竹中大工道具館 | アイデア収納などの気配り設計を得意とする建築家 宋 英俊のブログ

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大阪府八尾市で建築設計監理を行っています。
建築設計・建築現場の情報や、建物探訪、わが町探訪等知って得する情報やストレス解消できそうな歌など思いついたことを気ままにお伝えします。

 先日(8/13)、竹中大工道具館に初めて行ってきました。


以前から一度行ってみたいと思っていたのですが、神戸方面に行く機会がなかったので、なかなか行けずじまいでした。

ちょうど盆休みに友人から、一度行ってみないかとの誘いがあったので、行って見ました。


新神戸駅から歩いてすぐのところにありました。


まず、和風の落ち着いた雰囲気の建物のデザインと構造に感心しました。



大工道具館の期待感を醸し出す雰囲気の門のデザイン。



門を通り抜けるとシャープなデザイの建物が見えてきました。



ポーチの軒の出が深く、玄関扉が奥まったゆとりのある空間。

白壁は京都の聚楽土を混ぜた漆喰で仕上げています。



地上階の透明感あふれるガラス張りのロビー。



ロビーから入り口方向を撮影。

内側は桂離宮でも用いられているパラリ仕上げ。


【地上階のロビーは伝統の職人技と現代の建築技術が融合した大空間です。建物の骨格をつくるのは存在感を消した鉄骨材。構造技術を駆使して内部に柱のない大空間を実現しています。一方、天井は天然の無垢材を使った伝統の舟底天井。木組みの技を用いてスッキリとして温かみのある空間がつくり出されました。
そのほかにも名栗仕上げの自動ドアや、鍛冶が鍛造で仕上げた案内サインなど細かなところに職人技で工夫を凝らしています。】

(竹中大工道具館の公式HP―当館について―建築について)より一部抜粋転載。



天井裏に厚さ2センチもある円筒鉄骨構造材3本で1本は棟用で他の2本は湾曲して大空間を飛ばし、四隅の鉄骨円柱無垢材で持たせているそうです。


展示室の地上1階と地下2階をつなぐ吹抜も工夫がしてありました。

地下2階の中央の奥に見えている木工室では夏休みの子ども体験教室が開催されていました。



各展示コーナーには、右下側に見える黒枠の映像モニターが設置されていました。



なかなか見ごたえのある展示内容でした。


時間があまりなかったので、展示品の前にある実際に大工道具を使っている映像モニターを全て見ることができなかったのが残念です。


今度来る時は時間に余裕を持って、じっくりと見てみたいですね♪







詳しくは下記のHPをご覧ください。


■ 竹中大工道具館  公式サイト


■ 竹中大工道具館-Wikipedia







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大阪 ローコスト・狭小住宅  監修 宋建築研究所


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