水草が育つ水槽、育たない水槽、その違いは? ~仮説編
こんにちは京都伏見の水草レイアウト専門店Aqua Shop WASABIです
それにしても、今日も肌寒い一日となってますね
先ほどから雨も降ってきてますし・・・・
今年は、どーも気温が低いGWのような気がします
さてさて、本日は、昨日のBLOG・「水草が育つ水槽、育たない水槽、その違いは? 」の続きということで
魚をたくさん入れると水草が良く育つ
これには、たくさんの注意点があるので、まずは、前提条件となっているところを
一つ、ある程度、長期維持している水槽であること。最低半年以上が目安。
一つ、魚は一気に数を増やさず、徐々に買い足ししていくこと。
一つ、ワンサイズ上の外部フィルターを使っていること。余裕のある濾過システムであること。
一つ、強めの照明、二酸化炭素添加していること。
つまり、むやみに魚の数を増やしても、コケが増えるだけ ですので、上記条件を全てクリアーされた上でのお話となります
では、魚の数が多いと何が良いのか?
魚から、豊富な量の窒素、リンが供給される。
「ん?」
「それなら、窒素とリンが入っている液肥を添加してもいいじゃないか?」
いえいえ
液肥だと、添加直後が濃度MAXになって、徐々に薄くなっていきますよね
濃度MAX時には、水草が吸収しきれない量が藻類の栄養になったり、あるいは、水草が肥料を欲している時には、すでに、濃度が少なっていて、うまく肥料吸収できないっていうケースも発生しうるわけです
つまり魚が適正数あるいは、適正数以上の数がいると、常に、ある程度一定のレベルで「窒素とリン」が供給され続けているわけです。
そーなると、水草が栄養不足に陥ることがなく、グングン茂ってくれるのです
もちろん、生体からはカリウムは供給されないので、
ブライティKだけは、必ず添加ください
ブライティKは、コケの発生源にならないので、照明が点く時間に、毎日、添加ください
水草が大量に育っているお客様のほぼ全員が、
「魚多め+ブライティK毎日添加」とおっしゃっております
これだけは、間違いないかと
最後に一点。
「常に一定濃度の肥料があると水草が健全に育つ」という、ゆるぎない証拠があります
それは・・・・
「自然の川です」
水草が繁茂している川では、常に一定レベルの肥料成分が含まれているわけですから。
やはり、自然を見習え!ってことですネ