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亀甲山(栗山夢衣)関連の記事 バックナンバー
さて、前回の「重盛さと美と栗山夢衣① ( ゚д゚)」から
およそ二年以上の時の経過を経た上で再開するこのシリーズですが、
ちょっとある出来事がありまして‥‥とりあえず更新ペースを
めっちゃ早めていくことにします。(`・ω・')
予備知識が必要で、ちょっとわかりづらい所もあるかも知れませんが
そこはコメとかで質問下されば、逐次解説させて頂きます。(`・ω・')
で、今回は‥‥三年前に行われた「めちゃイケオーディション」の最終選考で落選した、
当ブログカテゴリである「栗山夢衣」こと亀甲山を自番組のレギュラーにスカウトした
演出家のマッコイ斎藤氏についておさべりしたいとおもいます。(´Д`)-y~~~
マッコイ斎藤(斉藤)‥‥本名、斎藤誠氏は
1970年2月9日生まれの現在43歳で
TV番組製作会社「笑軍様有限会社」の
代表取締役 社長を務めています。
現在の担当番組は
とんねるずのみなさんのおかげでした(ディレクター→演出)
KAT-TUNの世界一ダメな夜!(監督、SP時は演出)
女子アナの罰(構成)
そして亀甲山がレギュラー出演する
「おねだりマスカットシリーズ(総合演出)」となっており、
過去にも数多くのTV番組や映画、DVD等を製作しています。
バラエティの演出においては、教科書通りの「ベタ」を踏襲しつつも、
天丼(何度も繰り返す)や、大オチ、中押しにシュールな変化球を
くわえていくことで番組を組み立てていく傾向にあり、
また力の弱い演者に関しても、奇想天外なキャラ付け等、
様々なカンフル効果のある演出をして、実力以上の力を
発揮させることを得意としています。
個人的には、現在の業界で五指に入るTVマンだと思います。( ゚д゚)
ディレクターとして初めて制作に参加したのは
あの伝説的人気番組「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」。
この番組の総合演出を務めていたのは「伊藤 輝夫」‥‥
そう、元気TV以外にも数多くの伝説的な番組を手がけ、
現在もタレントや作家として幅広い活動をしている「テリー伊藤」氏です。
今の若い人とかは、タレントとしてのテリー伊藤氏の方が
イメージ強いと思いますが、あの人は本当、ああいう
単なる怒りっぽいおっさんなだけってわけじゃないですよ!? ( ゚д゚)9m
漫画家に例えたら「手塚治虫」的な、あらゆるバラエティ番組構成の
基礎となる源流を打ち立てたと言っても過言ではない大人物です。
と、同時に業界における体育会系な厳しさ、
時にはスタッフに対する鉄拳制裁や演者に対する
「ケガをも厭わない過激な演出」の始祖とも言える人で
厳しいと言われるマッコイ氏の「演者に対する演出や指導」も、
テリー氏の系譜を引き継いだ「弟子」であるがゆえの、
「番組製作に賭ける情熱」の為せるワザと言っても良いと思います。
マッコイ氏もテリー氏も、どちらも「熱量」が凄いのです。
マッコイ斉藤氏の「マッコイ」とは、そんな「熱い」師匠である
テリー伊藤氏みたいになれという思いを込めて
「極楽とんぼ」の山本圭壱が付けた芸名です。またその相方の
加藤浩次とは学年が一緒で、19歳の頃からの親友です。
めちゃイケや27時間TVでも、二人は過激なケンカコントを演じていました。
現在の担当番組で特に顕著な功績として上げられる例としては、
まずフジテレビの長寿看板番組である「とんねるずの
みなさんのおかげでした」において、
マンネリ化しつつあった状態から「汚トラン」
「男気ジャンケン」等の数多くの人気コーナーを抱える
きっかけを作った立役者とされており、
現在も演出家として同番組を牽引する立場に居ます。
そんなマッコイ氏を同番組に招いたのは、メインMCである
とんねるずの石橋貴明です。マッコイ氏が手がけていた
極楽とんぼの深夜番組「とび蹴りゴッデス」の
最終回の打ち上げの時にやってきたタカさんが
そこで初めてマッコイ氏と会い、意気投合して
タカさんからその場で「みなおか」の制作現場に入る事を
打診されたそうです。
しかしその時、マッコイ氏はフジテレビの深夜番組で
昔‥‥ある失態を犯してしまって出入り禁止状態だったので
それを理由に一端、その栄誉ある誘いを断ったようなのですが、
タカさん自らがフジの偉いさんに掛け合ってマッコイ氏の出禁を解き、
晴れてゴールデンの「みなおか」の裏方入りを果たしたのです。
もちろんタカさんの方が年齢も立場も芸歴も上なのですが、
この出来事のおかげでマッコイ氏は今でも、
タカさんに対しては特に頭が上がらないようです。
同番組におけるマッコイ氏の役目というのは
もちろん前述の通り番組をメイキングする「演出」なわけですが、
みずからも演者としてもしょっちゅう登場するのも特徴です。
番組の為なら、カトパンの前で
生ケツだって見せます。
蒼井そら曰く「みなおかのマッコイさんは、ウチらが知ってる
マッコイさんじゃない」という典型的な構図ですね。
免税店で高級腕時計や、男気ジャンケンで鮭を大量に買わされたり、
飲めない酒を飲まされてへろへろになってる所をブッ叩かれたりという
そういう演者として身体をドンドン張っていけるのも
とんねるずに対するリスペクトがそうさせるのかも知れませんね。
またとんねるずと言えば「楽屋オチ」と呼ばれる笑いの手法を
積極的に電波に乗せたというのも特徴で、これもマッコイ氏の
番組制作スタイルの一つとして顕著に使われています。
おねだりマスカットSP!第72回の「マスカッツ緊急記者会見」で
ダイノジ大地の扮するマッコイ氏。
この回は個人的に、めちゃくちゃ面白かったですね。
いや、マッコイ氏に直接会ったことがあるわけじゃないので、
このモノマネが似てるかどうかなんて判らないんですけど
周りの反応を見ているだけで面白い。
ただこの回に関しては、2chの実況スレでは賛否両論で、
「内輪ネタつまんねー」ってシラけてた層がありましたけど、
こういうのはね‥‥楽屋オチ主体だった深夜ラジオの
「とんねるずのオールナイトニッポン」とか毎週聞いてた
私みたいなのには、たまらないんですよね本当。
ていうかね、もうちっと想像力とか働かせてTV見ようよ、ゆとり層は!?
ラジオとか全然聞かずに育つと、こういうのが楽しめないんかすぃらね!? (´Д`)-y~~~
たとえば‥‥おねマスSPの「ど根性キャバクラ」の回とかでも、マスカッツメンバーが
くすぐられたりサイダー吹いたりする場面ばかりじゃなくて
エロい弦ちゃん(長久弦)やその他の偉いさん達が「なぜここに呼ばれたのか!?」、
そして弦ちゃんの事とかも「本当に偉いのか!? どの程度偉いのか!?」などを
推察したりネットで調べたりしながら見ると、何倍も楽しめますよ!?
ちなみに弦ちゃんは本当にどのくらい偉いのかというと、
マッコイ氏とは昔、深夜の名番組「極楽とんぼのとび蹴りヴィーナス」シリーズで
共にディレクターを務めていた人物で、お互いそれぞれTV製作会社を立ち上げ
軌道に乗せているという点で‥‥まぁほとんどマッコイ氏と同格みたいなもんですね。
弦ちゃんの方がマッコイ氏より3歳ほど年上で、独身です。
Twitterでも、熱狂的なファンである少女時代のことばっかツイートしてます。
で、ここに「スカットテレホン」でおなじみの安西Pが加わると、
仕事仲間・遊び仲間としてツルんでいる三人組という形になるようです。
ちなみに安西Pは、弦ちゃんの会社「ガッツエンターテイメント」の
副社長です。
まぁそんな事で、以上が大体マッコイ斎藤氏について、
調べられる範囲でわかる人間像なワケですが‥‥さてそろそろ
この当ブログカテゴリ 栗山夢衣こと亀甲山とマッコイ氏に付いて
おさべりしていきたいと思います。
亀甲山は、このブログをここまで読んで頂いているのであれば
周知の事実だとは思いますが‥‥三年前の秋に行われた
「めちゃイケ新メンバーオーディション」にて最終選考まで残りましたが
惜しくも落選し、その「奨励賞」として「おねだり!! マスカットDX」の
出演が決まりました。
その時に佐野アナが言った、出演理由がコレです。
「栗山さんはオーディションで高い評価を得ていました。
そしてそれ以上に高い評価を得ていたのが、マッコイ斎藤さんでした。
超敏腕ディレクターのマッコイ斎藤さんが評価していると言う事で
オファーが来ています。
他局ですが、テレビ東京の『おねだり!! マスカットDX』の出演が
決まっております!! (会場爆笑)」
しかし‥‥これ、本人に聞いたわけじゃないし、亀甲山自身も
「なんで私をスカウトしてくれたんですか!?」的な質問は
番組終了まで恐れ多くて出来無かったみたいなんでアレなんですが
どうも‥‥真意がわからないんですね。
マッコイ氏がどの程度の段階で亀甲山を見抜いたかどうかわからないし
そもそも五期生である亀甲山って‥‥前期に当たる
「マスカッツ四期生のオーディション」には
実際に応募した物の、落ちてるんですよ!?
四期生オーディションの審査は
マッコイ氏が立ち会ったかどうか判りませんが、
立ち会っていたとしたら‥‥その時点での亀甲山の資質という物に
あまり着目しなかったと言う事になります。
まぁでも四期生って、大量に入った割りにはどれもこれも粒ぞろいで、
最後まで残ったメンバーも‥‥三代目リーダーの希志あいのや、
瑠川リナ、児玉菜々子、山中絢子と、レベルの高い娘らばっかりで
この一角に入るというのは‥‥亀甲山じゃなくても
並のグラビアアイドルじゃ中々至難の業なんですけどね。
そんな敷居の高いオーディションを経てようやく仲間入り出来る
「恵比寿マスカッツ」。脱退したメンバーを含めると総勢70人以上という
AKB48並の大所帯のアイドルグループで唯一人「マッコイ氏からのスカウト」
という特例中の特例で仲間入りをしたのが、亀甲山です。
前述の山中絢子もラジオで言ってましたが
「特待生」みたいなものです。
でも‥‥話を戻しますけど、なぜその「スカウト」に至ったのかという
マッコイ氏の真意が本当、わからないんですよね。(´Д`)-y~~~
まず、マッコイ氏はめちゃイケの製作に携わっていません。
製作に携わっていないと言う事は、めちゃイケオーディションの結果にも
関わっていないと言う事で、「新メンバー発表SP」のOAの前に
ほぼ決まっていたであろう審査結果に
マッコイ氏が噛んでこれるタイミング、および噛める理由がはっきりしないのです。
そして、めちゃイケは「フジテレビ」、おねマスは「テレビ東京」ということで
「他局」という垣根があります。別会社なんですから、スタッフ間で
それなりに強い提携関係がないと、この特例事態に持って行けないはずです。
後期は亀甲山というパイプもあってめちゃイケにマスカッツが出演したり、
おねマスでも「学力テスト」等のオマージュ企画をやったりしていましたが
それほど会社同志、番組同志の強い提携というのは
この時点では無かったはずです。
めちゃイケとおねマスの関連性と言えば‥‥放送作家として
どちらの番組にも「鈴木工務店」氏が居ます。あと、レギュラー出演者では
大久保佳世子が居ます。調べて分かるのはここまでですが、
ただめちゃイケは工務店氏以外にも大人数の作家陣が居ますし、
大久保さんだってもちろんおねマスメンバーの人事に口を出せるほど
影響力は無いでしょう。
だからよくわからないんですよね。(´Д`)-y~~~
あと‥‥これは完全に推測なんですが、加藤浩次がマッコイ氏に
「この娘、ここまでがんばったのに可哀想だから、お前んとこの
マスカッツに入れてやれ」的な推挙があったという考え方も
まぁ‥‥出来無いことはありません。
オーディションの時も、亀甲山は加藤浩次から割と評価が高く
最終選考まで勝ち残った時も加藤は「手紙(作文)でやられたね♪」と
言っています。
なのでおそらくここまでの審査で、亀甲山に対して
ほぼ満点を付けたであろうという推測が‥‥そのセリフで推し量れます。
(まぁ実際、ほとんどのメンバーが満点を付けないと、
亀甲山の最終選考までの第三位となる 平均 4.82点(5点満点)
という驚異的な高得点はでませんが)
加藤浩次は、若い頃の芸風を「狂犬」なとと評されていた反面、
情には厚く面倒見が良いと言われてますので‥‥
なんとなーくそこら辺の裏事情を妄想せずには
おれませんよね。(´・ω・`)
とはいえ、いかなる推論で考えるにしても、最終的には
マッコイ氏の認可が無いとおねマス入りはまず無さそうなので
あまり意味はないのですがね。(´・ω・`)
ただはっきりしているのは、スカウトに至るまでの経緯が不明ではあっても、
マスカッツをクビ‥‥いわゆる「脱退」させる権限を持っているのは
間違いなくマッコイ氏だと言う事です。
恵比寿マスカッツが解散するというのは、12月16日に
中野サンプラザホールにて発表され、今年の4月7日の
舞浜アンフィニシアターのLiveを持って活動が終了となります。
一応亀甲山は、今まで番組上で一度も「レギュラーです」とは
言われたことが無く、前述のめちゃイケオーディションでも
「テレビ東京の『おねだり!! マスカットDX』の出演が
決まっております!!」
と言われたとおり「番組のレギュラー」という明言がなく
「マスカッツメンバー入り」という正式なアナウンスも
これまでにされたことがありません。
しかしまぁ、ほぼ確実にラストLiveには出演するでしょうから
これでマスカッツ史上30人しか居ない解散メンバーの
一人になることが確定となったわけです。
よくがんばったお。(`・ω・')
「おねマス」シリーズが終わり、恵比寿マスカッツが解散することで
ただひとつ喜ばしいことがあるとするなら、私としては
本当、この「最後までメンバーで居られた」という一点だけは
強調したいですね。誇っていいと思うお!! m9(゚Д゚)つ
そしてそれは同時に、マッコイ氏の厳しい指導に2年5ヶ月耐え抜き、
亀甲山自身がタレントとして、成長した証でもあります。
本人は「数多くのチャンスを潰した」「なにも出来無かった」等
しょっちゅう自虐しているのですが、そんなことはないです。
まぁでも‥‥たしかに初期の頃とかは、
見ていてハラハラする場面とかが
たくさんありましたが。
亀甲山のおねマスレギュラー初仕事と言えるのは
「おねだりマスカットDX!」第8回の
「冬の大運動会」からです。
リレー競技に出場した亀甲山、この番組で最もバラエティ能力のある
かすみ果穂と、マスカッツ伝統の「ケンカコント」を演じたわけですが‥‥
ぶっちゃけ、まぁ~ひどかったw
この子の声質は、万人向けの癒し効果みたいな性質があると思うのですが、
その反面‥‥口ケンカがまったくといっていいほど迫力でないんですよ。
まぁ~グダグダw
最後はかすみ果穂が無理矢理オチ付けてましたけど‥‥
今だからこそ言えますが本当、先行き不安になりましたもんねw
ただここで亀甲山は気づいたと思います。
ケンカコントをするのは、メンバーと仲が良くないと
どうにもこうにも始まらないと言う事を!?
本当に仲が悪い者同士がケンカコントをすると、
笑えないしファンだって色々と邪推します。
なにより、相手との息が合わないので
グダグダになってしまうんですね。
まぁここら辺は、マッコイ氏もあらかじめわかっていたことでしょう。
だからこそ亀甲山も、マッコイ氏の真意に気づいて欲しい。
マッコイ氏は「出来無いことなど
わかった上でやらせて」いるということを。
まともに笑いを取りに行くのであれば、
このシーン自体、そもそも無理矢理感がありますし、
OAするにもちと笑い的に不足です。このシーンを流すなら
前回の予告ではあったのにOAには乗らなかった
「瑠川リナが赤白帽をウルトラマンみたいにかぶってるシーン」を
流す方がマシだと思います、番組全体を考えるなら。
そして亀甲山には、特待生と言えど新人は新人らしく、
最初のウチは見学させるべきなんですよね。
そもそも亀甲山自体も初登場から
謙虚な姿勢で番組に入ってきたのに
いきなり次週のコントで‥‥先輩のかすみ果穂に
食って掛かっていくというのも不自然なシーンですしね。
ですから‥‥新人で、しかも「タレントとして良い物を持ってるのに、
経験値が少ない(場数を踏んでいない)」亀甲山に対して、
「本番のコント」という場を使って様々なことを気づかせるよう
マッコイ氏が導いているような感じさえしたんですよね、私は。
様子見の期間を置かず、亀甲山にとって一番最初の仕事という
大事な場面での「育成」。
野球にたとえて言うなら、9回裏2アウトの
ワンヒットサヨナラの場面で、
控えが十分居るのにもかかわらず
入りたての高卒新人を代打に出すような物です。
駄目で元々だし、
駄目でも選手が悪いんじゃない、監督が責任を持つという起用法。
「重盛さと美と栗山夢衣① ( ゚д゚)」の章でも言いましたが、
亀甲山というタレントは「もともと持っている天性のタレント資質」が、
かなりのレベルで備わっていると思います。
本人は自分の容姿について自虐する発言が多いですが、
タレントの資質というのはそこじゃない。
最初はそれでいいかもしれません。ただ整形技術が発達した
今日びの美容事情では、そんな能力はこの業界で
いつまでもそれで喰っていける、絶対的な武器に
なり続ける物では無いです。
超絶可愛いわけではないし、芸達者な感じもないけど
この娘がTVや舞台で活躍するとなんか嬉しく感じ、癒される。
言葉を換えれば、彼女の名前の一字でもある「夢」を
視ている側の人間が彼女に託してみたくなる。
そういう気持ちにさせる事が、タレント‥‥特に
「アイドルタレント」としての「重要な資質」だと思うんですね。
今の価値観で言うと!?
美人とか可愛いだけで大勢が決まるかどうかなんて
戦後の最初らへんまでなんですよ‥‥そういうのは。
今の時代は、マーケティングリサーチが発達している分、
さらに複雑で抽象的な要素を価値観と定めないといけません。
そして‥‥そこらへんの優れた要素を
亀甲山から見い出したかどうかはわかりませんが、
マッコイ氏は次々に色んなパターンの指導で
育成していきます。「本番」という舞台を使って。
これは同じく、おねマスの第9回「冬の大運動会」の
亀甲縛り芸のシーンです。
ここはこの芸に対する、大きなヒントが隠されています。
亀甲縛り芸ってね‥‥実は「縛ってる最中は
何をしているのかわからない」方が
完成時にインパクトがあるんですよ。
初期の頃のこの芸は、「頭を起こして」縛っていた為
結んでいる過程が明白でした。
これは「アリケンオーディション」の時の、
亀甲山が亀甲縛り芸を初披露した時の映像です。
今と結び方は違いますし、頭を起こした状態で
結んでいます。初披露ですから当然インパクトも絶大で
結んでる最中も周りにウケてるんですが‥‥
「結ぶ過程」でクスクスと受けてるんで、完成時のインパクトが
その分削がれています。
また、芸としてはちょっと結ぶ時間がかかりすぎてるんですよね。
二分以上かかってるんで、一人30秒の制限が設けられていた
「めちゃイケオーディション」の一次予選で
こんな調子だったら‥‥もしかしたらアウトだったかも知れません。
そしてそのめちゃイケオーディションでは、こんな感じで
頭を下げ、髪の毛で身体を隠しながら、完成時は
勢いよく頭を上げてフィニッシュしたパターンでした。
30秒ジャストで完成した、現段階での
亀甲縛り史上最高のデキです。
このパターンで縛ると、「ハイッ♪」と完成した時に
初めて結び目の全容がわかりますね!?
マジックショーで「ジャーン!!」という音と共に
マントがはがされて、何かが現れたり消えたりしている、と言う
そういう性質を持った芸なので‥‥完成するまでは
見えない方が理想的なんです。まぁコレについては
近日公開予定の「亀甲縛りと栗山夢衣」の章で
詳しく語りたいと思いますが、とにかく冬の運動会での
この「亀甲縛りの団体芸(完成まで完全に隠しておいて、
突然披露する)」は、私にしてみれば
マッコイ氏からの芸に対するアドバイスに思えてなりません。
同じようなパターンで言えば、これなんかもそうです。
『おねだりマスカットDX!』第12回 「マスカッツ緊急記者会見」
「ゆうこりん(小倉優子)の話で泣く」の持ちネタを、さらに装飾して
もっと笑いを取れるようにしたパターンです。
多分ゆうこりんの話の泣き芸は、最初は本人が真面目に話してたのを
周りが「面白い!!」と評価した事により派生したネタなんでしょう。
しかしこのままでは「そのままの事実を、泣くという『顔芸』で
笑いに変えている」というだけであり、芸として‥‥
特に「話術」という点から見てみると、まだまだ
未完成なんです。
実は、めちゃイケオーディションの二次選考でこの
亀甲山の「ゆうこりんの話で泣く」ネタと言う物は披露されてますが、
合格はしたもののOA上ではカットされています。
(ザ・テレビジョンの「めちゃイケオーディション特集」で
「ゴム手袋芸」と共にそのスチール写真が掲載されていました)
これもまた亀甲縛り芸とは違って、ネタとしては
未完成である事を示す証左ですね。
そしてめちゃイケの時点では不十分だったこの芸が、プロの手によって
加味されていったことで、完成された笑いに昇華したのです。
同じくマスカッツ記者会見で例に挙げるならば、おねマスDX 第25回の
「亀甲縛りのやりすぎで、股間が腫れてしまった」という逸話‥‥
これは亀甲山がゴッドタンに初出演し、未曾有の大爆笑を取った
名コーナー「怒りオネェ」で展開した話とほぼ同じ物を
おねマス上でも披露する事になった回です。
チューイングキャンデー!三菱食品 かむかむレモン10入 |
この時のゴッドタンは本当におもしろくて、色んな動画サイトに
上げられていますから、知らない方が居ましたら
是非「ゴッドタン 栗山夢衣」で検索して、視聴してみて下さい。
劇団ひとり、日村勇紀のバッテリーから投げられた剛速球で
2ストライクまで追い詰められ、開き直った亀甲山が
決め球のボールをバットの真芯でとらえて一気にスタンドに持って行き、
その後の打席もホームランを立て続けに打った回です。
ですが‥‥おねマスの制作側は、そのゴッドタンで
大爆笑を取った話を「まんま」で持ってきて
おねマスで披露する事を期待したと思うんです。
こういうのを芸人用語で「こする」と言います。
あちこちでほぼ同じ話をすることを「話をこすっていく」と言い、
そして何度も同じ話をする事によってその話は宝石のように磨かれ
無駄な部分は削ぎ落ち、不十分な部分はより強化されていきます。
そしてこれがすなわち「すべらない話」です。
これのみをテーマとした番組が「人志松本のすべらない話」ですが
あそこで披露される話というのは、基本的にラジオやテレビなどの
メディアや、楽屋、飲み会など
「あちこちでこすられて、何度も披露されてきた話」
です。だから亀甲山の場合も、
この「亀甲縛りのやりすぎで股間が腫れた」話は
出来るだけ面白い部分には手を加えずにもう一度展開するべきでした。
なのに‥‥おおむね同じ話ではあるものの、ゴッドタンで
最初に爆笑を取った「ビラビラ」の部分を「薄い所」と
多少上品な言い方に変えてしまっているんですね。
この話、一応おねマス上でもウケてましたけど
これはいけないです。実にもったいない。
「ビラビラ」はそのまま言うべきでした(キリッ 。
仮に現場スタッフやマネージャーから事前止められていたとしても、
生放送じゃないんですからそのまま言うべきでしたね。
本当にマズけりゃ、後で編集でいじったり、ピー音入れたり、
オンリー(一人でそこだけ再度撮影 or 録音)をしてしまえば
いいんですから。
マッコイ氏が止めても‥‥です!!!!
彼の「言うな」は、むしろ「言え」ってことです。
マッコイ氏はダチョウ倶楽部を信奉してるんですから!! m9(゚Д゚)つ
「言うの止められてたんですけど、ビラビラが‥‥」とか
「言っちゃいけないのわかってるんですが、ビラビラが‥‥」とか
とにかく検問の車停めを跳ね飛ばす強行突破で言う!!!!
後は野となれ山となれ!!!!
どうせおねマスはゴットタンより遅い時間の番組なんですし、
メインスポンサーだってDMM.COMと‥‥別にビラビラといった所で
クレームが来るような心の狭い会社ではないです。
本人はゴットタンOA後のブログで「(ビラビラ発言に関して)怒られた」と
後日談を言ってるんですが、もともと「ゲッスい番組スタンス」がウリの
ゴッドタンで指揮を執る佐久間Pが仮に怒ったとしても、
そんなもん本気で言ってるわけでもなく‥‥気にしすぎなんですね。
第一、その直後にゴッドタン側から二度目の出演オファーが
来てるんですから、全面的に認められたも同然なんです。
なのに、おねマスでは「薄い所」と
オブラートに包んで改変してしまったんですね‥‥惜しい。
これ言った直後、ゴッドタンでも共演したおぎやはぎも
すぐさま「かむかむレモン」という表現を「寄りがちレモン」と言って
笑いに変えていますが、本当‥‥ココはそのまま
「こすって」欲しかった所です。
おぎやはぎも大久保さんも「ビラビラって言うな!!」的なツッコミを
一斉にやる準備をしていたような雰囲気を感じますし、
マッコイ氏も多分それを期待し、亀甲山にうまく「こすらせる」為に
この回をお膳立てをしたような気がしてなりませんが、
それを生かせず‥‥「大爆笑必死のネタ」を「ややウケ」にしてしまったのが
残念です。
マッコイ氏は大久保さんとかにも「ウケた話は、100回こすれ」とか
言ってますしね。まぁ、これもまた勉強でしょう。(`・ω・’)
そんなわけで、「マッコイ斎藤と栗山夢衣 ② ( ゚д゚)」
に、つずきまつ。( ゚д゚)ノ
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※(2013.03.26更新)
えー、とある関係部署から今回の記事に書かれた事に関して、
新たな情報をお寄せ頂いたので、加筆修正させて頂きます。(`・ω・')
私、この記事の最後にビラビラの件について色々と亀甲山に対し
駄目出しをしておりますが‥‥実は亀甲山、この収録では最初、
一字一句間違えずちゃんと言っていたそうなんです。
ビラビラと!!
やるじゃない本当!?
本当に言ったんじゃない!?
ゴッドタンで怒られたにもかかわらず
それをそのまま「こすって」いくとは!! m9(゚Д゚)つ
あらいぎまちゃんは今、感動に打ち震えているッ!! (`・ω・')
そうよ、それでなくちゃ。
それでこそ、我が生涯賭けて応援していくと
決めた女だよ。(`・ω・')
で‥‥亀甲山は確かに言ったそうなんですけど、
なんでそれがOA上では「薄い所」になってしまったかというと‥‥
ビラビラと言った瞬間、
カメラ停められたからだそうですwww
そらダメだwwwww
カメラ停められちゃあ、演者としては打つ手・無ッシングwwwwww
ピーすら入れられなかったかー!?
よっぽどワードとしては上位なのかー!?
というかそれだったらテロップ付けてまでOAしたゴッドタンのスタッフ、
やっぱ‥‥頭おかしいだろwwwww 前から思っていたけどもwwww
つまり‥‥アレですね!?
「言うの止められてたんですけど、ビラビラが‥‥」とか
「言っちゃいけないのわかってるんですが、ビラビラが‥‥」とか
検問を強行突破する気で突っ切れ!! と無責任に煽り立てましたけど
正しくは‥‥こうだったんですよ。
「いや、さっきカメラ停められてまで言うなって
言われましたけど、やっぱその‥‥ビラビラが‥‥」
って言うべきだったんですね。
いや、違うわ!!
また停められるわ!!
そしてどつかれるわ!!
ボテクリ回されるわ!! m9(゚Д゚)つ
そんなこんなで、素人の勝手な妄想で駄目出ししてしまった事を
深くおわびします。
でもやるなー本当。
亀甲山はエスパー伊藤をリスペクトしているそうですけど
やってることは江頭2:50ですよ本当。
話的にも面白いんで、なんとかゴールデンでも流せるような
ソフト加工が出来無い物かと思います。(´Д`)-y~~~
あ、次行っていいですよ!? ( ゚д゚)ノマッコイ斎藤と栗山夢衣 ②
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