最後のレース名は『さよなら・感謝・荒尾競馬』。
フミノフライト号と吉留騎手、クリノナイトヤナギ号と杉村騎手、エイシンコンドル号と林騎手、ワンダーシモン号と吉田騎手、リバーマジック号と松島騎手、クリノハマナス号と田中騎手、グリーンフォンテン号と村島騎手、サツマバレンタイン号と佐藤騎手、フェブスター号と尾林騎手、ロケットハート号と宮平騎手、キラキラボーイ号と岩永騎手、サマービーチ号と牧野騎手が出走しました。誘導馬には韓国から駆け付けた西村騎手と、小山騎手候補生。騎手全員揃ってのスタートです。
勝利を掴んだのは牧野騎手&サマービーチ号コンビ。
無事レースを終えて…。
宮平騎手は北海道で騎手を続けられるとのこと。南から北へ、日本横断ですね。寒さに負けずいっそうの活躍を期待しています!
客席からは“おつかれさま”“ありがとう”の声がたくさん、バックヤードにまで届いていました。
セレモニーでは、使用した鞭や、勝負服を脱いでファンにプレゼントする騎手も。尾林騎手はプロテクターまで投げ入れられてました。
騎手から調教師の方へ、花束の贈呈。
最後は笑顔で記念撮影です。
そしてここでサプライズが!
この日を、終わりではなく始まりにしたいとの思いから、急遽、平山調教師を神父役に、佐藤騎手の挙式が行われました。
あたたかい拍手のなかでの指輪の交換と、長い長~い誓いのキス。
佐藤騎手、奥様、ひーちゃん、末永くおしあわせに…☆
最後に牧野騎手、岩永騎手、吉田騎手からもご挨拶がありました。
怒涛のような、短い一日でした。たくさんの笑顔につつまれて、良い最後だったなと、思います。
生の競馬には楽しいことも悲しいことも全部、たくさんのドラマがあります。ファンの方には是非実際競馬場に足を運んでいただき、自分なりの競馬の面白さを探して、発見していってもらいたいです。楽しむことが、きっと、これからの競馬の存続と繁栄につながっていくのだとおもいます。
今度は中の人としてでなく馬券を買って応援できるとおもうと、それだけは少したのしみです。荒尾けいばで得た知識を武器に、今度はファンの側から、馬や騎手・ファンがつむぐドラマを、応援していきたいとおもいます。
あたたかくてお茶目な荒尾けいばの人たちのことはずっと忘れません。
荒尾けいばファンの皆様、荒尾けいば関係者の皆様、すてきな思い出を、ありがとうございました。