今日の修善寺温泉は曇りのち晴れ。

 

 

早朝まで雨が降っていましたが、朝食前にはいいお天気に変わってきました。

 

そんなこともあり、雨上がりの西の方角には虹が出ていました。

 

 

今日の伊豆市の最高気温は31℃。

 

雨が降っていた分、午前中はジトっとした暑さの修善寺温泉です。

 

 

 

 

 

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「明治32年築 登録有形文化財 雪の棟」の廊下。

 

 

外に出る戸があり、樹齢800年を超えるケヤキをバックに写真を撮ったり、「昭和11年築 登録有形文化財 観音堂」へと向かうことが出来ます。

 

 

この扉を出てすぐ左。

 

ここに先日ご紹介した「梭渓(さけい ひのたに)」と書かれた石の道標が置かれています。

 

 

 

側面には、

 

 

「をさのながれ」とも彫られています。

 

をさ=筬

 

機織りの付属具の一つ。

 

梭渓の梭(ひ)は、シャトルとも呼ばれて、織物 を織るときに、経糸(たていと)の間に緯糸(よこいと・ぬきいと)を通すのに使われる道具ですが、筬は竹や金属の薄片を櫛の歯の様に並べて枠をつけたものです。

 

縦糸を整え、横糸を打ち込むのに使う道具です。

 

「右~左、左~右と急に折れ曲がった流れ」

 

庭を流れる水の流れを、機織りの梭(杼・ひ)に例えた「さる大家の方」、それに合わせるように「筬(おさ)の流れ」と例えています。

 

 

 

 

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今日も修善寺温泉は晴れ。

 

 

関東ではゲリラ豪雨で大変な場所もありますが、幸いにも修善寺温泉は9月に入ってほとんど雨の影響はありません。

 

その分残暑厳しい日が続きます。

 

今日も伊豆市の最高気温は31℃。

 

先月と今月にこのベランダでの注文が多いのがこちら。

 

 

アイスクリームとアイス最中。

 

お風呂上りに、厳島を模した「登録有形文化財 渡りの橋」で食べるアイスはお客様の人気者になっています。

 

 

 

 

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今日の修善寺温泉は晴れ。

 

 

少し雲が出ている時間もありますが、一日晴れのお天気です。

 

そして気温も高く、今日も31℃となっています。

 

新井旅館 玄関の脇。

 

 

今年も「桂流コシヒカリの稲架(はさ)掛け」が置かれました。

 

 

束ねた稲を棒などに架けて乾燥させる、稲刈りが終わった後の田んぼでよく見かける形。

 

 

安心でおいしい米づくりをモットーとした特別栽培米。

 

生産者と修善寺温泉の旅館とが連携して、食材としてご宿泊のお客様に提供されています。

 

「桂流コシヒカリ」の新米が、今年も皆様方にご提供され始めました。

 

 

 

 

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先日、明治時代の新井旅館の絵葉書をご紹介しましたが、もう一枚こんな絵ハガキ。

 

 

明治32年から大正9年の間の写真です。

 

左の建物は、「明治32年築 登録有形文化財 雪の棟」

 

右の建物は、「池の間」

 

この「池の間」は、大正9年に改修工事をする前の建物。

 

現在はこんな感じです。

 

 

大正9年の写真だったとしても102年経っています。

 

池の真ん中の「乙姫島」ですが、松やサルスベリ、カエデなどが大きく伸びて後ろの建物が見えにくくなってしまいました。

 

島の中にある祠(ほこら)は健在です。

 

 

 

 

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昨日の石井天風画伯からのはがきの読み下しです。

 

 

△小川氏より依頼ありしも俗用多忙の處進行よろしく

 

日本美術社より志きりと出品を急がれ候へども荷造不便なれば見合せ可申か

横山先生は御出張相成られ候や銀氏は如何にせしや間に合はさりしか不日拝眉を可致候 早々 石井天風

 

上野公園二号館にて絵画彫刻展覧会が行われる予定だったようで、日本美術社より出品を依頼されていたようです。

どうやら六曲屏風の作成をしていたようで、「荷造りが不便なため出品を見合わせようと思っている。」と伝えています。

横山大観画伯が同年の8月6日頃から10日ほど新井旅館に滞在していたので、そんな話をまたお会いした時に聞かせてほしい。

 

というような内容のはがきです。

 

 

 

 

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今日は昔のはがきのご紹介

 

 

消印は44.9.9 高輪

44.9.10 静岡 修善寺

 

となっています。

 

今から113年前の明治44年9月9日のはがき。

 

伊豆国修善寺温泉 新井天城様 侍史

 

ハガキの裏(通信)面はこちら

 

 

差出人は「石井天風」氏

 

石井天風氏とは、

1884年(明治17年)生まれで、明治末期から昭和初期に活動した日本画家 本名毅三郎。

大正8年頃までは石井天風と称し、それ以降の雅号は石井林響で活動。

 

新井旅館三代目相原寛太郎に気に入られ、明治40年12月から明治42年の春まで新井旅館に逗留。

明治44年には相原寛太郎の紹介により、宮内庁御用達の帽子店茂野梅吉氏の娘きんさんと結婚。

相原寛太郎夫妻は仲人となっています。

 

読み下しは後日。

 

 

 

 

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今日の修善寺温泉は晴れ。

 

9月に入って1週間がたちましたが、まだまだ残暑厳しくなっています。

 

今日は「昭和9年築 登録有形文化財 花の棟」の部屋の写真です。

 

 

床の間の軸は「澗水湛如藍 かんすいたたえてあいのごとし」

 

大龍和尚の言葉で、「真っ青に湛えて波一つ立てない、谷川の淵の水。 いかにも永遠の生命の如くであるが、水は滾々と流れ、同じ水がじっとしてはおらん。」

 

という意味です。

 

広縁の外は「桂川」

 

淵の水は青々として永遠に動いていないように見えるが、水は滾々と流れています。

 

 

9月に入って1週間経ちましたが、目の前のサルスベリの花はまだ咲き続けています。

 

 

「山花開似錦 山花開いて錦に似たり」

 

「花が満開で、全山錦を広げたように美しい。いかにも永遠の美しさだ。その永遠の美しさを現わしておる花も、風が吹けばひとたまりもなく散ってしまう。」

 

花が咲き、山は錦の様に永遠の美しさとなっているが、その花も風が吹けばどんどん散っていく。

 

いつまでもずっと変わらない状態のようだが、中ではしっかりと動いている。

 

そんなたとえかと思います。

 

昭和9年に建てられた「花の棟」も建物や部屋は昔のまま残っていますが、その間には時代に合わせた修繕も重ねています。

 

そしてたくさんのお客様に利用していただいています。

 

 

 

 

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今日の修善寺温泉は晴れ。

 

朝8時くらいまでは涼しかったのですが、段々と気温も上がってきました。

 

今日の伊豆市の最高気温は31℃です。

 

今日は「明治32年築 登録有形文化財 雪の棟」の庭の写真。

 

 

「華の池」からの水が、庭石で囲まれた間を流れていきます。

 

新井旅館の中では箱庭のような感じの庭。

 

その小川の脇では只今こんな花が咲いています。

 

 

シュウカイドウ

 

ピンク色の花が多い中、こちらは白い花。

 

ハート型の葉っぱがかわいらしいです。

 

 

 

 

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新井旅館の庭を散歩していると、こんな石の標識が置かれています。

 

 

梭渓(さけい)と彫られています。

 

旅館に残された資料には、

 

梭 渓(さけい ひのたに)

 

機のひの様、右から左、左から右と急に折れて流れるからとて、さる大家に御命名をいただきました。

 

と書かれていて、さる大家に名前を頂いた流れの名前だそうです。

 

織物を織るときに、経糸(たていと)の間に緯糸(よこいと・ぬきいと)を通すのに使われる道具が梭(ひ)。

 

大家とは誰なのか?興味がありますが、わかりません。

 

昭和初期にはすでに置かれていた石の標識。

 

道標(どうひょう みちしるべ)

 

というそうです。

 

そんな「梭渓」の道標。

 

ご滞在中に見つけてみてください。

 

ヒントは「右~左、左~右と急に折れ曲がった流れ」のある場所です。

 

 

 

 

 

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