行ってきました新世界
ちんどん投げ銭ライブ！
大阪のレトロモダン建築をテーマに「綿業会館」を訪ねた前回の旅サロン会。
本日の旅サロン会はガラリと趣向を変えまして…
大阪は通天閣のそびえる新世界（！）へと行ってまいりました。
ジャンジャン横町で名物串カツの昼食後、
ちんどん屋さんのステージを見るというプログラム。
前回の旅サロン会報でご案内してから
いったいどんな方にご参加いただけるのかしらと楽しみにしていましたら…。
おひとり参加あり、親子さんでご参加もあり、多彩なお顔ぶれとなりました。
皆さんに、お伺いしたところ
■新世界に一度行きたかった（一人では行きにくいから）
■ジャンジャン横町で串カツを食べるのが夢だった
■ちんどん屋さんに興味あり！
…と参加の動機もいろいろ。
待ち合わせ場所の地下鉄・恵美須町駅の階段をあがると
ドドーンと真正面に通天閣！
もうそれだけで、高揚します。
迷子にならないように、ステッキ爺さんの旗を目印にうろうろキョロキョロ。
皆さん、見るものすべてに興味津々。
たとえば…
一見、ふつうの履き物屋さん。
でも看板には「ＪＡＺＺ 澤野工房」。
そう、ここは知る人ぞ知る隠れた名盤を世に送り出しているお店です。
串カツの老舗にはずらりと行列。
土日は１時間待ちもざらだとか…。
さて、「ソース二度づけ禁止」の串カツと生ビールで腹ごなしをしたあとは、
お楽しみの「ちんどん投げ銭ライブ」へ。
出演は「ちんどん通信社」。
春に富山で行われる全国ちんどんコンクールで１１回もの優勝を誇る、
プロのちんどん屋さんです。
通天閣を見上げるオープンスペースで
銀ステのお客さまにはステージ正面の特等席が用意されていました。
太鼓とクラリネットの音色にのせて登場するちんどん屋さん。
「美しき天然」の物悲しい旋律に、皆さん思わず「うんうん、懐かしい…」の表情。
するとすかさず
「これが懐かしいという方は、だいたいお年が分かります」
「昨日はケイタイ電話の宣伝に行っておりました」
「ライバル会社にも愛されるように宣伝する、
それがちんどん屋にとって大切なことでして」
そう、ちんどん屋さんとは
芸能を利用した宣伝広告の専門家なのです。
歌とお話の合間には、まるで寅さんのような見事な口上。
ステージ半ばには、チャップリンを思わせるパントマイムのひとときも。
大きな重い革のカバンがまるで宙に浮いたかのようで、
皆さんやんやの拍手でした！
さて、こちらのちんどん通信社、
毎年４月に富山で行われる「全日本チンドンコンクール」で
１１回の優勝を誇る強豪です。
ここ３年間は、なんと三連覇中だとか！
リーダーの林さんからは
「数年前からトーナメント方式に変わり、ネタをたくさん用意するので大変。
全部でネタが８本いるんですが、今なんとか６本できたところ。
これから練習、練習です」 とのお話も。
「富山市の良いところ」を口上に繰り広げられる本戦、
フィナーレは30を超える全国のちんどん屋さんが勢揃いして
富山の町を練り歩き。
春の富山、ホタルイカも美味しいだろうな…
チンドンコンクール、むしょうに行ってみたくなりました。
■銀のステッキ旅行 http://www.gin-st.com
０７９７－９１－２２６０ 受付（８：３０～１７：００まで）
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。