3238 セントラル総合開発  | 杉本晃志郎のへろへろブログ(復活編)

3238 セントラル総合開発 

1月25日寄り前に400円処で推奨したセントラル総合開発

http://ameblo.jp/arielatom/entry-10779064019.html

一時400円を割り込む場面もありましたが、
本日、478円(+53)円と値を飛ばしてきました。

出来高も急上昇。この株の驚異的な割安さが
市場に認知されてきた証拠だと思います。

この株に最初に目をつけたのは
昨年8月の第一四半期後の暴落の時です。

確かに一株利益マイナス59円という
大赤字決算でしたが、
不動産業界においては期末に売上が
集中するため第一四半期が赤字なのは
よくあることですし、
通期見通しの下方修正もなかったため
問題なしと思って買い進めました。

また、この会社は上場してから日は浅いですが、
創業以来60年の社歴をもっており、
業績も前期の黒字転換で疑義抜けを
既に果たしてしていましたから、
倒産の可能性も、ほぼありませんでした。

ただ、当時は全体的に株も下がってましたし、
業績については今期は良くても
来期はまだ自信がなかったので、
吹いたときには売り、
また下がったところを買いという感じで
トレードしていました。

徹底的に買い集めてやろうと考えを改めたのは
6億円近い減損処理しつつも予想外の利益をたたき出した
第二四半期の決算を見てからです。

(第二四半期のみで、第一四半期の6億弱の赤字を埋めて
 12億の経常黒字。減損処理をしてもなお一株利益75円)

来期見通しに関しても決算短信の文言が

「新規用地仕入れにつきましては、取引銀行のご協力を得て
 具体的案件に着手しております。また、仕入れ済み未着工
 プロジェクトも順次着手しております」

という強気のものに変わっていたため、
どんなに最悪の解釈をしても、

「銀行融資が受けられず新規開発ができない」とか
「在庫を切売りして先細り」

という状態は既に脱していると判断しました。

つまり、セントラルは他の力の弱い新興不動産会社の用に
評価替えをした資産を切り売りして利益を出しているだけではなく、

『来期以降の業績に貢献する新たな土地の仕込みにも動いている』

ということです。

その物件の利益貢献が、仮に再来期にズレこむとしても、
他の勝ち組不動産株の株価推移を見ても明らかなように
株というものはどんどん先の業績を織り込むものです。

2月半ばに出る第三四半期、
そして来期見通しが出る5月頃には、
セントラル総合開発の株価はその居所を
大きく変えていると思っています。