金糸梅(きんしばい) 水のひかりを ためらはず | SOTOBORI STREET EYE!~赤坂外堀通りで働く広報コンサルタントの視点~

金糸梅(きんしばい) 水のひかりを ためらはず

東京は今日も雨です。
梅雨真っ只中で湿気がジトジト、快適に過ごしにくい時期ですが、「梅雨」の漢字の由来は皆様ご存知でしょうか。





◆梅雨
「黴(カビ)が生えやすい時期の雨」という意味で、
「黴雨(ばいう)」と(中国では)呼んでいたが、カビでは語感が良くないので
同じ読みで季節に合った「梅」の字を使い「梅雨」になったという説。
(「なんでも梅学」より引用)諸説あります。


梅の文字を使うとはさすが日本らしいですね。
あまりイメージの良くない長雨の時期に、爽やかな梅を連想させる言葉を使うと少しばかり気分が晴れます。


ちなみに私にとって梅雨といえば、とあるお客様との想い出がよみがえってきます。

それは今の時期と同じような梅雨の頃、お客様がサポートする野外音楽イベントでのことです。
最初は天気も良くイベント日和!という感じでお客様は出演者のもろもろ手配、私は取材に来るメディアまわりの手配をしていました。
無事メディアの取材も全て終わり、あとは事後レポートを作成するのみ、というイベントの後半あたりで突然豪雨が。。。来場者は雨なんてへっちゃら、むしろ大歓迎という感じでイベントに夢中になっておりましたが、私はPCでレポートを作成しなければならないので慌てて屋根のあるテントに走りました。
お客様はレポートに含める出演者のコメントをとりに雨の中行き来されて全員雨の被害に。。そんなこんなでレポートは完成しました。

私のイメージでは普段はクライアントとコンサルタントという少し緊張する間柄でしたが、このイベントではクライアントとコンサルタントを超えたひとつのチームになれたような気がして嬉しく思いました。(雨降って地固まる?)

むしろ普段もひとつのチームであるということを念頭に入れてお客様と接触すべきと感じました。

私が過去担当させていただいたお客様達は皆様広報経験が豊富で、学ばせていただいたことがたくさんあり、感謝の気持ちでいっぱいです。
本当は一人一人にお伝えしたいのですが、この場を借りてお礼申し上げます。


梅雨でジメジメしますが、一新爽やかに業務に取り組んでいきたいと思います。

※タイトルの俳句は、梅雨の雨に濡れてもその水滴すらも輝かせ、黄色く誇らしげに咲く金糸梅の花を六角文夫が詠んだ現代の俳句です。


Y.M