子どもが5歳ぐらいになったら、

「ゲームが欲しい!」と言い出しますよね。


うちのアップルくんもそうでした。


誕生日に買ってあげようか、どうしたらいいのかと悩んで、

ベビーシッターさんに相談したり、

ゲーム売り場まで実際に行って、店員さんにどんなゲームがあるのか、

5歳ぐらいならどんなのができるのかを尋ねたりもしました。


他のお母さん方も、

「時間を決めてやるようにしたらいいと思うよ」

と、話してくれたりしたのですが、


結局、そういうゲームは、与えることはやめました。

その時の理由は、

◆性格的にゲームするのには向いていない。

◆時間を決めてもやめれない。

◆やめさせる事が私のストレスになりそう。

◆ソフトを買っていくにはお金がかかる。

こんな理由でした。


『ゲーム脳』という言葉も気になっていました。


今、アップルくんが4年生になって、

やっぱり、小さい頃はやらなくてよかったなと思います。


なぜかというと、

「時間を決めるといい」「視力が落ちる」とか

そんな問題ではありませんでした。


私は「『ゲーム脳』って本当のとこどうなのよ?」って思っていたので、

ゲームのことにはとても詳しいmixiのマイミクさんに、

教えて頂きました。

納得できるお話なので、

このブログでも紹介させて頂きたい思いました。
(マイミクさんには了承済です。)
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ゲームが脳に与える影響というのはいくつか論文が出ています。
ゲーム脳というのは、その中でも一番話題を集めました。

一言で言うと、以下のような内容です。

ゲームでは何をしなくちゃいけない?と考えるより
即、行動しなくてはいけないですよね?

この行動は反射的なものですから、
人間の情緒などをつかさどる部分を経由しないで行動するため
これを繰り返すことは情緒不安定な人間が
出来上がると言う理論を脳波で証明したんです。

ただ、この学説まったく根拠がないものです。

反射神経的な行動って、将棋の名人の脳波とかでも同じ結果になるんです。


なので、ゲーム脳というのは実は現在の学説では間違いとされています。
(それどころかトンデモナイ学説のひとつとされています)
現在は、日本の神経学界が正式に研究しているはずです。


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【オレンジ】

こういうことなら大丈夫やんと思いますよね。

そうなんです。ゲームをしても大丈夫なんです。


でも、 私がひっかかっているのは、

人をやっつけていくゲームです。

簡単に人を殺したり・・・

「こういうのんってよくないんちゃうん。」と思います。

実社会と、ゲームの世界が同じになってしまう場合です。

コミュニケーション不足にもなるだろうし、

なんでも、リセットしてしまうようになってもね~。


ゲームビジネス界も、この現状には困っているようです。


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ここからは、ゲームの構造の話に成るのですが・・・

ゲームというのはストレスとその開放という報酬の繰り返しで作られています。

ストレスを開放する気持ちよさがあるので、ストレスを受けた状態ではやめにくい
そして今のゲームではそれが複雑に時間軸がずれているんです。
これは解決してるけどあっちはまだ残ったままだから
もう少しやりたいみたいに思わせるように。

今は友達と競い合ったり交換し合ったりするゲームも多いため、
プレイするとやめにくいと思います。
(長く遊んだほうが有利⇒自慢される⇒もっとやりたい)

こんな感じなので始めるとなかなかやめにくいのがお分かりいただけると思います。

また、新しい学説で正義のヒーローになるものは、他者排除の心理を植えつけるためよくないというものもあるんです。
(ヒーローモノドラマなども同じです)


理想論で言えばゲーム以上の楽しい遊びを提案すればいいわけですが、ゲーム自体が子ども達のコミュニケーションツールのひとつになっていることも否めません。

どうしても遊びたいという話になった場合、しっかり話し合われ、無理に拒否しなくてもいいと思います。それも、与えないことも無理強いしていることになりますから。

ただ、ゲームを遊ばせるには、与える側も子ども以上にゲームを好き(詳しい)じゃないとダメかなと思います。それでなくてもゲームはコミュニケーション不足を生みますから。


アップル君のお友達に何らかの影響を感じ取られていらっしゃるなら、
別の原因も考えられます。環境ホルモンとか、家庭環境とか・・・
(特に多くの場合、子どもを静かにさせるためにゲームを利用することが多く、コミュニケーション不足が問題にあると思います)


●まとめると
* いわゆるゲーム脳というやつは大丈夫です。
いまだにTVとかでもやってたりするのは、視聴率が稼げるからやTVメディア以外の敵を常に作っておかなければいけないからであって、根拠はまったく問題ないです。

* 次にオレンジさんが仰られています過激表現がもたらす心理影響ですが、
これは問題があると思います。

自分達で買うソフトを選べば問題ない話ですが、
子ども達はゲームソフトを貸し借りするのでそういうわけにはいきませんしね。

それに時間を決めて遊ぶというのも難しいと思います。

ただ、端から悪いものとして拒否するのも違うかもしれませんね。
とはいえ遊んで得るものがあるゲームって少ないんですけどね・・・

子ども達の基本的なコミュニケーションツールになっている面もありますから、
端からゲーム=悪いものと拒否しないで、
なぜ必要かを汲み取ってあげることも出てくるかもしれません。


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【オレンジ】

私が思うに・・・
ゲームを子どもに与える理由として、

◆みんなやっているから取り残されないように。

◆ひとりで遊んでくれるから楽。

◆親も遊んでみたいから。


こんな理由が親の気持ちの中にないでしょうか。

子どものことを考えるより、
親の気持ちの方が優先しているのではないかと思うのです。

もちろん「子どもが欲しがるものを買ってあげたい」という気持ちは
あると思います。楽しいそうですしね。


私がゲームに関して思った結論は、

『5歳ぐらいからは、ゲームができる年齢ですが、
 人とのコミュニケーションを覚えていく時期なので、
 そっちを優先にした方がいいかもしれないということです。』

同時進行できるならいいと思いますが、
実際にできるかは難しいと思います。私にはわかりません。。。


‘人生ゲーム’や、私たちが子どもの頃に流行ったゲームが
今、復活していますよね。

あういうゲームなら、お友達とコミュニケーションをとりながら、
考えたり、勝ったり、負けたりと‥、
人と話しながらできるので、私はこっちのタイプの方を好みます。


今のアップルくんなら、
お友達とのこともいろいろあって、
コミュニケーション能力もつき、

ゲームをしても悪影響を及ぼすことがないと思うのですが、
好きなことがあるので、
ゲームやってる時間ないかも?ですね^^


ゲームについては、今になってやっと、
頭の中の整理ができた感じです。


この『ゲーム脳』について教えて頂いた

マイミクさんには感謝しております。

有り難うございます。