから、
立派な態度であったと思います。
自分が過去にこちらで書き込んだ批判は、
「風説の流布まがい」の売り煽りをしていた人間に対してであり、
あなた方を意図したものではありません。
しかし、もしあなた方の中で、
自分のブログの記述で不愉快になられた方がおられるのであれば、
お詫びさせていただきます。
申し訳ありませんでした。
過去に解消前の欠損金をネタにした
「復配など絶対ありえない」等の書き込みをした
人間がいました。
自分が批判しているのは、
IR資料を見れば容易に確認できる
レベルの内容すら理解せず、
真摯にフォンツに投資しているホルダーを
馬鹿にした態度で売り煽る人間のことです。
現状も風説の流布とまではいえませんが、
既存の優先株に対する執拗な売り煽りがあります。
この売り煽りが理不尽なものであることは、
今期の会社側の一株利益予想360.5円が
現状の実際の発行株数16万株ではなく、
『優先株が全て普通株に転換される前提の275421株』
で算出されていることから考えても明らかです。
(360.5X275421を計算してみてください。
会社予想の純利益1億円に近い数字になるはずです)
この意味を考えれば、優先株の存在は
少なくとも現状の株価に対してはイコールですし、
少し頭の回る人ならむしろ買い材料になることが
容易に理解できるはずです。
(こちらについては、後日項を改めます)
僕はこれからもフォンツを買いますが、
いろいろな事情があってフォンツを手放す人を
自分は止めません。
しかし、このブログをご覧になっている皆さんには
買い煽りに対しても、売り煽りに対しても、
必ずその内容を自分の目で確かめ、検証し、
自分の考えで投資の判断をすることを
絶対に忘れて欲しくないと思います。