Asa-Chang & Junray | MISHAMO

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個人的なメモ帳

日本のオルタナティブミュージック、ですか。
外人受けはすごそう。特に映像系の勉強してる人に。
なんとも言えない悲しい不思議な曲

ASA-CHANG&巡礼(アサチャン・アンド・じゅんれい)は1998年に結成された日本の音楽ユニット。
メンバー
ASA-CHANG(アサチャン、本名: 朝倉 弘一(あさくら ひろかず))
パーカッション、タブラ担当。他に数曲の作詞作曲を行う。
元東京スカパラダイスオーケストラのメンバー。
浦山秀彦(うらやま ひでひこ)
ギター、ミュージックシーケンサー担当。
U-zhaan(ユザーン、本名: 湯沢 啓紀(ゆざわ ひろのり))
タブラ担当。2000年より加入。


ASA-CHANG&巡礼
花 (2001)


7分もの間、何故か微動だに出来なかった
ことばの一節一節の表現が素敵。
「酷く風に怯えた、花」

日本語てなんて綺麗なんだと、
明治期の日本文学を読んでいる時と同じ様な感覚になった。
ああそれは言い過ぎかもしれない。でも凄く面白い歌詞。

曲の声のテンポが不思議で
寺山修司から谷川俊太郎へ当てたビデオレターを思い出した。

雰囲気はなんとなく似てる。


最後の「光は要らね 水を下さい」は必要だったのかな。





花が咲いたよ
酷く風に怯えた 誰も見たことない花が咲いていたよ

花など無い
それはあるはずもないと思ってたら
そしたら 花が咲いたよ
誰も見たことない 見えるはずもない 咲くはずもない花が咲いたし
そこにやはり そこに確かに そこにあるだろう
花が咲いたよ
酷く風に怯えた 誰も見たことない花が咲いていたよ
そしたら 酷く風に怯えた誰も見たことないそれは 花は
風に怯えて 風に震えて 花は揺らされて

風に怯えていたようだ

花が泣いたよ
酷く風に打たれた 光を見たことない花が泣いていたよ

さっきの風の音よりもっと嵐でした
そしたら 花が泣いていたよ
夢などない もう風などない もう雲も動かねど
なのにそれなのに花は 闇に愛して 闇を歌い 闇に泣き
なのにそれなのに花は 闇に飾られて 選ばれて 愛されて
光を見たことない花は 選ばれ愛され 闇を愛していたようだ

花よ
花の不屈の心に光が笑ってくれるように
ひかれぬように 揺らされぬように 流されぬように 生きられるように



よ 月を見よ 星は駄目よ闇よ
月は本当の光よ
今 星も綺麗よ
月の光のようなものが
本当の星の光のような闇が 駄目よ
月は本当の光よ

ならばそれならば
闇の波を押し返すのだ 闇の住みかを解くのだ

花に光を

そしてそしたら
花は答えたんだ
一度だけ答えたんだ

「光は要らね 水を下さい」


耳コピした人も凄いと思う。
http://ozozoz.blog13.fc2.com/blog-entry-222.html