実家のお墓参り | 心の夜明け~新しい時代とともに~

心の夜明け~新しい時代とともに~

~アラレのひとり言~
2016年5月に仲良しで最愛の夫を亡くしました。
夫の闘病記を綴り初めて
今は大好きなお寺と神社
参拝録や日常のことなどを書いています。

3月15日(水)息子定休日のこの日は
お彼岸前中にお墓参りへ行けないから
みんなで行こうと息子にお願いして
おいた(人∀・)タノム

快く了解と言ってくれる息子に感謝
前日に幾ら生まれ育った家のお墓でも
16時だなんて出発は嫌だから早く
起こすからそのつもりで寝てねっててへぺろ
遅い時間になるほど憑き物も沢山
集まってきて連れて帰るようになります
からと少しビビらせておいたてへぺろ
「え笑い泣き憑き物って?なんか出るの?
ねーー」と今度は煩い煩い爆笑
何もないわよ!いいから早く寝なさい!

二人共9時に起きてきた
私は二人が寝てる間に氏神様早朝詣でへ

誰かしら「お腹空いたー」と騒ぐから
おにぎりおにぎりおにぎりおにぎりを作って持っていくことに

お花とお供物を東急に買いに行ったら
レジの女の店員さんが
「こんにちは爆笑」と
こんなに気持ちの良い店員さんは
いないはずなのに……私も元気よく
「こんにちは爆笑」と返した
今度はその店員さんが
「お元気ですか?」って
えっ?私を知る人?誰だろう?と
思いながら
「元気ですよ爆笑何処かでお会いした
ですか?」と失礼承知で小さめに
その店員さんは
「はい爆笑私、〇〇の店員してた〜
潰れたから今度は東急にいます」と
やっと思い出した
制服が変わると分からないわよ〜
分からなくてごめんなさいね
いつも買いに行くとお話ししてたね〜と
「お兄ちゃん(息子の事をこう呼んで
くれる)元気?」
はい!元気ですよと

笑顔で挨拶してくれて良い一日に
なりそうです!ありがとうねと帰って
きた

笑顔の挨拶は本当に人に幸せな気持ちを
与えるとつくづく感じた
私も常に人には笑顔で挨拶できる人に
なりたい!!!
そうゆう人になりたい!
自分の気持ちなど相手は分からない
笑顔になれない気持ちの時でも人には
不快な思いをさせたらいけないんだと
気づかされた
(なんとも遅い気づきだことアセアセ)


いつもの時間の11時に出発car**溜め息溜め息溜め息
「おぃ、お母〜親父の病院経由で
行くからな」って
「なんでよ〜ガーンだいたいお前なんで
わざわざいつも病院の方を通るかな〜」
今日こそマジ勘弁して欲しかったのに
昨年の3月今頃は緊急でしょっちゅう
病院へ行っていた笑い泣き笑い泣き笑い泣き
最後の入院をしたのも3月
尿が出なくなって緊急外来も3月
本当に思い出したくない月なんだから
と思っていたら息子が
「だって親父いるんだぜ〜爆笑3人の時は
いつも親父もいるんだ!」と

無頓着な子がこんなことを

そうよね、それぞれにお父さんとの
思い出はあるものね
お母さんは嫌だと思う場所でも息子は
そうとは限らないものね
息子は昨年3月にお父さんの現実を
受け入れられるようになった

ちょうど病院が見える位置を走ってる
時に今では見ることがなくなった
旦那ちゃんがトラック運転手をしてた
時に旦那ちゃんが乗ってたトラックが
横に並んだびっくりびっくりびっくり
3人で「「「えっ!!!」」」だった
そしたら息子が、最近親父の気配を
感じることがあるんだよと
息子まで
仕事中にお客さんが来たんだけど
「えっ!なんでいんだよー!」って
言いかけてたと爆笑爆笑爆笑
本当に喋り方と背格好が親父だったと

そんな話しをしながら向かった私の
地元

お墓へ行く前に娘の産土神参りへ
娘が産土神参りしたいと言い出し
やっと…連れて来れた
私と旦那ちゃんが結婚した時住んだ
場所
当時住んでた借家の前を通り娘に
ここに住んでたんだよと教えた
懐かしさでいっぱいになった
旦那ちゃんも私も20代の頃だもの
若かったよな〜(笑)

息子は少し覚えがあるようで
懐かしい〜懐かしい〜を連発してた
「お母と散歩したな〜」って覚えてて
くれて嬉しかったニコニコ



鳥居を潜るとすぐかと思っていた
私も初めての神社アセアセ
目の前に階段がびっくりしかも山だしガクリガクリガクリ
二人もブツブツ
でもいいな〜山は大好き


娘も杖で頑張ってた
階段を上りだしたら娘を呼ぶ声が
「〇〇〜」と
えっ!誰?????
娘は誰か呼んだって私と息子に!
私も息子も呼んでない
息子には聞こえなかった声
私と娘は確かに聞こえたハッキリとした

ビビりの息子は何だ何だと怖くなり
私の前に入り込んできて真ん中にいる
大の男の子が…情けないな〜爆笑
息子は「大の男とか関係ね〜し
怖いもんは怖い」とムキー
爆笑爆笑爆笑
疲れながら騒ぎながらやっと到着
立派な社殿がありました



摂社も幾つかありお参り
ここは、お灯明がありました
ここの御祭神は
木花開耶命
大山咋命
父娘ですね



立派な杉の木は苔むしていて
趣きがあって古くからここに鎮座して
守ってくれてたんですね
有難いです


下山(大袈裟爆笑)して周りをぶらぶら
小さな小川が流れていた
ご神気が凄く澄んでいた
蛍の里だとびっくり住んでた頃は知らなかった





ここの狛犬さんが笑っているようで
とても嬉しくて(*'∀`*)v(*'∀`*)vそして癒された


本当に色んな表情をしてる狛犬達
神社により違うから面白い


車に乗りやっと私の実家の町へ
っと!ここもその前に私の産土神様へ
子供の頃からずっとずっとお守りして
くれてた神様
実家を離れて〇〇年
私の通った幼稚園もこの境内にあった
社殿の周りでいつも遊んでた
杉林の中で夢中で遊んでた
大きな杉の木に守られながら
杉林の周りは探検みたいで楽しかった



鳥居を潜ると懐かしさで涙が溢れた
“愛かった〜うぶすなさんmakovvmakovvmakovvmakovv
背いてばかりでごめんなさい
だけどいつも守ってくれてありがとう
懐かしい〜一番一番落ち着く場所だ
あったかい、昔とちっとも変わってない
あったかさだ
優しく優しく包んでくれる気
泣いて浄化させて下さいと
ワンワン泣いた
やっとここへ来れた有り難さ
家族の報告をしてきた

私の産土神は諏訪神社
子供の頃からお諏訪様お諏訪様と
慣れ親しんでいた神様
地域の誰もがお諏訪様と本当に皆に
親しまれ愛されている

ひっそりと誰もいないと思ってたら
私が鳥居を潜る前におばさんとすれ違い
「こんにちは!ご苦労様」と
おばさんも同じように

私の地元では挨拶と一緒に“ご苦労様”も
飛び交う
そんな言葉も聞けて本当に嬉しかった


ここは子供達は車で待たせてた
狛犬は新しくなってた




子供の頃にあったおっきい杉の木は
今はなく切株が飾られてた


摂社は祖母がお参りしてたのを見てた
から、あるのは知ってたが何神社とは
知らなかった
発見があってワクワク



やっとお墓へ到着
墓石を水洗いして綺麗にして少しは
ご先祖様方サッパリしたかな?
誰かお墓参りに来てくれたんだ〜
黄桜のワンカップがあがってた
墓花を活けたら賑やかになりお供物は
お彼岸時季だからおじいちゃんと
おばあちゃんの好きだった桜道明寺と
サイダーと他にも色々
祖父母はサイダーが大好きだった

おばあちゃんの子供二人(私の父の兄弟)
3歳と1歳の二人の男の子を亡くして
眠っているからお墓参りには祖母は
「アラレちゃん!子供がいるから
子供の喜ぶお菓子をあげるんだよ」と
良く聞かされていたから駄菓子を

私の実家のお墓は祖父母と幼子二人
だけが眠っている
祖父が次男だったから祖母は良く
「うちのお墓はな、アラレちゃん
ご先祖様って言っても子供なんだよ」と
言ってた

当時は聞き流していてごめんね
刻まれた名前を見てたらちゃんと
祖父が90歳で亡くなった時に祖父の
名前を一番先頭にしたんだ〜
生きれなかった祖父母の幼子二人も
お父さんが来て安心したかな
祖父を先頭に
二人の子
最後に祖母の名前
両親に守られているように私には
思えた

子供達にも一応説明して教えて
お線香の係は息子
前回は火がつかないと騒いでたが
今回はお線香の火が消えないと大騒ぎ
きっと喜んでくれてるのかもしれないよ
って息子に


今は分からなくていいよ!!!
いつか…二人の子が仏と向き合える
心を育んでくれたらいいな〜と
まだまだ遠い先でもいいからその時を
見逃すことなく!!!
誰かに言われてのお墓参り
誰かに言われて仏壇へお線香をではなく
自分からその気持ちを持てるようにと

お墓参りを終えた後は私が泳いでた
川を子供達に初めて見せた


堰堤の下で仲間と大勢で泳いでたんだ
って爆笑爆笑
二人共深い深いと大騒ぎ

こんな時間も良いものです
故郷を懐かしむ時間


そしてその後は、のびろを取りに行くと
息子が言ってくれた

春毎年旦那ちゃんがのびろ味噌を作る
結婚した時から我が家の恒例行事
採る、刻む、味付けは旦那ちゃん
私は綺麗に洗うだけてへぺろ


みんなで頂いて「今年も我が家に春が
来たね〜春を迎えられたね」と
これを食べないと我が家に春は来ない
と言うようになり
昨年4月、奇跡的な退院ができて
弱りきった身体に首からカテーテルを
いっぱい繋いだ旦那ちゃんが最後に
のびろを取りに行きのびろ味噌を
作ってくれて……来年は旦那ちゃんの
味を食べれないって私が泣いて

子供達は「今年だって続けていこう」と
言ってくれて真っ暗な中、二人が
夢中で沢山とってくれました
ありがとうね
寒い中、本当にありがとうごめん!


「お父さん見てよ〜RとMの姿爆笑
今年ものびろ味噌をって夢中で
とってくれたよ!」

あなたには勝てないけど私が
作りますからね爆笑アイアンフィスト

笑ってみててね爆笑爆笑爆笑