築25年のマンション。
和室をフローリングに変えたいとのご要望からのリフォームです。
お話をうかがっていると普段は一人でお住まいで広々住みたいとのことで
壁を取り払ってキッチン、リビング、(和室→洋室)を
ワンルームにすることになりました。
来客時のことを考えて建具で仕切れるようにしてあります。
家族構成が変わると住み方も変化してきます。
目先のことだけでなく、この先どんな生活をしたいのか?
リフォームはこれからの生活を考える良い機会となりますね。
古民家の再生やリフォームだけでなく新築住宅に古材を活用することもあり
勉強していた関係で先日伝統再築士の資格をいただきました。
これは古民家鑑定士さんと違い建築士免許が必要な資格になります。
建築士の資格は建築基準法に乗っ取った設計に関する資格に対し
伝統再築士の資格は建築基準法ができる以前の古いたてものの再築に関する資格です。
同じ建物の設計資格とはいえ建築基準法の成立を境に強度にや構造に関する考え方が真逆ともいえるように変わるので
古民家も手がける者として取得しておきたかった資格です。
古民家のリフォームをしていると手をつけていなかった場所より以前にリフォームをしたところが痛んでいることがよくあります。
主に水回りと広縁。
現代の考え方で安易にリフォームして湿気で家がやられてしまってる事例が大半です。
長い年月受け継がれてきた家だからこそ丁寧に修復して住み継いでいってもらいたいと思います。
昨日も打ち合わせ2件してたけど、、、
GWにたっぷりとお休みをいただき、今日から仕事はじめです。
と、言いながらお休みの話から、、、
令和の元日は「即位禮當日祭・十種神寶奉献の儀」に参加させていただきました。
その前後の日に様々な森の中へ。
針葉樹
広葉樹
白樺の木々
(ホントはもっと綺麗なところがあったけど「木」と会話する同行者に遠慮して撮影できなかった)
岩の上に生える大木
植生や在り方はそれぞれでしたが、木々の中にいる心地よさは格別。
今後「縄文の森」「甦生村」「循環モデル〇〇農園(仮)」といったプロジェクトが展開されます。
私の中でも関わるもの、見守るもの、それぞれありますが、
7代先を見据えた「場」づくりが各地で始まったことを感じます。
私もイヤシロチ化住宅と共にこちらの活動もしていきます。
令和の初詣は守屋山山頂にある守屋神社でした!
ランチを買いに車を走らせていると満開の桜並木が目に入り、
あまりに気持ち良さそうなので車を停めてお散歩しました。
今年はお花見のタイミング、合ってよかった!
(去年は弘前城まで行ったのに満開のタイミングずれてた....)
土手に座ってサンドウィッチを頬張りコーヒー飲んで御満悦 (^.^) 気持ち良かった〜。
平日の昼間でしたが、
軽トラの周りでお弁当を広げているご近所さん。
ベビーカーでお散歩しているご夫婦。
お酒酌み交わしているおじいちゃん達。
一眼レフで写真に夢中のカメラ女子。
昼休みに外に出てきた工場の若者。
営業車を脇に停めて伸びをしている人。
それぞれが気持ち良い空間に吸い寄せられているようでした。
もちろん「 桜 」あっての行動ですが、気持ち良い空間 というのは人は本能的に知っているのだと感じました。
今年度より住宅に対し新しいコンセプトを導入します。
「イヤシロチ化」
今までは科学的根拠や説明がしにくく、個人的趣味として利用していましたが、
新しい時代に向けて「見て気持ちよく、住んで気持ちいい」に「見えないところも気持ちいい」をプラスしていきます。
家相・風水・気学等よくよく考えて見たら住宅ではごく自然に取り入れられていた「見えない計画」。
理解されにくいからとわざわざ分離させていたのが不自然でした。
これからは木の家、自然素材に加えてイヤシロチ化住宅について、こちらでも発信していきます。