佐々木 ヒロ様の女性化手術記 | タイSRS- FtM & MtF・美容整形アテンド■アクアビューティblog

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'05年9月に顔や胸の女性化手術を受けられた体験記です。
国内でも何度か受けられたのですが、技術や信頼性でヤンヒー病院を選ばれた経緯や手術後の感想等を掲載していただきました。
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すでに日本で顔の女性化手術を進めていた私は、タイで美容整形を行った先輩の仕上がりの素晴らしさに、強烈なショックを受けました。そして、タイのドクターの手術を受けたいと、強く願いました。しかし、どこの病院の誰が上手なのか、誰も詳しくは語りたがりません。そんな中で、夕方の報道番組の特集のコーナーでタイの美容整形ツアーが取り上げられ、アクアビューティーとタイで最も優れた病院の一つであるヤンヒー病院のことを知りました。私はさっそく、アクアビューティーの事務所を訪れ、カウンセリングを受けました。
 

カウンセラーの村岡舞さんはMtFで、顔の女性化手術の他にも性転換やボイスチェンジなどについても、詳しいお話をして下さいました。このお話の中で、自分のやっていく手術の方向性を見つけられたと思います。また、最近、ボイスチェンジをされた方をご紹介いただき、実際に声を聞けたこともよかっです。タイでは、不安だった言葉の問題も、アテンダーのみどりさんが的確に対応してくれて、二度のカウンセリングを経て、顎の骨切り、頬のプロてーゼと脂肪注入、豊胸等を行いました。本当は額と頬の骨を削って額と首をリフトアップし、目を修正したかったのですが、「日本での手術後、まだ日が浅いので、あと一年はあけた方がいい」と言われました。技術的には可能であろうものを、すべては私の体の状態を考えてのご判断だったと思われます。
 

病室はとても快適で、ナースは全員英語を話せます。簡単なワンワードイングリッシュで不自由ありませんでした。何年か前に、海外で性転換や整形をすると病室でも大変だと聞きましたが、私も他の人たちも何不自由なく過ごせました(完全個室)。心配するなら、いかに退屈せずに過ごすかぐらいです。(NHKの衛星放送が時々入ったぐらい)
 

退院後のホテル(コンドミニアム)は27階建ての新しい建物で、とても広くてきれいなのもうれしかったです。抜糸までの数日間は、市内観光を楽しんだり入院中に知り合った方のお見舞いに行ったりと、充実したものになりました。肝心の手術の出来ばえですが、頬への脂肪注入の腫れは予想以上に大きく、手術後初めて鏡を見たときは、正直言ってショックでした。胸も少し大き過ぎるような気もしました。
 

帰国後、豊胸時に切った右脇の硬直が左よりやや強く、小心者の私は、アクアビューティーからヤンヒー病院へ問い合わせてもらいました。その後、病院からの適切な指示をいただいて安心したと同時に、アクアビューティーから「万が一問題がのこるようであれば、私どもが全面的に支援して再手術を…」との温かいお応えが心にしみました。
 

手術から約2ヶ月が経過した現在、右脇は順調に回復し、ほとんど完治しています。さらに、あんなに腫れていた顔と胸がちょうどいい形になってきたのです。これには周りの人たちも驚いています。ヤンヒー病院でもナンバーワンのグリッチャード先生をご紹介いただいたことに、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。ところで、私は日本で額と鼻の骨削りをしたときに、「あなたは骨格上、あまりたくさんは削れないので、本当に女らしい顔にはなりにくい」と言われ、複雑な気持ちで手術を受けました。そして、まだその気持ちを引きずっているのも事実です。でも、グリッチャード先生は、カウンセリングで、「額と頬の骨はもっと削れます」と言ってくれたのです。私はこの言葉を聞いて、来年絶対にその手術を受けようと思いました。それにしても、日本での手術代がもったいないと思いました。(額の骨削りと頬のリフトアップだけで210万円もしたんですよ!!)
 

 

最後になりましたが、今回お世話なった病院関係者の方々、アテンダーの方、そして面倒な問い合わせに誠意ある対応をして下さいましたアクアビューティーの皆様に心から御礼申し上げます。