すっごく盛り上がってます、『蓮キョ☆メロキュン推進!ラブコラボ研究所』!!
第一話 風月様
第二話 ピコ様
第三話 ケロちゃん様
第四話 美花様
第五話 sei様
第六話 チカ様
第七話 明太山葵様
第八話 ひかり様
第九話 翠蓮悠璃様
第十話 マックちゃん様
というそうそうたるメンバーの後を引き継ぐっつー、なんとも言えないプレッシャーを感じつつも、楽しんじゃおうと開き直り気味な、いりるでございます。
さてさて、皆様の所で読んで来られた方々ならばお分かりの事とは思いますが、マックちゃん様が2人にムード満点なお祝いディナーデートをセッティングしてくださいました♪
どこをどうメロキュンさせたか、果たして出来てるかは…↓からどうぞ♪
蓮にエスコートされて入った個室は、キョーコの好みにストライクな可愛らしいインテリアで統一されていた。
キョーコはうっとりと部屋の中を見渡し、蓮はそんなキョーコを見て例に漏れず口を手で隠す様にして腕を組んでいた。
(…今、腕組み外したら、抱き締めて離せないな…。
こんなにキラキラした可愛い顔見せられたら…。
可愛すぎるよ、最上さん…。)
そんな蓮の心も知らずに満面の笑顔を向けてきたキョーコに、蓮は慌てて何時もの笑顔を返し、椅子の背を引いて着席を促した。
「…改めて、ショーの成功をお祝いするね?
おめでとう、最上さん。」
車で来た蓮と未成年のキョーコではアルコールというわけにはいかないので、雰囲気だけでもとアップルソーダの入ったグラスを掲げると、キョーコはこれまた破壊力抜群なはにかんだ笑顔を蓮に向けた。
「あ、ありがとうございます。
…これもみんな敦賀さんが指導して下さったから出来た事で…。
本当にありがとうございました。」
「俺は大したことしてないよ?
そりゃ少しは指導はしたけど…君の努力の賜物だろう?」
「そんなことありません!!
敦賀さんがいなかったら私…絶対ステージの上で失敗してましたよ?
今日だって…直前まで本当にガチガチだったのに、敦賀さんが電話下さったからリラックス出来たんですから!!
敦賀さんはいつでも…私に勇気と…前に進む力をくれるんです…。」
真っ直ぐ蓮を見詰めて力説していたキョーコだったが、最後の方は潤んだ瞳で、蓮の理性がぐらつきそうな乙女の顔をしていた。
「…力になれたのなら、嬉しいよ…。」
それだけ言うのが精一杯で、蓮はただ黙ってキョーコを見詰め返した。
キョーコはそんな蓮の熱っぽい視線から逃げることも出来ず、ドキドキと高鳴り続ける心臓の鼓動と共に鍵の外れる音を聞いた気がしていた。
静寂を破ったのは、店員が個室の扉をノックする音だった。
2人は知らず詰めていた息を吐き、どこかギクシャクしながらもうまくそれを隠しながら穏やかに食事を始めたのだった…。
「…ご馳走様でした。
あの、本当に…。」
「お祝いなんだからね?
ちゃんとご馳走させてくれなきゃ、意味無いでしょ?」
おどけて言う蓮に、クスクス笑ってキョーコは頷いた。
「はい、とっても美味しかったです。
すごく勉強にもなったし…。
あんな食材の使い方もあるんだなぁ、って目から鱗でしたよ?
今度実践してみたいです!」
「君は本当に勉強家だよね。
じゃあ、君なりのアレンジメニューを楽しみにしようかな?」
車を運転しながら、楽しそうなキョーコの話をBGMにドライブしていた蓮は次の機会を探っていた。
「…そ、それじゃあの…こ、これ、また次の機会までお返ししますね?」
キョーコがバッグから出したのは蓮のマンションのカードキー。
蓮はそれを認めて車を路肩に寄せると、キョーコの手を包むようにして押し戻した。
「持っていて。
いつだって来てくれていいんだ。」
「で、でも…。」
戸惑うキョーコの頭を優しく撫でて、そのまま頬に触れると困惑しながらもそれを甘受する様子に蓮は3週間の時間が築き上げた自分達の今の距離だと感じていた。
「君だから鍵を持っていて欲しいんだ。
勿論スケジュールが合わなければ逢えないだろうけど…レッスンが無くても…何の理由も無くても逢いたいと思っちゃ駄目…かな…?」
「…い、色々相談に乗っていただいて…ご迷惑掛けっぱなしな気がするんですが…それでもいいんでしょうか…?」
「…君が来てくれると癒されるよ。
迷惑なんて、そんなことあるわけがない。」
「…じゃ、じゃあこのまま、お預かりしてていいですか…?
次のお約束はまだ出来ませんけど…。」
「楽しみにしてる。
…これは約束のしるし、だよ。」
運転席から身を乗りだし、蓮はキョーコの柔らかな頬に唇を落とした。
お互いにさして間を置かずに逢えることを期待して。
…しかしその希望は叶えられる事はなく、預けられたカードキーが陽の目を見たのはそれから3ヶ月も先の話になる。
モデルとして鮮烈なデビューを飾ったキョーコにファッション雑誌や広告業界からのオファーが殺到し、タレント部内が嬉しい悲鳴を上げる形になったからだった。
…メロキュンはどこ!?
すんません、今の私じゃこれが精一杯ですぅぅ~!!
後は風月様にお任せしますね!!
第一話 風月様
第二話 ピコ様
第三話 ケロちゃん様
第四話 美花様
第五話 sei様
第六話 チカ様
第七話 明太山葵様
第八話 ひかり様
第九話 翠蓮悠璃様
第十話 マックちゃん様
というそうそうたるメンバーの後を引き継ぐっつー、なんとも言えないプレッシャーを感じつつも、楽しんじゃおうと開き直り気味な、いりるでございます。
さてさて、皆様の所で読んで来られた方々ならばお分かりの事とは思いますが、マックちゃん様が2人にムード満点なお祝いディナーデートをセッティングしてくださいました♪
どこをどうメロキュンさせたか、果たして出来てるかは…↓からどうぞ♪
蓮にエスコートされて入った個室は、キョーコの好みにストライクな可愛らしいインテリアで統一されていた。
キョーコはうっとりと部屋の中を見渡し、蓮はそんなキョーコを見て例に漏れず口を手で隠す様にして腕を組んでいた。
(…今、腕組み外したら、抱き締めて離せないな…。
こんなにキラキラした可愛い顔見せられたら…。
可愛すぎるよ、最上さん…。)
そんな蓮の心も知らずに満面の笑顔を向けてきたキョーコに、蓮は慌てて何時もの笑顔を返し、椅子の背を引いて着席を促した。
「…改めて、ショーの成功をお祝いするね?
おめでとう、最上さん。」
車で来た蓮と未成年のキョーコではアルコールというわけにはいかないので、雰囲気だけでもとアップルソーダの入ったグラスを掲げると、キョーコはこれまた破壊力抜群なはにかんだ笑顔を蓮に向けた。
「あ、ありがとうございます。
…これもみんな敦賀さんが指導して下さったから出来た事で…。
本当にありがとうございました。」
「俺は大したことしてないよ?
そりゃ少しは指導はしたけど…君の努力の賜物だろう?」
「そんなことありません!!
敦賀さんがいなかったら私…絶対ステージの上で失敗してましたよ?
今日だって…直前まで本当にガチガチだったのに、敦賀さんが電話下さったからリラックス出来たんですから!!
敦賀さんはいつでも…私に勇気と…前に進む力をくれるんです…。」
真っ直ぐ蓮を見詰めて力説していたキョーコだったが、最後の方は潤んだ瞳で、蓮の理性がぐらつきそうな乙女の顔をしていた。
「…力になれたのなら、嬉しいよ…。」
それだけ言うのが精一杯で、蓮はただ黙ってキョーコを見詰め返した。
キョーコはそんな蓮の熱っぽい視線から逃げることも出来ず、ドキドキと高鳴り続ける心臓の鼓動と共に鍵の外れる音を聞いた気がしていた。
静寂を破ったのは、店員が個室の扉をノックする音だった。
2人は知らず詰めていた息を吐き、どこかギクシャクしながらもうまくそれを隠しながら穏やかに食事を始めたのだった…。
「…ご馳走様でした。
あの、本当に…。」
「お祝いなんだからね?
ちゃんとご馳走させてくれなきゃ、意味無いでしょ?」
おどけて言う蓮に、クスクス笑ってキョーコは頷いた。
「はい、とっても美味しかったです。
すごく勉強にもなったし…。
あんな食材の使い方もあるんだなぁ、って目から鱗でしたよ?
今度実践してみたいです!」
「君は本当に勉強家だよね。
じゃあ、君なりのアレンジメニューを楽しみにしようかな?」
車を運転しながら、楽しそうなキョーコの話をBGMにドライブしていた蓮は次の機会を探っていた。
「…そ、それじゃあの…こ、これ、また次の機会までお返ししますね?」
キョーコがバッグから出したのは蓮のマンションのカードキー。
蓮はそれを認めて車を路肩に寄せると、キョーコの手を包むようにして押し戻した。
「持っていて。
いつだって来てくれていいんだ。」
「で、でも…。」
戸惑うキョーコの頭を優しく撫でて、そのまま頬に触れると困惑しながらもそれを甘受する様子に蓮は3週間の時間が築き上げた自分達の今の距離だと感じていた。
「君だから鍵を持っていて欲しいんだ。
勿論スケジュールが合わなければ逢えないだろうけど…レッスンが無くても…何の理由も無くても逢いたいと思っちゃ駄目…かな…?」
「…い、色々相談に乗っていただいて…ご迷惑掛けっぱなしな気がするんですが…それでもいいんでしょうか…?」
「…君が来てくれると癒されるよ。
迷惑なんて、そんなことあるわけがない。」
「…じゃ、じゃあこのまま、お預かりしてていいですか…?
次のお約束はまだ出来ませんけど…。」
「楽しみにしてる。
…これは約束のしるし、だよ。」
運転席から身を乗りだし、蓮はキョーコの柔らかな頬に唇を落とした。
お互いにさして間を置かずに逢えることを期待して。
…しかしその希望は叶えられる事はなく、預けられたカードキーが陽の目を見たのはそれから3ヶ月も先の話になる。
モデルとして鮮烈なデビューを飾ったキョーコにファッション雑誌や広告業界からのオファーが殺到し、タレント部内が嬉しい悲鳴を上げる形になったからだった。
…メロキュンはどこ!?
すんません、今の私じゃこれが精一杯ですぅぅ~!!
後は風月様にお任せしますね!!